2021.02.24
CANDY GO! GO! NEWS
昨年1月にスタートしたCANDY GO! GO!の結成10周年を祝うシリーズワンマンGIG「10years anniversary Series-GIGS-XTRAILS」。その集大成となる公演を、8月に恵比寿LIQUIDROOMで行なうはずだった。だが、コロナ禍により3月以降の予定はすべて中止や延期に。 でも、彼女たちはあきらめていなかった。大切な10周年のライブをかならず実現させると誓っていた。
先日CANDY GO! GO!は、4月8日(木)に恵比寿LIQUIDROOMを舞台に「CANDY GO!GO!~10years anniversary Series "FINAL"「GIGS-XTRAILS」」を行なうことを発表した。恵比寿LIQUIDROOM公演では、バンドを従えた本来のCANDY GO! GO!の姿としてライブを届ける。バンドを背にしたときの彼女たちの生き生きとした様は、ぜひ目の前で味わっていただきたい。この日は人数制限もあることから、観たくても観れない人たちのためにと「生でライブ配信」(アーカイブ放送も有り)も行なう。昨年より収録したライブを配信する「STAY HOME GIGS」も積極的に行ない続けているCANDY GO! GO!のように、カメラ目線も意識したうえでの臨場感を持ったライブを全国各地の人たちに届けられるのが嬉しい。
さらに、当日には「重大発表も?」。あえて「?」にしているのも、相応に嬉しい情報を届けようと今仕込んでいる真っ最中だから。当日、彼女たちの口からどんな発表が飛びだすのかも楽しみにしていたい。
対バンにRe:INCARNATIONが登場。ライブでは、夏井さらみずから作詞を担当。さらにリードヴォーカルも担う新曲の「Precious」を披露した、2月22日(月)にTSUTAYA O-NESTで行なわれたCANDY GO! GO!主催公演「NEXT-Girls ONE in O-NEST」。ここからは、当日の模様をお伝えしたい。
ザクザクッとしたハードエッジなギターサウンドが炸裂。ライブは、永瀬りかがリードを担う「漆黒のCANDYSM」から幕を開けた。妖しくも甘えた歌声でせまる永瀬りかと、彼女の歌声を繋いでゆく宇野みずき。メンバーたちも気持ちを騒がせる楽曲に身を預け、艶かしい踊りを見せながら観客たちを刺激してゆく。今宵のCANDY GO! GO!は熱を秘めた楽曲を冒頭に据え、フロアをジワジワと沸かせだした。曲が進むごとに次第に熱と気迫を増す永瀬りかの歌声も印象的だ。
磯野未来の野太い歌声が響きだす。飛びだしたのが 「ありのまま、思うままに走れ」。ギアを一気に2-3段上げ、CANDY GO! GO!は観客たちを「本当は暴れたいんでしょ」と挑発してゆく。気持ちを騒がせる歌声と演奏に触発され、フロアからも手拍子が沸きだす。メンバーたちは、まだまだ懐に余裕を抱えながら。でも、攻めるときは思いきり攻めていたように、緩急活かした歌声を魅力に観客たちの気持ちを操っていた。巧みなライブの運び方は、さすが百戦錬磨のアマゾネスたちだ。
楽曲は、さらにアクセルを踏み出した。なぎさりんが、甘く優しく秘めた想いを零すように歌いだす。彼女の想いを受け止めながら、寄り添うように歌う永瀬りか。「Born to fate」を歌う2人の歌声が気持ちを揺さぶる歌のグラデーションとなり、観ている人たちの心を熱く奮わせる。メンバーたちの凛々しいダンスパフォーマンスが、艶やかな楽曲へ引き締まった表情を与えてゆく。スリリングなのに心を艶かしく潤す。この歌とダンスの鮮やかな融合が堪らない。
身体を熱く揺さぶる、CANDY GO! GO!流のダンスロックナンバー「Love is self-restraint」が飛びだした。宇野みずきをリードに配しながら、CANDY GO! GO!は普段は隠している甘い魅力を振りまき、スウィートでエモーショナルなロックサウンドを通して観客たちの身体を揺らしていく。その場で小さくステップを踏み身体を揺らしながら、CANDY GO! GO!の作りだす甘い衝撃に身を委ねる観客たち。愛らしい笑顔で歌いかける宇野みずきのチャーミングな魅力を、この曲では存分に味わえた。もちろん、彼女の歌を支えるメンバーたちのしなやかなダンスも、この曲に欠かせない魅力だ。
次に披露したのが、夏井さらがリードを取る新曲の「Precious」。みずみずしい夏井さらに似合う、とても爽やかな楽曲だ。歌詞には、彼女がステージに立ち続ける理由や意志が記されている。迷いながらもつかんだ、未来へ進む一つの道。その気持ちを熱くぶつけるのではなく、夏井さららしい青春の香りが似合うフレッシュな楽曲に乗せ爽やかに届けてくれたのが、嬉しくも新鮮だった。胸に抱いた熱いエナジーを、もぎたての新鮮な果実のようなみずみずしさで伝えてゆくのが今の夏井さらの持ち味。胸を爽快にさせる歌もCANDY GO! GO!の大切な魅力だ。
10周年という一つの節目を迎えた時期に誕生。CANDY GO! GO!の10年間の歩みと意志を詰め込んだ「Since 2010~」が飛びだした。CANDY GO! GO!の歴史の刻む歩調に合わせ、共に長く歩み続けてきたなぎさりんがリードを担当。彼女自身がCANDY GO! GO!を通して感じてきた9年強の想いと歌詞に綴った想いを重ねながら、沸き立つ気持ちのままに凛々しく、力強く歌っていた。何度も苦境に立たされながらも、それでも夢は叶うと信じながら彼女たちは歌い続けてきた。今やその夢は、仲間たちの帰ってこれる場所としてCANDY GO! GO!を守り続けることに変わってきた。もちろん、その都度掲げた夢を仲間(ファン)たちと追いかけながら、共に"自分を輝かせてゆく場"であり続けることは、昔も今も、そしてこれからも変わらない。CANDY GO! GO!が胸に掲げた意志を歌う楽曲には、やはりなぎさりんの歌声がとても似合う。彼女が歌う想いが、そのままCANDY GO! GO!の生きざまとして観ている人たちの気持ちを熱く奮わせてゆく。
「形が違うのはメンバーだけじゃなく、曲や人、場所も、そう。その時々ごと、いろんな形があると思っています。そんな場所を守っていきます。この曲を聞いて、私たちが歩んできた道を感じてください」(菜月アイル)
最後にCANDY GO! GO!が披露したのが、自分たちがこれからも止まることなく歩み続ける強い意志を刻んだ「Infnity」だ。菜月アイルをリードに、メンバー一人一人が、CANDY GO! GO!という歴史の歩みを噛みしめながら。そして、これからも「どんなに形を変えようと自分たちはこの場所で歌い続けてゆく」と誓いを立てるように、自分たちを輝かせながら歌っていた。その強い自信がなくならない限り、彼女たちの輝きがくすむことはない。
この日は、けっして熱狂を巻き起こすメニューではなかった。 でも彼女たちのように、意志を持って未来へ突き進むことの大切さや勇気を、この日のライブを通し、すり減っていた心にしっかりとチャージしていけた。
4月8日の恵比寿リキッドルームへ向け、日々全力で走り続けているCANDY GO! GO!。なぎさりんは「CANDY GO! GO!は55周年までかならず続けるので安心して欲しい」と伝えていた。そんな彼女たちの長い長い道の中の大きな道標となる10周年公演を、現場やオンラインを通して一緒に楽しもうじゃないか。
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
<今回はCANDY史上初の、ワンマン公演を同時生配信!!>
CANDY GO!GO! ~10years anniversary Series ”FINAL”「GIGS - XTRAILS」
2021年4月8日(木) 会場:LIQUIDROOM
OPEN18:00 START19:00
前売2500円 当日3000円 1D代別
*前売券の販売:2月22日以降~CANDY出演の各ライブ会場物販時に販売
*取り置き予約申込み:
またはメール:info@candygogo.jp 迄 ★販売&予約~いずれも席は限定販売数のため、先着にて〆切!
*当日ライブ生配信:2000円
・視聴申込【TIGET LIVE】
(後日アーカイブ映像は、別途販売となります)
<4.8 LIQUIDROOM公演について>
*コロナ禍における開催にて、時間が早まる可能性あり
・基本2時間公演、全曲バックバンド付編成
・メンバーによる特典会参加は無し
・全来場者に、来場記念特典あり
・開場時18時~&終演後21時30分迄、メンバーソロ置きチェキ含め限定販売あり
・手売チケットあり。事前取り置き予約可。プレイガイド無し。整列順入場 。
・全席自由~椅子席。自席でのスタンディング観覧OK。
・受付時に検温、消毒の実施。常時マスク着用にて。
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所属事務所
なぎさりん twitter
@Rin_rorigao
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永瀬りか twitter
@rika_nagase
杉本莉愛 twitter
@smile_riaivi
夏井さら twitter
@natsuisara
宇野みずき twitter
@mii___candy
セットリスト
「漆黒のCANDYSM」
「ありのまま、思うままに走れ」
「Born to fate」
「Love is self-restraint」
「Precious」(新曲)
「Since 2010~」
「Infnity」
Since 2010~」MV
「Infinity 」MV
「The last of days」MV
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