「Mashup LIVE -異彩- streaming by GALPO LIVE SHOW Vol.4」増井みお編

2023.06.24

太田家/囁揺的音楽集団AsMR/月照ラスの3バンドを筆頭に、音楽系Vtuberユニット Silent Emotionなど、いくつものバンド/ユニット/ソロアーティストが所属しているMashup Records。同レーベルが、2023年1月より、太田家/囁揺的音楽集団AsMR/月照ラスの3バンドを中心に据えたイベント「-異彩-」の定期開催をスタート。

第四弾として行われたのが、4月26日(木)に青山RiZMで催した「Mashup LIVE -異彩- streaming by GALPO LIVE SHOW Vol.4」になる。この日は、ゲストに高校3年生17歳のシンガーソングライター安城夢那が出演。さらに、オープニングアクトで増井みおも登場。当日のライブの中から、ここでは増井みおの公演の模様をお伝えしたい。　

増井みお

　増井みおのライブは，ちょっと甘酸っぱい表情を見せる『ビターチョコ』からスタート。彼女自身が少し甘えた声で、愛らしい表情を見せながら、会場中の人たちにSweet Kissなアプローチを見せていた。甘酸っぱい乙女の心模様へ、さらに甘いフレイバーを振りかけるように彼女は歌っていた。増井みおが手を大きく左右に振る動きに合わせ、少し遠慮ぎみに手を振る人たちの姿が愛おしい。

　増井みおにとっては、1年以上ぶりのライブ。この日はソロだが、これからはバンドスタイルで活動することも伝えていた。

最後に増井みおが届けたのが『WANNA』。この曲では、荒ぶる楽曲に気持ちを乗せながら、歌の世界へ一気に感情を溶け込ませ、荒ぶる気持ちで歌っていた。でも、彼女自身の歌声が甘くメロディアスな表情を持っていれば、楽曲も激しさから抑揚を持った様へ次々と変化してゆくように、増井みお自身も、曲の表情に合わせ、がなる声から甘えた仕種まで、曲に合わせて巧みに,華麗に歌声の色を変えながら、楽曲にドラマを作りあげていた。これからの活躍が楽しみになるシンガーが、ここに誕生した。

PHOTO:鶴田健吾

TEXT:長澤智典

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