2018.03.18
マッシュアップエンターテイメント NEWS
かなでももことが、場内へ熱気を描き出す。
「鮮やかに響け」、かなでももこのコーナーは、眩しい光のシャワーを降り注ぐ『Osean of Lights』からスタート。煽るように、でも笑顔で歌うかなでももこに触発され、フロアー中から熱いエールが飛び交いだす。ふたたび場内には、大きな熱を持った渦が生まれ出した。
太田彩華や藤崎結朱と同じように、彼女も『NOeSIS』ナンバーの中からゲームアプリ『NOeSIS 嘘を吐いた記憶の物語』のOP曲『OSeINS』を熱唱。得意のハイトーンな歌声を響かせ、かなでももこはラウドでダークなシンフォニック楽曲を通し、場内へ熱いドラマを描きだす。サビでは、かなでももこと観客たちによる熱い掛け合いも登場。この一体感こそが、かなでももこのライブの嬉しい魅力だ。
勢いを加速させるように、かなでももこはダークでゴシックかつドラマチック、何より疾走感満載な『Good Morning Dictator』を突きつけた。場内を黒い熱狂に染め上げてゆく。その楽曲は、闇の中へ確かな光を感じさせてくれた。
光に満ちた風景から闇の中に抱く小さな輝きまで、短い中へ多彩な表情を詰め込んだかなでもも、その手腕はさすがだ。
マッシュアップエンターテイメントの女性たちはキャラが大渋滞。
歌のバトンは、かなでももこからvoyagerへ。3人は、ロックな話を披露。かなでももこが口にした「ドロック、泥のロックじゃないよ」」という言葉に、voyagerの2人や観客たちが首を傾げる反応を示せば、voyagerの瀬下千晶は、擬音交じりの言葉を連発、かなでももこに負けず劣らずの破壊っぷりを見せていた。
他にも、かなでももこから「マッシュアップエンターテイメントのステージで心がけることは、ドラムの風圧を浴びること」と不思議な発言が登場。VoyagerのTAKERUが思わず口にした「マッシュアップエンターテイメントの女性たちはキャラが大渋滞」の発言は、とても納得だ。
「一番賑やかさを描ける存在になりたい」と語るvoyagerのライブは、「ウルトラマンエックス」のOP曲『ウルトラマンX』からスタート。派手で華やかで力強いエナジーみなぎる楽曲のように、2人の歌声に触発され、フロアー中の人たちも、2人とXポーズのやり取りを交わしながら笑顔ではしゃいでいた。
続く「劇場版ウルトラマンX きたぞ！われらのウルトラマン」の主題歌『Unite～君とつながるために～』は、秘めた情熱を掻き立てる感情昂揚ナンバー。想いを紡ぐように歌いながら、サビでは沸き上がる気持ちのまま一緒に歌い叫ばずにいれなかった。
voyagerコーナーの最後を飾ったのは、『ウルトラマンオーブ」のED曲『Shine your ORB』だ。優しい心模様を伝えるように歌う幕開け。サビでは、美しく暖かい歌声が会場中を包み込んでゆく。熱狂描くのもvoyagerの魅力だが、消えない炎を心へ灯してゆく面も、彼らの持ち味を語るうえで欠かせない。
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