燃えこれ学園　NEWS

2023.01.22

燃えこれ学園　NEWS

　燃えこれ学園が月2回、有観客で行なっている「ライブ配信」。1月10日(火)に五反田G7で催したのが、「あけおめSP!＆つうしんぼユニットSP!」。この日も、マスク越しなら声出しOKのライブとして行われた。　　

「つうしんぼランキング」とは、その月の頑張り度をポイントとして換算。毎月、誰が広報委員(ファン)から支持を得たかをランキング化している制度のこと(詳しくはhttps://moecore.com/tsuushinbo/を参照)。今回の公演では、2022年10月度と11月度の月間ランキングの中、「つうしんぼ選抜」「フォトガチャ選抜」「トークポート選抜」各上位5人（同率の場合は増員）にランクインしたメンバーたちと、月間ランキング第１位に輝いたメンバーのソロコーナーを用意。

　この日は、2023年1発目のライブであり、年が明けて間もないことから、和要素を軸に据えたきらびやかな『夢幻華』時の衣装姿。冒頭を飾るのも『夢幻華』と思わせ、最初に届けたのが最新ナンバーの『Peeeace!!!』。夏を舞台にした歌とはいえ、とても明るく華やかな楽曲だけに、めでたいこの時期にもぴったりだ。メンバーたちも、みんな笑顔を浮かべ、舞台の上で思いきりはしゃいでいた。メンバーも、広報委員たちも、わくわくした気持ちを分かち合いながら一緒にわちゃわちゃと弾けていた姿が印象的だった。続いて歌ったのが、『夢幻華』。きらびやかな衣装を輝かせ可憐に舞い踊る姿は、満月に照らされ夜空で舞い散る花びらたちのよう。とても華やかで、艶やかだ。歌っている間中、その姿をずっと目が追いかけていた。

　ここからは、「つうしんぼランキング」のコーナーへ。トップを飾ったのが、「10月度つうしんぼランキング」で第1位に輝いた熊野はる。彼女は、パワフルな歌声をフロア中に響かせるように『High jump!!』を歌唱。お馴染み「空に High jump!! もっと High jump!!」のサビ歌では、熊野はると広報委員たちみんなでHigh jump!!…と言いたいところだが、ジャンプ禁止の会場という理由もあり、熊野はると広報委員たちは天に向かって高く手を伸ばし、心の中のフロアで思いきりHigh jump!!していた。

　「つうしんぼ選抜」メンバーとして登場したのが、熊野はる・當銘菜々・成田麻穂・佐々木千咲子・高未悠加。５人は、胸の内から沸き立つ情熱を力強くぶつけるように『Melodious Revolution』を熱唱。とても凛々しい歌声とパフォーマンスだ。高未悠加が足を蹴り上げれば、「声だせ!!」と煽る佐々木千咲子。とにかく、気合がハンパない。メンバーみんな、気迫に満ちた姿を見せていた。

「フォトガチャ選抜」メンバーに選出されたのが、成田麻穂・蒼音舞・稲森のあ・熊野はる・當銘菜々・三浦千鶴。彼女たちは、この会場に爽やかな風を運び、眩しい陽差しを降り注ぐように『風と君と虹と僕』を歌いだした。彼女たち自身が、思いきり青春という景色の中で輝くことを楽しんでいた。手にしたタオルをくるくるまわしながら、この会場に熱狂という風を吹かせてゆく。ほんと、最高の景色がそこには広がっていた。

「トークポート選抜」メンバーに選ばれたのが、成田麻穂・熊野はる・當銘菜々・仲川つむぎ・佐々木千咲子。彼女たちも、この会場へ眩しい輝きを降り注ぐように『Shiny Dream』を歌っていた。みんな、眩しい笑顔だ。その笑顔こそ、最高の輝きだ。

続いては、「11月度つうしんぼランキング」のコーナーへ。「つうしんぼ選抜」メンバーとして登場したのが、仲川つむぎ・當銘菜々・熊野はる・成田麻穂・佐々木千咲子。仲川つむぎの「全力で頭振っていきましょう」の言葉を合図に歌ったのが、『BRAVE』。メンバーたちは力強く身体を揺さぶり、魂を奮わせるように声を張り上げていた。とてもパワフルなパフォーマンスだ。各々の蹴り上げる足がいつも以上に高く上がっていたのも、嬉しいインパクトだ。

「フォトガチャ選抜」メンバーに選ばれたのが、仲川つむぎ・成田麻穂・熊野はる・三浦千鶴・佐々木千咲子。このメンバーで歌ったのが、『Lost in Time』。リードを取ったのが、11月度つうしんぼランキングで1位を獲得した仲川つむぎなのも嬉しい。その月の上位を手にした人をクローズアップしてゆくのも、毎回の「つうしんぼランキング」の嬉しい見どころ。この曲でも、メンバーたちは伸びのある歌声を響かせていた。

「トークポート選抜」メンバーとして選ばれた成田麻穂・仲川つむぎ・當銘菜々・佐々木千咲子・熊野はるは、『ミラクる☆妄想がーる』を歌唱。いつもは、"そろそろMIX"と題した、いろんな遊び心を見せるコーナーを楽曲の中に用意しているが、5人のパフォーマンスということもあり、この日はノーマルバージョンで披露。その変わり、会場にいた広報委員たちと熱く声をかけあう様を何度も見せてくれた。

最後は、「11月度つうしんぼランキング」の第1位に輝いた仲川つむぎが、ソロ曲の『白いキャンバス』を歌唱。この曲をライブでお披露目するときは、いつも白を基調とした清楚な服装で歌っていることが多いが、この日は制服で歌唱。むしろ、その姿が新鮮だった。仲川つむぎが『白いキャンバス』を歌いだすのに合わせ、その空間に昭和の香りが漂うのも嬉しい見どころだった。

　後半のライブは、燃えこれ学園を応援してくれる広報委員たちへの感謝の思いと何時までも変わらぬ「好き」の気持ちを伝えるように、『恋の魔法』と『すき！すき！好き！！』を立て続けに歌唱。彼女たちが一度かけた恋の魔法は、けっして解けることはない。それは言い過ぎか。でも、毎回のライブで素敵な歌の魔法をかけられるたびに、その効力に惚れ、また一緒に夢を見たくなる。最後に歌った『Re-START』も、そう。この曲へ触れるたびに、力強く前を向ける自分になれる。この日のブロックの3曲は。いや、燃えこれ学園の楽曲は、どれも心をキラキラに輝かせる魔法だ。

　いつも以上に、メンバーの気合が伝わるライブだった。強い思いを胸に突き進む彼女たち。今年の燃えこれ学園は、何かしらやってくれそうだ。

　歌い終わり、「推しメン投票」のステージをクリアした仲川つむぎと熊野はるの表彰式を実施。最後は、会場に足を運んだ広報委員も交え、みんなで『校歌』を斉唱。次回は、1月24日「山田みつき生誕祭」。燃えこれ学園の中でも一番の若手が、どんなメニューを用意するのか楽しみだ。