燃えこれ学園　NEWS

2022.11.13

燃えこれ学園　NEWS

　燃えこれ学園が月2回、有観客で行なっている「ライブ配信」。11月1日(火)に新宿Key Studioで行ったのが、「あわてんぼうのサンタクロース」公演。この日も、マスク越しなら声出しOKのライブとして行われた。

　「2カ月早くたっていいじゃん、盛り上がっていくよー!!」の声。その言葉を示すようにメンバー全員サンタ衣装を身につけて…と思っていたが、始まりは、いつもの制服姿。むしろ、ここからどんな風にサンタ姿へ繋がるのか、さらに興味が湧いてきた。

この日のライブの冒頭を飾ったのが、『Shiny Dream』。ライブへ触れた人たちの心にキラキラと眩しい青春の輝きを振り注ぐ楽曲だ。笑顔を浮かべて歌い踊るメンバーたちの表情も、楽曲以上の輝きを放っていた。

成田麻穂のバレエダンスも魅力的。メンバー人一人が、サビではみんなで気持ちを一つに、胸に抱いた思いや意志を力強く歌う『0(zero)』。最後に、稲森のあが身体を深く折り曲げ「この夜を越えて」と熱唱する姿も、インパクト強く瞼へ焼きついた。続く和ロックナンバー『夢幻華』でも、メンバーたちが凛々しい声を響かせ、見ている人たちの気持ちを熱く騒がせていった。

　MCでは、規定ポイントを超えたメンバーの功績を祝う「推しメン投票」(https://moecore.com/oshimen_ranking/)の表彰式を開催。この日は、「2nd STAGE☆【300Pでソロ曲CD制作決定＆カラオケ配信】」をクリアした高未悠加と、「1st STAGE☆【600Pでソロ曲制作決定】」をクリアした山田みつきへ、熊野はるが賞状を授与。高未悠加はすでにソロ曲『みらくる☆まじかる☆わんだーらんど』の発表は終えており、あとはCD制作とカラオケ配信を待つばかり。山田みつきは、これから初のソロ曲の制作に入る。どんな楽曲が生まれるのか、とても楽しみだ。

可愛らしいサンク姿に着替えたメンバーたちが舞台へ。メンバーそれぞれが身につけたサンタ衣装から、各自の服の好みや個性も見えてきたのが嬉しい。ここでは、メンバーの"あわてんぼう"ぶりも伝えていた。それまでMCを担当していた熊野はるが、サンタ衣装を忘れ、近くにあるドンキホーテまで買いに行くというあわてんぼう(な設定)ぶりも見せていた。

成田麻穂の「サンタが歌うよー」の声を合図に披露したのが、『風と君と虹と僕』。成田麻穂の「あーっ、よっしゃいくぞー!!」の掛け声も可愛い。メンバーみんなサンタ姿という理由もあり、いつも以上に華やかだ。明るくHAPPYな曲調も相まって、舞台の上は、魔法の国でタオルを振り回し無邪気にはしゃぐ乙女サンタたちの繰り広げるカーニバルのようにも見えていた。

　黒サンタ姿の熊野はるも交え、力強い声を響かせた『BRAVE』。勢いよく駆ける楽曲の上でパワフルに歌い踊るメンバーらの姿が、気持ちを熱く騒がせる。當銘菜々の「みんなー、燃えこれ学園サンタからのプレゼント受け取ってね」の声に続いて歌ったのが、最新ナンバーの『Peeeace!!!』。とても胸をときめかせる楽曲だ。『Peeeace!!!』中、心がずっとウキウキしていた。サンタ姿で夏を舞台にした楽曲を歌う、そこも、この日の楽しい見どころになっていた。

　後半は、『Lost in Time』からスタート。メンバーたちが凛々しい表情で物語の一場面を演じるように歌う姿も、この曲の嬉しい見せ場。続く『オルゴール』は、まさにクリスマスシーズンを舞台にした楽曲。今は会えない愛しい人のことを思いながら、切ない表情を浮かべて歌う姿が胸をキュッと締めつける。サンタ姿という理由も加わり、いつも以上に切なさが胸に降り積もる(募る)曲として心に染みていた。切ない気持ちに明るい希望の光を降り注ぐように歌ったのが、『Re-START』。この流れが、いつも以上に気持ちを前向きに染めてゆく。心がどんどん幸せに満ちていく。

最後に、燃えこれ学園は『ミラクる☆妄想がーる』をプレゼント。お馴染み「そろそろいくよー」の声を合図に始まる"そろそろMIX"のコーナーでは、成田麻穂がプレゼントをたくさん詰め込んだ袋を背負い、「メリークリスマス」と叫びながら舞台の上を駆け回れば、「この紋所がめに入らぬかー」と、助さん格さんに扮した蒼音舞が叫ぶ。その声を合図に、馬に扮した佐々木千咲子が舞台の上を駆け回る。その背景には、助さん(當銘菜々)格さん(蒼音舞)黄門様(熊野はる)に扮した3人がいた。その様に、つい笑いを堪えきれず、歌いながら一瞬声を詰まらせる三浦千鶴。まさに、嬉しいカオスな様相を呈した、この日の『ミラクる☆妄想がーる』だった。

最後は、お馴染みメンバーと公報委員(ファン)たちが、地声で『校歌』を斉唱。次は、11月15日(火)に「仲川つむぎ生誕祭」が行われる。最後に、仲川つむぎに生誕祭の見どころを記していただいた。