燃えこれ学園　NEWS

2022.10.15

燃えこれ学園　NEWS

　燃えこれ学園が月2回、有観客で行なっている「ライブ配信」。10月4日(火)に新宿Key Studioで行ったのが、「熊野はる生誕祭～みんなで一緒にHigh jump!!」公演。この日は、マスク越しなら声出しOKのライブとして行われた。

10月7日で37歳を迎えた、熊野はる。ライブは、メンバーみんなが凛々しい表情で歌った『時の砂』からスタート。熊野はるの歌声が、いつも以上にパワフルにフロア中へ響き渡っていたのも印象的だ。身体を大きく折り曲げ熱唱する熊野はるの歌声も、気持ちを嬉しく高ぶらせた。

巨大な三面ヴィジョンに銀河の映像が映し出される。彼女たちは、遠い異世界へ向け「届いて!!」と熱唱。『タイムレシーバー』では、お馴染みの場面。想いが届きますようにと歌う声を聴くたびに、不思議と胸が疼く。『Lost in Time』でもメンバーたちは、未来へ続く道をみずから切り開くように力強く歌っていた。真っ直ぐな想いを胸に歌う彼女たちに向け、フロアから飛び交う熱いエール。お馴染み『シンデレラ・クレイ厶』では、ムーディーでジャジーな音色に乗せ、妖しい魅力を振りまきながら歌うメンバーの姿が舞台の上にあった。

最初のブロックに並べたのは、以前から。とくにライブ配信を始めて以降、積極的に歌いながら広報委員 (ファン)たちと熱い関係を築き続けてきた曲たち。先に伝えておくと、熊野はるが選んだこの日のセットリストは、燃えこれ学園のライブの軸となる楽曲たち。これからも長く続く燃えこれ学園の歴史を語るうえで欠かせない、つねに自分たちの心の指針になり続けてきた曲たちを並べていた。

次のブロックの最初に持ってきたのが、「自分たちの気持ち次第で何度だって挑戦していける」「どんなに高い壁だって、きっと乗り越えていける」と、掲げた夢を胸に進むメンバーたちの背中を何時だって押し続けてきた『Re-START』。続く、夏を舞台にした『Peeeace!!!』は、今年8月に発表したばかりの新曲。ライブで歌うたび、フロア中の人たちと一体化した景色を作りだすキラキラしたポップチューン。この歌も今の、そして、これからの燃えこれ学園のライブに欠かせない歌に成長しそうだ。

『ミラクる☆妄想がーる』は、歌うたびにいろんな演出を見せる"そろそろMIX"の場面が人気のライブ曲。この日は、熊野はるがバカ殿様に扮して登場。頭にタライを落とすなど、身体を張った演出を披露。あえて大きなタライを用意して、身体を張るところにも、熊野はるらしさを感じていた。さらにこの日は、この会場へ眩しい夏景色と夏の恋模様を呼び戻すように『夏恋♡LOVE』を歌唱。メンバーとフロア中の広報委員たちが、想いを一つに思う存分はしゃいでいた。

　ここからは、熊野はるのソロコーナーへ。熊野はるは、赤いドレスを身にまとい、愛しい人への想いを届けるように、バラードナンバーの『Give me a kiss』を歌っていた。白い照明や背景のヴィジョンにもキラキラとした光がたくさん輝きながら、熊野はるを優しく照らしていた。その姿は、まさに歌姫に相応しい。

　28歳のときに燃えこれ学園のメンバーとして走り出した熊野はるも、10月7日で37歳を迎える。「熊野の人生にみなさんは必要です。武道館単独公演が叶ったそのとき、あなたに隣にいてほしいです。これからも熊野はるを、あなたの人生の一部にしてください」と、これからもアイドルとして変わらず活動してゆくことを宣言。その言葉が嬉しい。

続いて披露したのが、10月7日の誕生日にMVも公開になった熊野はるのソロ曲『High jump!!』。ドレス姿でバラードを歌ったあとに、アッパーな楽曲を届けるところが熊野はるらしい。新宿Key Studioはジャンプが禁止。熊野はるも、広報委員たちも、飛び跳ねる変わりに大きく手を振り上げ「Oi!Oi!」と熱い声を上げながら、心の中で大きく翼を広げ、羽ばたいていた。後半にはメンバーたちも舞台へ登場。熊野はるに向けて両手を大きく捧げ、ここから一緒に「僕等のストーリー」を始めようと想いを届けていた。終盤、メンバーらが手にしたクラッカーを熊野はるに向け、せ～ので発射した場面も印象的だった。

歌い終わり、熊野はるがメンバーらに熊のカチューシャを頭に付けてもらう場面も。「はる先生お誕生日」(成田麻穂)「おめでとう」(全員)の声を合図に歌ったのが、お馴染み「大好きで、大切な」メンバーの誕生日を祝う『お誕生日おめでとう』。間奏中に、三浦千鶴が「はるさーん、大好きー」と抱きつく場面も。後半には、熊野はるはもちろん、メンバーみんなが3と7のバルーンを首から下げ、大好きな熊野はるへ「おめでとう」の想いを届けていた。

ライブも終盤へ。ここからは、パワフルな熊野はるの歌声やシャウトの魅力を味わえる『BRAVE』と『夢幻華』を立て続けに歌唱。熊野はるが足を蹴り上げるパフォーマンスを見せれば、他のメンバーたちもキックをするなど、熱情した想いを、この2曲にぶつけていた。『夢幻華』では、フロア中から熱い声が飛び交っていたことも伝えておこう。

　最後に歌ったのが、『恋の魔法』。この曲に触れるたび、いつまでも"青春"や"ときめき"に心染まる自分になれる。熊野はるが、ずっと燃えこれ学園のメンバーとして。一人のアイドルとして生き続けられるのも、みんなのハートに消えない “ときめいた青春の景色を描く魔法"を持っているからだ。彼女たちが"ときめくこと"を失くさない限り、熊野はるが、燃えこれ学園のメンバーたちのかけた魔法は、けっして効力を失うことはない。

　最後に、熊野はる以外のメンバーたちが、『ありがとうのうた』の歌に乗せ、熊野はるへの想いを届けてくれた。その歌を聴きながら、涙ぐむ熊野はるの姿も。途中からは、熊野はるを真ん中に、メンバーたち一人一人が寄り添いながら「あなたがいたから今のわたしがいるあの日の言葉が途切れそうな心繋いでく〜出逢ってくれてありがとう」と歌っていた。高未悠加は涙腺が崩壊し、歌えない状態だ。そんな高未悠加に熊野はるが優しく寄り添い、そっと肩を抱き寄せる場面も。最後にメンバーみんなで熊野はるを抱きしめる姿も素敵だった。

背景のヴィジョンには、37の数字がHigh jumpしている映像も登場。改めて熊野はるが、武道館を目指す意志を告げ、最後に広報委員と一緒に『校歌』を斉唱。この日はみんな、手を熊のようにしながら歌っていた姿も印象的だった。

次回は、10月18日(火)「つうしんぼユニットSP(8•9月度)」。こちらも、お楽しみに。