2018.05.01
voyager・TAKERU & 瀬下千晶インタビュー
2009年のデビュー以来、着実に人気と実力を獲得してきた音楽ユニット・voyager。ウルトラマンシリーズの歌を歌唱カバーしていたvoyagerはついに『ウルトラマンエックス』(2015年)で主題歌を手がけ、出演まで果たしました。
そんなvoyagerは昨年末マッシュアップエンターテイメントに移籍し、活躍の場をさらに広げることになりました。
今回はvoyagerの新たな船出と共に誕生したファンクラブ「voyager CREW」のために行われるファンクラブイベント「voyager CREW MEETING #0 ~ Nice to meet you!~」についてインタビューを行いました。
voyagerをきっかけに子供たちが仲良くなるのが嬉しい
-ついにファンクラブ「voyager CREW」が発足しましたね。
TAKERU:これまでは円谷プロダクションでウルトラヒーローを歌で応援していましたが、ご縁があってマッシュアップに移籍することになりました。去年は初のワンマンライブもできて、念願のファンクラブも発足して。
ーファンクラブイベント「voyager CREW MEETING #0 Nice to meet you!」の東京会場のチケットは即完売だったそうですね。
TAKERU:ありがたいです。スタッフの方がサクラで買い占めてくれたんじゃないかって疑うくらい早かった(笑)。
歌のパフォーマンスだけじゃなくて、僕たちの人となりを好いてくれる方々が増えたんだなって実感しました。
ー「Nice to meet you!」というタイトルになっていますが、どのような意味が込められているんでしょう。
瀬下千晶(以下、瀬下):昔から応援してくれているファンの方も来るけど、みんな「はじめまして」みたいな感じで、心機一転始められたらいいよね。
TAKERU:あと、僕たちとvoyager CREWが「はじめまして」っていうのもあるけど、CREW同士も「はじめまして」でつながって頂けたらいいなって思います。
瀬下:普通だったら出会えなかった遠くに住んでる子供たち同士が、voyagerのイベントきっかけで仲良くなってたりするんですよ。
「voyager目当てで、この土地に初めて来ました!」っていう方もおられて、voyagerをツールとしてみんなの世界がつながって広がるのがすごく嬉しくて。
ー子供のうちは「学校=世界」になりがちですもんね。僕が小さい頃は「ポケモン」の通信で知らない子ともつながることがありましたが、voyagerもそういう存在になっている。
TAKERU:そうですね。まあうちにはポケモンみたいな人が1人いますけど。
瀬下:ピッカチュウ!
ー掛け合いのスピードが速い(笑)。
TAKERU:さっき僕がモンスターボールから出しました。
瀬下:本当に公私ともにトレーナーしていただいて(笑)。
私たちならではのハーモニーを磨きたい
ーお二人は息がぴったりですよね。
TAKERU:お酒飲みながら話して仲良くなっていったよね。お互いしか知らない秘密もあるくらい。
瀬下:これ以上飲めないってくらい飲んでます。
voyagerのステージは、お互いを知り尽くしてるからこそ出せる良さがあるんですよ。TAKERUとのステージは安心感があります。進行の部分は任せられたりするし、本当に頼り甲斐があって。
ー歌に関してもお互いにやりやすいですか?
TAKERU:瀬下ほど信頼できる人はいないです。瀬下は根っからの歌姫だと思います、歌で会話するような。
瀬下:水木一郎さんとお仕事でご一緒させていただいた時に「アンサンブルをもっと考えなくちゃいけないよ」とアドバイスを頂いてハッとしたんです。それまでの私は「自分の歌を聴かせる!」って感じがあったんですけど、今はTAKERUの歌を深くちゃんと聴いてます。ライブごとに綿密に相談してますね。
日々コンディションが違うので、しっかりコミュニケーションを取って。
TAKERU:「今日はここのロングトーン引っ張れなくてちょっと抜いて歌うからバランス合わせてくれる?」みたいにね。
瀬下:男女ユニットってたくさんはいないので、私たちならではのハーモニーをもっと磨きたいです。