2018.03.01
かなでももこ/voyager/太田彩華/藤崎結朱インタヴュー
「ウルトラマンジード」のテーマ曲『ジードの証』。その背景には…。

――今回のイベントの最期に、出演者全員でのセッション&トークコーナーも用意しています。しかも歌うのが、voyagerの『キボウノカケラ』。
瀬下 みなさんとセッションをするのがとても楽しみなうえに、まさかvoyagerの『キボウノカケラ』をみんなで歌えるなんて、とても嬉しいです。
TAKERU 僕たち、マッシュアップエンターテイメントの中では一番下っぱの新人。なのに、初の事務所主催イベントでvoyagerの楽曲をみんなで歌ってもらえるなんて、もう「ありがたい」の言葉以外出てきません。
瀬下 本当に恐縮です。この日は、事務所全体としても「初めての共同作業」にできるよう、すごく楽しみにしています。
TAKERU voyagerの楽曲でイベントの最期を飾るという責任感もしっかり感じながら、これまで二人で積み上げてきた経験を信じて臨みます。むしろ、共演するみんなを引っ張ってゆく意識を持って、しっかり『キボウノカケラ』を歌いたいと思います。
――この日のvoyagerのステージでは、「ウルトラマンジード」のテーマ曲『ジードの証』を披露することも事前に発表になりました。ぜひ、この歌の魅力も聞かせてください。
瀬下 ウルトラマンジードって、お父さんが悪のウルトラマンと呼ばれているウルトラマンベリアルなんです。その息子に生まれた宿命からか、「自分は本当にヒーローでいていいのだろうか」「悪のウルトマラマンと呼ばれているベリアルの息子なにのに、本当に僕がヒーローと呼ばれてもいいのか」など、心の葛藤と戦いながらも、正義のヒーローとして活躍していきます。物語自体が、ウルトラマンジードの抱える葛藤と戦いながら成長してゆく内容でもあるんですね。そんなジードの葛藤はもちろん、「宿命を変えるのが運命」という歌詞も出てくるように、彼の心模様を強く打ち出した楽曲なのが『ジードの証』。その辺を踏まえてライブで聞いてもらえると、より楽しめるかなと思います。
TAKERU 『ジードの証』は、まったく新しいヒーロー像を歌に反映させた楽曲だからね。男女で歌ってても気持ちいいよね。
瀬下 『ジードの証』は、もともとは男子メインで女子はコーラスだけというスタイルで歌っていたんですけど、今はお互いに掛け合いながら、サビではがっつり2人で歌いあげるスタイルにしてあります。『ジードの証』こそvoyagerらしさが出ている作品であると。同時に、ヒーローが胸に掲げる力強さを表現出来ている楽曲だと思います。



共演するみなさんからいろんな刺激を吸収し、voyagerがさらに成長してゆくためのライブに。何より、みなさんと一緒に楽しめるライブにしたいなと思ってます。

――このたび、voyagerのファンクラブ「voyager CRUW」が立ち上がります。
瀬下 ホント、嬉しいなぁと思っています。すでに、開設へ向かっていろんな準備を始めているんですけど、中でも「voyagerチャンネル」という、わたしたちのステージ以外のオフ映像など、日常の姿を映し出した映像は、大きな見どころになりそうです。
TAKERU ライブ以外では見えてこない面を、いろいろ見せちゃおうと思っているからね。
瀬下 そうなんです。より2人の人柄が伝わるコーナーにしていこうと収録を進めています。
TAKERU ファンクラブだからこそ、会員の方に限定してお見せする特別影像は、今後もいろんな形でお届け出来たらなと考えています。
僕ら、ウルトラマンショーなどを通し全国各地をまわってるとはいえ、まだまだvoyagerの動いてる姿を見ることの出来ない方々が多いのも現状なんですね。だからこそ、ファンクラブという場を通し、僕らのオフショットや企画映像など、いろいろ動いてる姿を見せたいなと思っています。そうやって、みなさんと身近に触れ合えるファンクラブにしたいです。
――瀬下さんは、『NOeSIS』シリーズにも絡んでいますよね。
瀬下 初めてこのシリーズで『ragexcage』という楽曲を歌わせていただいたんですけど、いつもvoyagerを通して勇気や希望、光を届けるヒーローソングを歌っている中、「NOeSIS」で闇の感情を歌いました。普段とは思いきり異なる感じで歌わせていただき、それが面白かったです。こちらでは、voyagerの瀬下千晶とは違う魅力を感じてください。
――最期に、改めて「LIVE MUE STATION」に向けてひと言お願いします。
瀬下 初めての事務所主催ライブへvoyagerも参加させてもらいます。「下からvoyager」じゃないですけど、そんな感じでみんなと仲良くなりつつも、でもvoyagerのアピールもがっつり出来るように頑張りたいです。
TAKERU voyagerとしても、マッシュアップエンターテイメントとしても、記念すべきイベントになります。僕らにとっては、これまでvoyagerとしてアピールしてきた中では出会わなかった新しい人たちにもアピールしていける場となるように、そのチャンスを活かしながら、共演するみなさんからいろんな刺激を吸収し、voyagerがさらに成長してゆくためのライブにしたいです。
何より、みなさんと一緒に楽しめるライブにしますので、ぜひ遊びにきてください、。