2019.02.25
中島 愛 凱旋ライブ in mito LIGHTHOUSE~しみじみ茨城~ レポート

茨城県水戸市出身の声優・アーティストの中島 愛(愛称:まめぐ)が、地元の水戸市で凱旋ライブをおこなった。


会場となった水戸ライトハウスは、今年オープン30周年を迎える老舗ライブハウス。キャパシティ350人のフロアが満員で埋まる中、鮮やかなグリーンのノースリーブのトップスと黄色のフレアスカートをまとったまめぐが登場。「みんな、しみじみ茨城やってきたか~?」というひと言を皮切りに、まずは中島 愛名義としてのデビュー曲「天使になりたい」を披露した。


続く2曲目は、茨城にちなんで「スターライト納豆」。『マクロスF』のランカ・リーが作品の中で歌った、架空のメーカーのCMソングだ。納豆のパックを手に歌う姿は、観客に大ウケ。歌い終わってすぐ、「それ、中入ってんの?」と観客から声がかかり、「挨拶がまだだよ(笑)」と苦笑いするまめぐ。「中島 愛です。ようこそ茨城へ」と、地元に駆けつけてくれたファンを笑顔で歓迎した。


3曲目は、最新作のカバー・ミニアルバム『ラブリー・タイム・トラベル』から、松田聖子のカバー、「Kimono Beat」。そこから、kz(livetune)作詞作曲のジャジーナンバー「Bitter Sweet Harmony」に繋ぎ、同シングルのカップリング曲である「ポラリス」へ。ゆったりとしたグルーヴが心地よい「ポラリス」では最後にギターソロが入り、熱を高めつつフィニッシュした。


3曲とも、バンド演奏で披露するのは初めてで、歌うのを楽しみにしていたというまめぐ。いずれもスタイリッシュな雰囲気を持った大人っぽい曲で、今の中島 愛の立ち位置を象徴するような流れになっていた。


そこから一転して、声優・中島 愛だからこそ出来るコーナーへ。自身が演じたキャラクターのセリフとともに、キャラソンやアニメ主題を続けて披露していく。

まずは、「世界に広がるビッグな愛!キュアラブリー!」というセリフから、『ハピネスチャージプリキュア!』キュアラブリー(愛乃めぐみ)のキャラソン「ドデカ・ラブ」。

続いて、「マスター、水戸でライブをやれて、レーネ嬉しいのです!」というセリフから、『武装神姫』オープニングテーマ「Install × Dream」のレーネ・バージョン。

3曲目は、「私の歌、届くといいな」というセリフから、「ランカとBrand New Peach」。『マクロスF 10周年記念シングル「Good job!」に収録されたランカのソロ曲だ。


Install × Dream」を歌ったのはアニメ放送時のイベント以来ということで、かなりレア。歌い終えた後のMCで、「この曲は(作曲・編曲が)織田哲郎さんで」と作曲家の名前がまず出てくるところが、まめぐらしいところだ。さまざまなメディアを通して、彼女が往年の歌謡曲・Jポップのディープなファンであることが知れ渡っている。


続いては、アコースティックギターとともに、落ち着いた楽曲のコーナーへ。「知らない気持ち」「星空」の2曲を披露した。

バラードの「星空」の演奏が終わり、しっとりとした空気が場内を覆う中、突然流れてきたのは、「茨城県民体操」の伴奏曲。それに合わせて、まめぐとバンドメンバーが体操を始める。「高校時代にジャージ姿でやらされて、恥ずかしかった」という屈伸運動を、あえて曲を早送りしてまで再現してみせるまめぐ。地元ならではの弾けっぷりに、場内は大ウケした。


場が温まったところで、ライブはいよいよ後半へ。「サブマリーン」、「サタデー・ナイト・クエスチョン」、「ワタシノセカイ」とアッパーな楽曲を続けて歌い上げていく。

「サブマリーン」のラストにはギターソロとベースソロが、「サタデー・ナイト・クエスチョン」の終盤にはドラムソロがそれぞれ入り、バンドメンバーの見せ場も。熱い歌と演奏に場内はヒートアップした。


「ワタシノセカイ」の後のバンド紹介は、和やかな雰囲気に。ベースの坂本竜太が「スターライト納豆」で使われた納豆の中身を食べたのは私です、とカミングアウトしたり、バンマス西脇辰弥による「世界の救急車のサイレン音」の即興演奏があったりして、まめぐも楽しそうに笑う。


そして本編のラストは、松本伊代のカバー「時に愛は」。『ラブリー・タイム・トラベル』の最後を飾っていたバラードを、バンド演奏で歌い上げた。


アンコールでは、ファンのみんなが待っていた「星間飛行」。ライブTシャツに着替え、「しみじみ茨城」のロゴ入りタオルを首に巻きながら歌うという、今までにないリラックスしたスタイルでの披露となった。


ここで、まめぐから2つの発表が。1つ目は、誕生月の6月にベストアルバムをリリースすること。2つ目は721日に恵比寿ガーデンホールでワンマンライブを開催すること。「今年30歳になって、アラサーからサーに昇格して1発目のワンマンライブになるので、ぜひいらしてください」とまめぐ。「アラサーからサー」という意味不明のひと言に、自分自身が大ウケしていた。


「この一回きりではないと信じたい。また、地元で会えることを祈って、私の大好きな曲で、一旦締めたいと思います。というMCとともに、ライブの最後の曲となったのは、「金色~君を好きになってよかった~」。ファンにはおなじみの曲で、サビでは大合唱が巻き起こる。

「みんな最高! これで、茨城のことも水戸のことも好きになってくれましたよね? またぜひ、茨城に遊びに来てください」というまめぐの地元アピールとともに、ライブは幕を閉じた。


M1 天使になりたい

M2 スターライト納豆

M3 Kimono Beat

M4 Bitter Sweet Harmony

M5 ポラリス

~キュアラブリー台詞~

M6 ドデカラブ

~レーネ台詞~

M7 Install × DreamLENE Ver.

~ランカ台詞~

M8 ランカとBrand New Peach

M9 知らない気持ち

M10 星空

~県民体操

M11 サブマリーン

M12 サタデー・ナイト・クエスチョン

M13 ワタシノセカイ

M14 時に愛は

EN1 星間飛行

EN2 金色~君を好きになってよかった~


K 西脇辰弥

G 外園一馬

B 坂本竜太

D 村石雅行



撮影:SHIN ISHIKAWA



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