2018.08.20
ReFrain ReFrain NEWS
11月23日にワンマン公演を行うReFrain ReFrainって、どんなバンド!?。その質問の答えを記そうか!

「何年経っても色褪せることなく、何度も何度も聴きたくなる。たくさんの人達の心に繰り返し響いて欲しいという願い。そんな願いと想いを込めて…」。ホームページに記されたReFrain ReFrainの紹介文だ。この言葉を読み、ReFrain ReFrainという存在に惹かれた。
元々はユニットとして活動をスタートしたReFrain ReFrainだったが、今は、ヴォーカルとギターを担当する中村禎のソロプロジェクトとして活動している。中村禎は以前、ViViDのギタリストRyogaと名乗り、メジャーでも活躍。日本武道館公演も経験してきた。
ReFrain ReFrainは、11月23日(金・祝)に西永福JAMを舞台にワンマン公演『ReFrain ReFrain ONEMAN LIVE『It's your whereabouts』』を行うことを発表。つい先日よりチケットも発売になった。
現在もReFrain ReFrainは、様々なイベントに出演しては、触れた人たちの心へ”寄り添う衝動”を与え続けている。胸に温もり覚えるその喜びを少しでも多くの人たちに伝えようと、8月17日(金)に下北沢CLUB251で行われたイベント「JUNGLE☆LIFE × CLUB251 presents Whiteboard Jungle」へ出演していたReFrain ReFrainをつかまえた。
この日は、ReFrain ReFrainをトリに、FUZ/高高/KOKI/you any a me(O.A)が出演。観客たちの熱い視線を一身に受け、ReFrain ReFrainのライブは幕を開けた。

その音は一瞬にして身体を揺さぶった。力を帯びたビートに合わせ、切れ味鋭いギターサウンドが舞台上から激しく掻き鳴らされた。勢い良く駆け出した演奏の上で、悲しみを背負った気持ちを振り払うように歌う中村禎。ReFrain ReFrainのライブは、胸を熱く揺さぶる『Stay with me』から幕を開けた。「君と出会い生きることすべて惡くなんてない そう思えたんだ」。力強い演奏に乗せ、少しずつ感情を剥き出しに、彼は「信じることをやめないで~今ここから始めよう」と伝えてゆく。その歌は、確かな希望を抱いている。『Stay with me』に触れた僕らも、中村禎と同じように心を前へ向けていた。
 後悔の想いを吐き捨てるように、『last scene』へ揺れ動く痛い感情をぶつけだす。「あの日に戻りたくて」と、戻れない現実にむせび泣く心を、中村禎はソリッドでクールなギターサウンドの上で歌いあげる。なんて、心に切ないドラマを次々と映し出すステージングだ。今にも感情の崩落しそうな歌声が、痛く胸を刺してゆく。だからこそ、その想いへ優しく寄り添おうと、誰もが心の手をそっと彼に伸ばしていた。

「今日はすげぇ熱い想いをもらって、僕らもここに立たせてもらっています。僕は、音楽で誰かの笑顔が増えるんじゃないかと思ってReFrain ReFrainとして活動しています。雨の日や嫌な日が、僕の歌で少しでも楽に、前向きになれたら…」(中村禎)

続く『HAPPY RAINY DAY』を通して届けたのは、優しい光射す表情。ReFrain ReFrainの歌は、何時だって目の前にドラマを映し出す。何時もなら悲しさ抱く雨の風景さえ、歌や演奏へ触れてくうちにどこか幸せ覚える景色に見えていた。何より、沈みがちな心にこの歌が少しずつ光を与えてくれた。僕らは、舞台上で歌う中村禎の姿から視線を逸らしたくない気持ちでいた。秘めた想いが少しずつ熱を帯びるように、何時しか雨が上がるように、僕らの心の陰りも何時か澄み渡るのかなと想いを巡らせながら、「君がいるから HAPPY RAINY DAY」と歌う声に小さな幸せを覚えていた。
演奏は、光を集めるようにふたたび駆けだした。フロアーから沸き上がる手拍子。中村禎の伸びのある歌声が場内中へ広がるのに合わせ、楽曲も少しずつ輝きをまといだした。その煌きは、心に希望を与えていく。ReFrain ReFrainの奏でる『花』が、心を少しずつ鮮やかな景色に塗り替えてゆく。何処か後悔を背負った歌かも知れない。それでも、舞台上から流れる繊細できらびやかな表情を持って揺れる『花』が、僕らの心へ少しずつ光を射し込んでいく。それはまるで、心に歌の養分を注ぎ、確かな想いを持って芽吹かせるように…。

「みなさん、ここから飛ばしていく時間です。みんなで一つになって楽しもう」。勇壮なリズムの上で、ギターを力強くストロークしてゆく。中村禎は『TONIGHT』を、雄々しさ抱いた歌声を昂る心と重ね合わせ届けてきた。気持ちの奥底から沸きだす衝動を、彼は歌声と掻き鳴らすギターの音へぶつけてゆく。その音色と歌声は、何時しか中村禎自身の想いと重なり、猛る感情を抱いた歌として熱く心を震わせていた。飛び跳ね騒ぐことで、フロアー中の人たちの気持ちもどんどん開放されてゆく。そして…。
最後にReFrain ReFrainは、すべてのわだかまりや切なさを解き放つように『everything』を届けてくれた。「今でも奏でること歌うことすべて 夢の続きも諦めたりしないから」。自分がここに存在する理由を示したうえで、共に想いを分かち合い、一緒に未来を描こうと、躍動する演奏に乗せ中村禎は仲間たちへそう呼びかけてきた。「今日も君を導くよ」、彼の誘いに身を預け、誰もが視線を熱くステージへ注ぎ、疼く身体を音に合わせ揺らし続けていた。「声は君を灯す」。ReFrain ReFrainの歌は、何時だって心に確かな光を降り注いでゆく。だから僕らは、ReFrain ReFrainの音楽に手を伸ばしたくなる。

11月23日に西永福JAMで行うライブは、中村禎のソロプロジェクトになってから初のワンマン公演になる。その日までにReFrain ReFrainが、どんな姿へ進化しているのか楽しみになってきた。

TEXT:長澤智典



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ReFrain ReFrain twitter
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★LIVE情報★

『ReFrain ReFrain ONEMAN LIVE『It's your whereabouts』』
2018年11月23日(金・祝)西永福JAM
OPEN18:30/START19:00
\4,000(D代別)
イープラス http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002268872P0030001

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