2018.05.27
やまもとゆい インタヴュー

ゆいざらす、ヲタクの保育士になることを宣言。

ついにソロ活動を開始したゆいざらすことやまもとゆい。5月13日のデビューライブ以降、数多くのイベントライブへ出演している。そんなやまもとゆいの言葉を、ここにお届けします。

子供よりも、ヲタクのほうがわたしは愛おしかったです(笑)。

――ゆいざらすさん、なぜ、一度引退したのに、ふたたびアイドル活動を始めようと思ったわけ?
ゆいざらす 3年くらい、活動停止した期間が空いてますからね。そもそも辞めた理由が保育士になるという名目だったんですけど、実際に保育士の実習を体験したら、わたしには向いていなかったんです。今は、いろんなアイドルさんがシーンにはいるじゃないですか。「なんかわたし、今ならイケる気がずる」と思いました。

――その自信の根拠が気になるんだけど。
ゆいざらす なんか、最近のアイドルって、みんな"病んでる"じゃないですか。だけど、その辺の闇は出尽くしたなと思って。わたし"明るく病んでる"んで。そろそろ明るい闇の時期かなみたいな(笑)。子供を保育するよりも、わたしはヲタクの保育がしたい。ヲタクの面倒を見たいと思って。やっぱし子供よりも、ヲタクのほうがわたしは愛おしかったです(笑)。

――ヲタクのほうが、指導しがいがありますからね。
ゆいざらす そうですね、だからわたしもヲタクと一緒に成長していこうと思ってます(笑)。

――ヲタクのほうが、子供よりも素直に言うこと聴いてくれるからなぁ。
ゆいざらす それは間違いないですね。もちろん、子供だって言うことを聞いてる姿を見ていると可愛いんですけど。「可愛い先生と一緒になろう」と甘えてくる姿を見てると、今の子供たちはマセてるなぁと思います。

――だったら、ヲタクのほうがもっと素直だもんなぁ。
ゆいざらす アハハハハッ、でも、そう思いました。

――そこから、ふたたびアイドルとして活動をしようと思ったわけだ。でも、グループではなくソロだったんですね。
ゆいざらす わたし、ホントはグループだと思って応募したんですよ。その応募要項をちゃんと読んでなくて、「ソロなんですけど、大丈夫ですか?」と返信が来て、「あっ、ソロなんですか」みたいな。結果、ソロになっちゃったなって感じです。

――それはそれで、納得しているわけでしょ。
ゆいざらす そうですね。やりたいことがみんな違うと意見のぶつかりあいになるんで、そういう意味ではソロで良かったなと思います。運営の人と「こうしたい、あーしたい」とちゃんと話が出来れば、打ち合わせたことをそのまま実践出来るので。

――さっき「明るい闇」を表現していきたいと言ってたけど、ゆいちゃんの中に明確なヴィジョンが見えてる感じ?
ゆいざらす 「こうしたい」というのは、漠然とだけどあります。今は、そこへ向かってやっていこうと思ってます。

――5月13日が初ライブになりました。この日へ至るまでにも、心のドキドキはずっと感じてました?
ゆい 人が一人も来ない夢を見たり(笑)。「大丈夫?、これで良かったのかな?」って思うことはけっこうありました。