2021.02.25
燃えこれ学園 NEWS
燃えこれ学園が、2020年6月より月2回のペースで行なっている「無観客ライブ配信」。2月16日(火)に「仲川つむぎ生誕祭」が行なわれた。本当なら11月開催のはずだったが、当時の仲川つむぎはまだ難病の治療のためとコロナ禍による感染予防のために自宅からリモートで活動に参加。翌月よりようやくライブ復帰という理由もあり、多少時期をずらし、この日の開催になった。
仲川つむぎの「つむつむ生誕祭始まるよー !」の声を受け「すき!すき!好き!!」が始まったとたん、気持ちが華やいだ。ライブの幕開けと同時に、メンバーたちから「君が好き」と告白を受けた気持ちになり、急にドキドキし始める。胸弾む気持ちが止まらなければ、ワクワクした思いもどんどん膨らんでゆく。彼女たちに「好き」のアプローチを受け、こんなにも気持ちがドキドキしてしまうとは…。
華やいだ気持ちをさらに熱く騒がせるように、燃えこれ学園は「Lost in Time」を歌いだした。一人一人が舞台を彩る登場人物になり、ときにメンバーどうしで手を取り合いながら、明日へ向かう真っ直ぐな気持ちで歌っていた。未来へ向けた意志を響かせる彼女たちの力強い歌声に触れていると、同じように気持ちが熱くなる。
始まりの挨拶のとき、この日も當銘菜々は自己紹介をするメンバーたちの後ろに映り込み、自分をアピールしてゆく遊び心を持った姿を見せていた。
次のブロックは、仲川つむぎがリモート参加している頃からライブでメンバーと一緒に歌いたいと願っていた「シンデレラ・クレイム 」。ジャジーでノスタルジックな香りを漂わせる楽曲は、仲川つむぎのお気に入りナンバー。 メンバーたちも妖艶なムードを持った楽曲の世界へ身を預け、艶めいた歌声を魅力に、観ている人たちを妖しく挑発してゆく。可愛い中に大人の色気を忍ばせてゆく姿も、刺激的だ。
妖艶な様へ華やかさを塗り重ねるように、燃えこれ学園は「夢幻華」を歌唱。凛々しい歌声を魅力に、力強く歌い躍るメンバーたち。艶やかな姿で舞うように躍る様は、まさに舞い散る花吹雪のよう。メンバーみんなが気持ちを一つに歌い躍る美しく艶やかなパフォーマンスには、何時もながら見惚れてしまう。
MCでは、高未悠加と三浦千鶴という組み合わせからスタート。そこへ次々とメンバーが加わりだす。ここでは、「シンデレラ・クレイム」に初参加した高未悠加と山田みつきが歌い終えての感想を述べていた。
「次も11人でこの曲を披露したくて選びました」と語った仲川つむぎの言葉に続いて歌ったのが、「Melodious Revolution」。力強く躍動するパワフルな楽曲を、11人のメンバーが気持ちを一つに凛々しく歌声を響かせる。観ている人たちのハートを自分たちの歌声で射抜くように、一人一人が気迫を込めた歌声を届ける。そのパフォーマンスに触れ、気持ちが自然と熱くなっていた。
秒針の音が響く場内。流れてきたのが「星の記憶が降る夜に。」。佐々木千咲子が、當銘菜々が、メンバーたちが次々と歌声を繋ぎながら、一人一人が胸に秘めた温かい想いを零すように歌っていた。速いテンポの曲調なのに、とても温かさを覚える歌だ。彼女たちの歌声に魅了されながらも、身体は騒ぎたくて仕方がない。
雰囲気を塗り替えるように飛び出したのが「恋の魔法」。この曲も胸に秘めた想いをテンポの速い曲に乗せ歌うように、身体は騒ぎたくてうずうずしながらも、力強い歌声で次々と想いをぶつけられるたびに気持ちが高まりだす。この曲へ触れるたび、彼女たちに恋の告白を受けた気持ちになりドキドキが止まらなくなる。
次のブロックからは、仲川つむぎの生誕祭コーナーへ。その前に、仲川つむぎみずから編集した動画「ツムフェッショナル つむの流儀」を上映。運動神経の鈍い仲川つむぎが、厳しい??特訓を経て、それまでぜんぜん飛べなかった大縄跳びに挑戦してゆく様を映し出していた。その成果は…見た人たちだけの特典にしておこう。
真っ白いドレス姿に着替えた仲川つむぎが舞台へ。まずは、観ている人たちへ向け手紙を読み出した。
「本来の誕生日である11月27日からは延期になってしまいましたが、今日こうして生誕祭を開催していただけたこと、本当に嬉しいです。コロナウィルスが流行りだし、少し大人しくしてたら収まるだろうと思っていたのに、3月末「またねー」と別れてから、こんなにも長い間みんなに会えなくなるなんて思いもしませんでした。スタッフのみなさんも、私たちメンバーも、広報委員のみんなも、こんなにも元 気にライブがしたい、会いたい、その想いは同じなのに、定期公演ができない。みんなに会えない。こんな悲しいことがあるんだと初めて知りました。
その間にたくさんのアイドルさんが活動を休止し、引退を発表していきました。つむは持病もあるから無理しないでと自宅待機に耐える日々が続きましたが、わたしがいくら耐えても、わたしが帰る燃えこれ学園という場所が無くなってしまうのではないかということが一番怖かったです。
でも、無観客ライブ配信という形を受け入れてくれて、応援し続けてくれた広報委員のみんな、つむの分まで想いを込めてパフォーマンスを続けてくれたメンバー。つむが、いつ戻ってきてもいいようにいろいろな準備をしてくださった理事長、エンジェル先生、スタッフのみなさま。そのおかげで、昨年末9ヶ月ぶりにステージに戻ることが出来ました。みなさん、わたしの戻る場所を守ってくれて本当にありがとうございます。
久し振りに会ったメンバーは、わたしがリモート出演している間、どんどんパフォーマンスも上手くなっていて、わたしだけが一人取り残されているような感覚でした。ステージに立てない時間が長くなればなるほど淋しさや、わたしは本当にステージに戻れるんだろうかという不安が増してきました。会えなくて淋しい、先が見えなくて不安、その想いは広報委員のみんなも同じだと思います。でも、また定期公演がしたい、みんなの笑顔を観て、コールを聞いて、熱気を感じてライブがしたい。みんなと一緒に最高の景色を観たい。その想いは変わっていません。そして、会えなくなったからこそ、広報委員のみんなが いてくれることの心強さ、ありがたさを痛いほど実感しました。だからまた会えたときには、今まで以上のパワーで会場が一体になったライブが出来ると信じてます。
みんながいるからわたしは燃えこれ学園の仲川つむぎでいられます。これからも手を離さないで、燃えこれ学園と一緒に進んでください。よろしくお願いします」
手紙を披露したあとに、仲川つむぎは「わたしと燃えこれ学園との出会いを描いた大事な大事なわたしのソロ曲です」と語り、「白いキャンバス」を歌いだした。70年代歌謡曲そのままと言いたくなる楽曲だ。仲川つむぎは、透明感を持った声で伸び伸びと歌っていた。この曲に触れている間、その空間は昭和の歌謡ショーの舞台にタイムスリップ。当時のアイドルが持っていた清楚で愛らしい姿を、仲川つむぎがあの頃をプレイバックするように示しながら、観ている人たちを心洗われるピュアな世界へ連れ出してくれた。
「わたし自身、この曲に何度も助けられました。何かあきらめそうになったとき、頑張るきっかけにこの曲がなれば嬉しいです」と語った仲川つむぎの言葉に続き、燃えこれ学園は「Re-START」を披露。この歌に触れるたび、心に射す光に包まれ気持ちが明るくなれる。この歌に心の背中を押され、前を向いて歩ける自分になれる。あなたの中にも、思い通りにならない日があったときは、この歌に触れてほしい。きっとあなたの心にも、前を向きたくなる小さな勇気が芽吹くはずだ。
次に飛びだしたのが、熱情した想いを力強い楽曲に乗せ凛々しく歌う「again」。テンポの速い曲に乗せ、彼女たちは情熱的な歌声を魅力に、観ている人たちの心を熱く騒がせる。笑顔のメンバーたちも魅力だが、凛々しい表情で歌う彼女たちの姿にも心は強く引き寄せられていた。
「つむちゃん、お誕生日おめでとう」の声を合図に、お馴染み「お誕生日おめでとう」が歌われた。メンバーみんなで誕生日を迎えた主役を祝福するように歌う、その姿を観るたびに幸せな気持ちになれる。 メンバーと一緒に「特別なお誕生日おめでとう 生まれてくれて 出会ってくれてありがとう」と歌いたくなる。メンバーにとっても、広報委員にとっても大好きで大切な人だからこそ。メンバーたちは仲川つむぎに寄り添いながら歌っていた。何時しか仲川つむぎの涙腺も緩みだす。後半には、メンバーみんながパンダ大好きな仲川つむぎのためにパンダの手人形を手に付け、歌っていた。
お馴染み、メダル型の色紙をプレゼント。その後、仲川つむぎ以外のメンバー が全員で整列。メンバー一人一人が仲川つむぎに向け、ひと言メッセージを届けてくれた。
「いつも気にかけてくださってありがとうございます」(山田みつき)
「クラスに笑いをありがとうございます」(三浦千鶴)
「いつもClass Yellowを引っ張ってくれてありがとうございます」(高未悠加)
「つむえもん、いつも道具をたくさん貸してくれてありがとう」(奥原澄香)
「いつもチーズの商品を食べてくれてありがとうございます」(稲森のあ)
「いつも仲良くしてくれて、本当にありがとう」(蒼音舞)
「つむちゃんは本当に強いよ、ここにいてくれてありがとう」(佐々木千咲子)
「いつもお世話してくれてありがとうございまーす」(成田麻穂)
「耐えてくれてありがとう」(當銘菜々)
「私たちを、燃えこれ学園を愛してくれてありがとう」(熊野はる)
最後に、メンバーみんなで「おかえりなさい つむぎ」の文字を書いた紙を持って、舞台復帰した仲川つむぎを改めてお祝いしていった。
「11人でステージに立てるって本当に幸せなことだなって思いました」と、仲川つむぎがこの日の感想を述べた後に、お馴染み「校歌」を斉唱。この日のライブを締めてくれた。
次は3月2日(火)、「高未悠加生誕祭」。主役となる高未悠加は。「観てくださるみなさまに素敵な魔法をかける一夜にします」と言葉を述べていた。さらに、「2020年度ありががとうSP」と題し、3月26日(金)に白金高輪SELENE b2を舞台に、無料ご招待ワンマンライブを行なうことを発表した。燃えこれ学園にとっては、1年ぶりのお客さんを前にしたライブになる。この日は、有観客と無観客ライブ配信の両スタイルで開催することを発表。詳しくは、インフォメーションをチェックしていただきたい。
PHOTO:平島理
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
3/2(火) 高未悠加生誕祭
開演19:10~
無観客ライブ配信
3/26(金)『2020年度ありがとうSP!』
開演19:10〜 ライブ配信
会場:白金高輪SELENE b2
『燃えこれ学園なぁなり〜ラジオ』
・毎週火曜日 25:00〜放送中!
放送局:FM那覇(78.0Mhz)
パーソナリティ:成田、當銘
※ラジオはアプリListenRadio等で、全国でもお聴きいただけます!!
・2000人の方へCDお届け企画開催中!
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燃えこれ学園 / 「オルゴール」【Live PV Ver.】
「Re-START」MV
セットリスト
「すき!すき!好き!!」
「Lost in Time」
「シンデレラ・クレイム」
「夢幻華」
「Melodious Revolution」
「星の記憶が降る夜に。」
「恋の魔法」
つむつむ動画
「白いキャンバス」
「Re-START
「again」
「お誕生日おめでとう」
「校歌」
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