2020.10.13
燃えこれ学園 NEWS
燃えこれ学園が6月より定期的に行っている「無観客ライブ配信」。誕生日前日になる10月6日(火)に、熊野はるの生誕祭が行われた。この日は、先に無観客無料ライブ配信を実施。その後、いつものように無観客ライブ配信を行う形で進められた。
「無観客無料ライブ配信 ~燃えこれ学園ミニ・ライブ~」
燃えこれ学園の名前は知ってるけど…という人たちに向け、新しい出会いを作ろうと行なったのが「無観客無料ライブ配信」。チャイムの音に導かれ、メンバーらがステージへ登場。ライブは、「すき!すき!好き!!」からスタート。燃えこれ学園らしい、青春を謳歌してゆく様を感じられる楽曲だ。彼女たちが「君が好き」と歌うたびに、胸の鼓動が高鳴る。メンバーたちの姿に刺激を受け、画面の向こうで一緒に「好き!!」と叫んでいた人たちもいたのでは?!「すき!すき!好き!!」を歌う彼女たちの姿を見つめながらずっと、ときめきを感じていた。
表情は一変。和要素抱いた音色も印象深い「夢幻華」の登場だ。躍動する楽曲に気持ちをシンクロさせるように凛々しい声で歌を届けるメンバーたち。艶(あで)やかに舞い歌う姿は、風に吹かれ舞い散る薄紅色の花吹雪のよう。
ここで、候補生だった山田みつきが11月より新入生として加入することを発表。MCでは、難病のためリモート参加中の仲川つむぎが書き込まれたコメントの数々を読み上げていた。
最後は、これからも一緒に道を歩み続けよう。ともに新しい未来を築こうと呼びかけるように「Re-START」を歌唱。心へ光を降り注ぐ楽曲を通し、彼女たちは「いつでも 今が未来への スタートだから」と歌いながら、観ている人たちへ顔を上げて前へ進む勇気を与えていった。
「無観客ライブ配信~熊野はる生誕祭~ 」
10月7日で35歳を迎えた燃えこれ学園の先生、熊野はる。この日のセットリストは、彼女みずからセレクト。主役の熊野はるをフロントに、ライブは「BRAVE」から幕を開けた。勢い良く駆ける楽曲の上で、メンバー全員が凛々しい歌声を響かせる。大きく身体を揺さぶり歌うダイナミックなステージングがインパクト強く瞼に焼きついた。楽曲に込められた強い意志が彼女たちの歌声を通し増幅してゆく。
當銘菜々の歌声から始まったのが、「again」。次々とメンバーたちが歌声を繋ぐたび、彼女たちのパフォーマンスも熱を高めていた。重低音響く楽曲の上で、揺れ動く感情をぶつけるように力強いステージングを見せるメンバーたち。心の叫びのような熱い歌声が、観ている側の気持ちを騒がせる。
ステージは熱を帯びたまま、激しく雅な色を描きだす「夢幻華」へ。華やかに、力強く舞台の上で咲き誇ろうとする彼女たち。熱く攻めたステージングに触れ、気持ちの火照りが収まらない。
次のブロックは、「グッとエモい気持ちになってもらおう」(熊野はる)という想いで選曲。熊野はるの歌声から始まったのが、「0(zero)」。気持ちの奥底から沸き立つ情熱を解き放つように、エモーショナルに歌うメンバーたち。間奏時に見せた、當銘菜々の躍動的なダンスも印象的だ。彼女たちは描いた夢をつかもうと、「さぁ両手伸ばして この空にかざして」 と大きく手を伸ばしながら歌っていた。「この夜を越えて」と熱唱した熊野はるの姿も瞼に深く焼きついた。
勢いを加速するように「Lost in Time」が飛び出した。夢を追いかける中で抱く苦悩や葛藤さえも彼女たちはさらけ出し、自分たち自身へ言い聞かせながら、明日をつかもうと歌っていた。メンバーたちが力強く空へ伸ばした手は、彼女たちの強い意志を示していた。沸きだす熱情へ導かれるように歌うメンバーたち。その凛々しい姿が、とても眩しい。
「おい!おい!」と熱い叫び声を上げながら、「Melodious Revolution」へ。成田麻穂、佐々木千咲子、當銘菜々と歌を繋ぐたびに楽曲は熱を膨らませてゆく。メンバーたちが胸に抱いている強い意志を、彼女たちは力強く、高らかに歌い続ける。自分たちがなぜこの舞台に立って歌うのか、燃えこれ学園というグループを通し輝こうとしているのか。その意志や願いを伝えながら、ここから燃えこれ学園が革命を起こすと熱い歌声を響かせていた。
それまでの凛々しい姿から色を塗り変えるように飛び出したのが、気持ちをカラフルに染める「恋の魔法」だ。仲川つむぎもスクリーン越しに一緒に踊りながら、ときめく魔法をかけてゆく。自分たちがヒロインになり、胸の内で渦巻く恋する想いを力いっぱい歌っていた。青春という風景を描きながら観ている人たちを物語の中へ引き寄せる、その姿が眩しかった。
ここで「燃熱大陸 」と題し、翌日に35歳の誕生日を迎える熊野はるの燃えこれ学園を通した歩みを、本人のインタビューや過去の映像を差し込みながら紹介したミニドキュメンタリー映像を上映。
映像開けで歌ったのが、何度だって挑戦し続ける強い意志を歌った「Re-START」。たとえどんな環境や状況へ陥ろうと、気持ちが前を向いてれば何度だって立ち向かえる。あきらめないことが、未来への道を切り開くことを伝える「Re-START」は、熊野はる自身がずっと胸に抱き続けてきた想い。「もしも 涙が枯れてしまうような 苦しい時が続いたとしても」熊野はるは、燃えこれ学園のメンバーたちは、この歌を心のエンブレムに明日へ進み続ける。「Re-START」へ触れるたび、彼女たちに勇気をもらえる。
「はる先生がいないよー」「冬眠しにいったんじゃない?」「じゃあ、ここを夏にして呼び戻しちゃう?!」。メンバーらの無邪気な会話を受け、燃えこれ学園は夏をこの会場へ連れ戻すように「ぱすてるサマータイム」を歌唱。仲川つむぎは、首に花のレイをかけて参加。熊野はるがドレス姿へ着替えている間、メンバーたちは眩しい夏の風を会場へ呼び込むように、軽やかにステップを踏みながら歌いだす。暑い陽射しを感じるように歌い踊るメンバーらの姿に触れ、ドキドキと胸が高鳴る。改めて、夏の想い出を作ってくれた燃えこれ学園のメンバーたち。終盤、みんなで手を繋ぎウェーブする姿も眩しかった。
真っ赤なドレス姿に着替えた熊野はるは、大切な人へ想いを告白するようにバラード「Give me a kiss」を切々と歌いだす。大胆な歌詞も、35歳を迎えようとしている熊野はるらしい等身大な心模様にも見えていた。普段の明るい先生として見せる姿とは異なる、恋する一人の女性として、彼女は想いを乞うように歌っていた。
ここで、熊野はるが手紙を読み出した(#1参照)。涙ぐみながら手紙を読み終えた熊野はるは、再び顔をあげて想いを声に乗せて歌いだす。
「全員で高く飛べますか!!」と叫ぶ熊野はるの声を合図に飛びだしたのが、「High jump!」。まだまだ飛ぶことをやめない彼女自身の意志を示すように、心の中で燃え続ける想いを確かめるようドレス姿で飛び跳ねながら、胸に滾る熱い気持ちをぶつけてきた。「何度つまずいても何度も立ち上がって そのたびにまた強くなってゆく」姿こそ燃えこれ学園の、熊野はる自身の素顔。彼女の力強い歌を聞きながら、ここからふたたび一緒に走り出そうと熊野はると約束を交わしたい気持ちでいた。
主役の熊野はるを祝福するように、熊耳のカチューシャを付けたメンバーらが舞台へ。全員揃ったところで、みんなで「お誕生日おめでとう」を歌唱。「大好きだから」と歌いながら、メンバーみんなが熊野はるの姿を見つめる様がとても愛らしい。センターにいた三浦千鶴が、後ろにいた熊野はるの側まで移動し寄り添いながら歌えば、當銘菜々が泣きながら熊野はるに抱きつくなど、それぞれに想いを込め、グループの大黒柱である「大切な人」の生まれた日を祝福。最後は、みんな笑顔で祝っていた姿も素敵だった。
ラストは、「ミラクる☆妄想がーる」を弾けた姿で歌唱。カメラにもしっかりアピール、仲川つむぎの姿もスクリーンに映しながら、みんなで無邪気に、満面の笑顔ではしゃいでいた。
お馴染み,メダル型色紙の授与。ここで、メンバー一人一人が熊野はるへの言葉を述べた(#2参照)。そして…。
「おっきな会場でライブをしたいです。そして、大好きな場所でまた定期公演をしたいです。想いを持って支えてくれるみなさんがいるから、私たちはブレずに本当に頑張れてます。熊野は今、変わろうと思ってる。今までは先生としてみんなを支えてきました。もちろん、これからも支えるけど。これからはまた、 みんなを引っ張っていける熊野になれるように頑張りたいと思います」
熊野はるの言葉を受け、最後は、ここからふたたび一緒に明日へ進むことを誓うように、みんなで「校歌」を斉唱。10月27日に行なう「ソロ曲祭り!」へ想いを繋げていった。
熊野はるの手紙(#1)
少しずつライブ活動の範囲が緩和していく中、私たちの選んだ活動の形を応援してくださるみなさまがいることが本当に心強いです。わたしを含めてメンバー全員、この状況の中で不安がないと言えば嘘になります。今まで以上にメンバーと話す時間が増えました。自分自身と向きあう時間も増えました。自分たちが、今までみなさまの笑顔にどれだけ支えられてきたのかを改めて強く感じました。そして今も、みなさんから元気をもらっています。本当にありがとうございます。何時もは先生という立場で話すことが多いのですが、ここからは、メンバーの熊野はるとして話します。
早くみんなに会いたいです。ずっとリモートで耐えて頑張っているつむ(仲川つむぎ)に会いたいです。やっぱり、みんなと一緒に同じ空間でライブをしたいです。たくさんの人たちに集まってもらって、 大好きな場所で定期公演をして、大きな会場でワンマンライブをしたいです。そのライブで会える日を思うと、もっと頑張れるんです。だから、これからもライブで会える日を一緒に楽しみにしていて欲しいです。この状況になってから、いろんなことを考える時間があったんですけど。わたしの想いは、今伝えた一つです。
メンバーと両親たちからの言葉 (#2)
山田みつき わたしが燃えこれ学園に入ろうとしたきっかけは、はるさんがいたからです。本当に、一緒に活動できて嬉しいです。これからも、よろしくお願いします。
高未悠加 いつもたくさん困らせる問題児で、本当にごめんなさい。でも、それ以上にたくさん恩返しができるようにここで頑張っていくので、これからもよろしくお願いします。
稲森のあ いつもたくさん怒らせちゃってごめんなさい。大切な時間をたくさん使って、向きあってくれて嬉しいです。燃えこれ学園のリーダーがはるさんで本当に良かったです。
三浦千鶴 燃えこれ学園を初めて知ったとき、こういう形ではるさんと関わるようになるとは正直思っていませんでした。嫌なことも大変なこともたくさんあるけど、わたしは大好きなここでまだ頑張っていきたいです。これからもよろしくお願いします。
仲川つむぎ 今年は直接お祝いできなくて正直悔しいです。でも、会えなくても、離れてても、あなたはわたしの師匠です。
奥原澄香 加入当初のわたしに、すうちゃんおいでと差し伸べてくれた手、問題児すぎるわたしを離さないでいてくれた手、パフォーマンス中に握る手、そんなはるさんのあったい手にいっぱい救われました。おっきなはるさんの手が大好きです。
蒼音舞 わたしが燃えこれ学園の一員としてここにいられるのは、はるさんが8年前、わたしに声をかけてくれたからです。あの日がなかったら、一緒にライブをすることも、話すこともなかったと思います。はるさんが声をかけてくれて、いっぱい支えてくれるおかげで、わたしは笑ってここにいることができています。本当に感謝しかありません。これからも一緒に笑って過ごしていきたいので、これからもよろしくお願いします。
佐々木千咲子 たくさんわたしのことを叱ってくれて。でも、それ以上にたくさんの愛をいつもくれて、わたしははるさんのおがげで素直になることが出来ました。はるさんのおかげで、いろんな景色を見せてもらいました。これからも、たくさんの景色を、夢を叶えられるように…、そしてもう一度大きなステージに立てるように、未熟だけど引っ張っていけるように、まだまだ頑張ります。はるさんめっちゃ大好きです。
成田麻穂 はる先生、お誕生日おめでとうございます。はる先生がいなかったら、なりは今頃ぺちゃんこになって潰れてたと思います。はる先生は本当にすごく大きな心でなりのことも、燃えこれ学園のことも一番に守ってくれて、もうかっちょ良すぎます、はる先生。はる先生の歌も踊りも動きも、あとサラサラな髪の毛も、可愛い口も、全部全部大好きです。これからも一生隣にいさせてください。熊野愛護団体のなりより!!
當銘菜々 6年半一緒に活動して、いろんな話をするようになって、いろいろ頼ってくれたりして、はるさんが弱音を吐いてくれるときも嬉しいんだけど、やっぱり「本当は格好いいはるさんなのに」って思うことがあるんです。だけど今日、ステージを観てて本当に格好良くて、マジでおっきいステージが似合うなって、絶対また一緒におっきなステージに立ちたいって強く思いました。なぁながここにいてリスタートすることが出来たのは、まぎれもなくはるさんがいてくれたからです。これからもよろしくお願いします。
はるパパ&ママ(奥原澄香代弁) はるへ、1985年10月7日月曜日、忘れもしない父が会社帰りに焼き肉を食べに行くということにお怒りの母は、まだ予定日まで10日あったけど、「絶対その日に生んでやる!」と言って本当に生まれてきたのがはるです。とても安産で、元気な女の子でした。早いものであれから35年、今では配信であなたの生存確認をしています。これまでいろいろあり大変だったと思うけど、みんなに支えられ、叱咤激励され、なんとか頑張ってきたね。ここまで続けてきたからには、とことん頑張ってね。何時までも味方でいる両親より。
PHOTO:平島理
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
今後のライブ配信スケジュールについて
10/27 ソロ曲祭り!
11/10 新入生歓迎祭!
11/24 成田麻穂生誕祭!
無観客ライブ配信で開催予定です。
チケットはTigetにて発売予定です。
尚、仲川つむぎの生誕祭は延期(2月頃検討中)となりました。
・毎週火曜日 25:00〜放送中!
『燃えこれ学園なぁなり〜ラジオ』
放送局:FM那覇(78.0Mhz)
パーソナリティ:成田、當銘
※ラジオはアプリListenRadio等で、全国でもお聴きいただけます!!
・2000人の方へCDお届け企画開催中!
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燃えこれ学園 YouTubeチャンネル
「Re-START」MV
無観客無料ライブ配信セットリスト
「すき!すき!好き!!」
「夢幻華」
「Re-START」
無観客ライブ配信セットリスト
「BRAVE」
「again」
「夢幻華」
「0(zero)」
「Lost in Time」
「Melodious Revolution」
「恋の魔法」
「Re-START」
「ぱすてるサマータイム」
「Give me a kiss」(熊野はるソロ)
「High jump!」(熊野はるソロ)
「お誕生日おめでとう」
「ミラクる☆妄想がーる」
「校歌」
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