2018.05.31
サイキックラバー NEWS.2
まるでホバークラフトみたいに海面すれすれのところを沈むことなく、でも微妙に浮きながら走り続けている。
――今年は、デビュー15周年の年。
YOFFY 気がついたら15周年目に入っていましたね。
IMAJO 同期がいなくなっていく中、なんとか続いています。
――サイキックラバーに関しては、ユニット活動のみならず、個々にもバランス良く。しかも、それぞれの活動も充実しているところが強みじゃないですか。
IMAJO YOFFYは作曲などの活動を主に行えば、俺は、いろんな人たちのライブやレコーディングに参加してギターを弾いてるように、お互いの活動も充実しているからこそ、サイキックラバーとしての活動も上手くバランスを取っていけてる面は強いなと感じています。これで、どちらかが上手くいっていなかったら、サイキックラバーを続けていくのだって難しかったかも知れない。
YOFFY こうやって長続きしていく秘訣は、バカ売れすることなく、個々の仕事も上手くまわってること。まるでホバークラフトみたいに海面すれすれのところを沈むことなく、微妙に浮きながら走り続けている感じかな? でも絶対に沈まないところがポイントです。
――沈まないのは大切なことだと思います。
IMAJO 沈まないけど、大きく飛躍もしない(笑)。
YOFFY しかも、乗ってるとすげぇ揺れる(笑)。
――そんなこと言ってますが、サイキックラバーの強みは、コンスタントにアニメや特撮のタイアップナンバーを手がけていること。
YOFFY 昨年の第一期から手掛けている「斉木楠雄のΨ難」は、だいぶ変化球な仕事ですけどね。斉木ックラバー名義での一連の活動の評判がとても良くて、アニメ人気も高かったんです。サイキックラバーの15周年にも良い弾みをつけてくれました。
他にも、ゲーム「ドラゴンボールZ X(クロス)キーパーズ」の主題歌『ドラゴンボールZ Xキーパーズ』や、今年の冬にリリース予定の新作スマホゲーム「カードファイト!!ヴァンガード」の主題歌『ZERO』も担当しました。『ZERO』はいち早くライブでも披露しています。
IMAJO いろんな作品に関わらせていただけるのは本当にありがたいこと。この15年間、丸1年リリースが途絶えたことないんですよ。
YOFFY 逆に捉えたら、「リリースが途切れたから、ちょっと休もうか」と言ってる余裕がない(笑)。
IMAJO これが、毎年コンスタントにアルバムを出してという活動だったら、「ちょっと休んで充電しよう」となるのかも知れないけど、サイキックラバーに関してはまだ燃え尽き症候群は一切ないですからね。
YOFFY むしろ、2020年の東京五輪イヤーまではいろんなことにかこつけて走り続けようと思ってる。それが終わったら、燃え尽きるかも知れないけど(笑)。
宿泊してのツアーではお部屋訪問をやりたいなと思ってる。
――サイキックラバーは、ワンマン公演も定期的に開催しています。そこも強みじゃないですか?
IMAJO もちろん、音源を聞いて楽しむのもいいんでしょうけど。やはり、ライブという1回ごとに異なる魅力を打ち出してこそじゃないですか。だからここ数年は、年に2-3回はワンマン公演を途切れずにやってるし、そこは続けていきたいです。
YOFFY サイキックラバーを15年間もやってると、たまに言われるんですよ、「あの人たち懐かしい」とか「最近、何やってんの?」など。そういうときに「定期的にワンマンライブを演ってますよ」と言えることが大事ですよね。ただし、今年は15周年なので、いつも以上に活動の幅を広げて、みんなとアニバーサリーをお祝いしたいです。ついでに言うなら、来年は「侍戦隊シンケンジャー」の放送から10周年だし! そこは作品ファンのために「特捜戦隊デカレンジャー10YA」みたいな、何かを打ち上げられたら嬉しいですね。
IMAJO そういう、いろんな情報の発信基地であり、よりファンたちと身近に交流を持とうと、サイキックラバーのファンクラブ「PSYCHIC MANIA」を立ち上げたわけだからね。
YOFFY ここでは、会員しか読めないブログや写真、動画なども公開すれば、ライブのチケットも優先で手に入れられるようにします。コンテンツも今、どんどん充実させているので楽しみにしててください。ゆくゆくはファンクラブ限定のバスツアーや温泉旅行をやりたいので。とくに宿泊してのツアーではお部屋訪問をやりたいなぁ。ちなみに、会員証はお金を無限に借りられそうな感じの、格好いいデザインになっています。