燃えこれ学園　NEWS

2024.01.08

燃えこれ学園　NEWS

　燃えこれ学園が毎月、有観客で行なっている「ライブ配信」。12月19日(火)新宿アルタKeyStudioで行ったのが「クリスマスSP & procyonレコ発＆つうしんぼユニットSP(10月度)」公演。

「つうしんぼランキング」とは、その月の頑張り度をポイントとして換算。毎月、誰が広報委員(ファン)から支持を得たかをランキング化している制度のこと(詳しくはhttps://moecore.com/tsuushinbo/を参照)。この日は、10月度の「つうしんぼ選抜」「フォトガチャ選抜」「トークポート選抜」各上位5人（同率の場合は増員）にランクインしたメンバーたちと、月間ランキング第１位に輝いたメンバーのソロコーナーを用意していた。

ライブは、この日よりCDリリースになった『procyon』からスタート。メンバーみんなで、未来へ向かって「君と描いてく夢色ストーリー」と歌いだす場面にグッときた。空高く突き上げた拳を胸の前にグッと引き寄せる姿に、彼女たちがこの曲に込めた決意を噛みしめながら歌っていることを実感。一人一人が、ここへ至るまでのそれぞれの道のりを思い返しながら。そのうえで、「何度でも立ち上がって走るよ」という言葉に乗せ、どんな困難が待ち受けていようとも、何度も打ちのめされようと、そのたびに立ち上がって駆けだす意志を伝えてきた。燃えこれ学園が、このシーンの最前線で10年間活動を続けているのも、その意志を持ち続けてきたからだ。

MCでは、2024年3月度末で、佐々木千咲子と成田麻穂が燃えこれ学園の生徒を卒業。同年4月より、燃えこれ学園の新任教師として活動してゆくことを熊野はるが報告。その発言を受けて、2人が言葉を述べだした。

「10年間走ってきて、たくさんの夢を叶えさせてもらいました。でも、またまだ私自身叶えたい夢があって、挑戦したいこともあって、でもステージに立ちたくて。でも、それ以上にみんなと離れることは考えられなくて。これからの先の自分の道をどうしようかなと考えていたときに、理事長とはるさんから「先生になったら?」という言葉をいただきました。そのときからいろいろと考えて、何度もお話をして、自分自身としても、グループとしても、新たな可能性を広げていけるよう頑張っていきたいと思って、今年度で生徒としての佐々木千咲子の卒業を決めました。来年度からは先生としての佐々木千咲子が始まりますが、これまで以上にもっともっと頑張って、燃えこれ学園と新たな道を開いていけるようにさらに頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします」(佐々木千咲子)

「なりー先生になるお話をいただいて、今すごいドキドキしています。なりーは、でもやっぱり、いろんなことにけっこうへなちょこで。でも、へなちょこにならないように一生懸命やっていくので、応援してほしいです。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。そして、なりー、今まで以上にいっぱい頑張っていきます。燃えこれ学園の夢を絶対に叶えます。なりー先生になっても、きっとなりーわーるどは絶対…たぶん…変わらないでいるつもりなんですけど。先生になっても頑張ります。3月で生徒を卒業するのは、やっぱり寂しいですけど。これからも、みんな一緒にいてほしいです。燃えこれ学園を最高にします。応援よろしくお願いします」(成田麻穂)

次のブロックは、「10月度つうしんぼユニット」コーナーへ。「つうしんぼ選抜」メンバー（熊野はる・成田麻穂・仲川つむぎ・高未悠加・佐々木千咲子）は、躍動したパフォーマンスと力強い歌声を魅力に『BRAVE』を歌唱。思いきり足をキックする場面も含め、とてもパワフルな姿で観客たちの気持ちを熱く騒がせていった。

　「いえーい、もっともっとミラクるを起こしていくよー」と叫んだ成田麻穂の言葉を合図に、「フォトガチャ選抜」メンバー(成田麻穂・仲川つむぎ・稲森のあ・高未悠加・熊野はる)は、思いきりかわいらしさを振りまきながら『ミラクる☆妄想がーる』を歌唱。彼女たちの胸をキュンと鳴らすチャーミングな姿に、ハートがずっとときめいていた。

ふたたび成田麻穂による、「みんなに恋の魔法をかけたいよー」の言葉をきっかけに、「トークポート選抜」メンバー(成田麻穂・熊野はる・仲川つむぎ・佐々木千咲子・山田みつき)も、かわいらしい仕種を見せながら。でも、胸の内に秘めた愛しい思いを見ている人たちの心へ届けるように『恋の魔法』を歌ってくれた。　

10月度月間ランキングの第1位に輝いた熊野はるは、背景にMVを投影。パワフルな歌声を思いきりフロア中へぶつけるように、『High jump!!』を熱唱。熊野はるは、

「つうしんぼユニット」コーナーすべてに登場。迫力のある歌声を持って。さらに、腕をくるくると回し場内中の人たちを巻き込みながら、熱狂一体化した景色を作りあげていった。圧倒的な存在感を放つその姿が燃えこれ学園の中心に居続ける限り、このグループは安泰。そう思わせてくれたライブだった。

　ここからは、「クリスマスSP」のコーナーへ。燃えこれ学園は現在、課外授業(対バンライブ)の際、先輩'sと後輩'sの2チームに分かれての出演も多くなっている。最初に登場したのが、個性的でかわいいサンタの衣装を身にまとった後輩's(三浦千鶴・稲森のあ・高未悠加・山田みつき・青山明日香)のメンバーたち。5人は、甘い甘い歌声を振りまくように『sweet darlin』をプレゼント。メンバーそれぞれのサンタ姿に、その人の色(個性)が見えていたところもポイント。稲森のあに至っては、まさかのお腹をだした衣装姿。その衣装自体が、サンタ姿に見えなかったところも、各自の個性を重視している燃えこれ学園らしさ??彼女たちに「ねぇギュッとしてよもっとギュッとして」と歌われると、ドキドキした胸が破裂しそうな気分になる。最後に5人が、舞台中央でギュッと抱きしめあうのだが、そのときに、山田みつきが三浦千鶴にキスをしようする仕種を見せれば、それに気づいた三浦千鶴が照れていた。その様も、めちゃめちゃかわいかった。

先輩's(熊野はる・佐々木千咲子・成田麻穂・蒼音舞・仲川つむぎ)もクリスマス衣装姿で登場し、『タイムレシーバー』を「届いて」と熱唱。それぞれ形は違え、メンバーみんな比較的オーソドックスなサンタ衣装姿だったところに、先輩'sと後輩'sの違いを実感。

「クリスマスSP」の後半は、クリスマスの時期を舞台にした『オルゴール』から。切ない心模様を歌った楽曲だが、メンバーがサンタ衣装で歌う姿を見ていると、不思議と心が華やいでいた。それも、彼女たちがプレゼントしてくれたクリスマス衣装の力??ここのブロックでは、無数の星空を背景に歌った『星の記憶が降る夜に。』、タオル曲の『風と君と虹と僕』、力強くも艶やかに舞う姿も見せた『夢幻華』と、曲調はそれぞれ異なれ、愛しい人への思いを歌に詰め込んだ楽曲を通して、観ている人たちへ、クリスマスらしいHAPPYやロマンチックな気分を届けてくれた。

「どんなつらいときでも、歩けなくなったときも、私たちをずっと支えてくれた曲です。いつだって、今が明日へのスタートだからと、私たちの背中を押してくれます」。何があっても未来への歩みを止めないグループとしての意志を熊野はるが伝えたうえで歌った、『Re-START』。この楽曲に救われ、心の背中を押してもらってきた人たちはきっと大勢いる。この曲を聴いて、また笑顔で明日へ踏み出そうとする人たちがたくさん増え続けているからこそ、それが2024年3月13日のZepp DiverCity(TOKYO)のワンマン公演に繋がっている。彼女たちが蒔き続けている「明日に向かって芽吹く種」は、今もたくさんの人たちの心の中で芽吹いている。その後、サンタ姿のメンバーたちは、「君がすき」と『すき！すき！好き！！』をプレゼント。広報委員(ファン)たちにとっては、最高の笑顔のプレゼントになったに違いない。