2018.05.03
Royz NEWS
Royz、Zepp Diver City Tokyoの舞台上で多くの嬉しい動きを発表。9周年を前に、Royzが何かをやらかすらしい!!
5thアルバム『WORLD IS MINE』を手に3月下旬より始まったRoyzの全国ワンマンツアー「Royz SPRING ONEMAN TOUR『WORLD IS MINE』」も、5月2日(水)にZepp Diver Cityで行ったファイナル公演を持って無事に幕を閉じた。今回も、会場に多くの人たちが詰めかけ熱狂の景色を描き出していたように、毎回のツアーごとに開く花もあれば、新たに芽吹いた花たちも増えていたように、バンドもファンたちも良い形で新陳代謝を繰り返し続けている。それが、バンドを突き動かす力にもなっているようだ。
6月27日(水)に通算15枚目となるシングル『DOLL』を4-TYPE発売!
この日のライブで、Royzより新たな発表が成された。一つ目が、6月27日(水)に通算15枚目となるシングル『DOLL』を4-TYPE発売すること。メンバー自身の衣裳は落ち着いた色をベースにしているが、嬉しい驚きだったのが、アー写を彩る背景のカラフルさだ。メンバーたちの姿は、まるで色彩鮮やかなドールハウスに住むからくり人形の王子たち?のようなたたずまいではないか。
でも、驚くのはそこだけじゃない。ここ数年来ダークでアグレッシブな表情で攻めることの多かったRoyzだが、最新ナンバー『DOLL』ではとても華やかで派手なアプローチを見せてきた。もちろん、ライブバンドを標榜するRoyzのように、疾走する演奏とザクザクとしたギターサウンドは変わらぬ魅力として活かされている。そのうえで彼らは、極彩色豊かな音や歌の洋服を身にまとい、触れた人たちを華やかで浪漫あふれる…いや、上品さなどぶっ壊すほどの派手な喧騒の中へとグイグイ引き込んでゆく。
昴は歌う、「焦らしに焦らされ 気まぐれに踊って 身勝手な夢を見る二人レーゼの中へ」と。レーゼとは、「上演するのではなく、読まれることを目的に書いた脚本形式の物語=レーゼドラマ」を指しているのだろうか。その真相は、いづれインタヴューなどで昴自身が明かしてくれるだろう。
全国ワンマンツアー「Royz SUMMER ONEMAN TOUR 『Dolly's Lucid Dreaming-人形は儚い夢を見る-』」の開催。
二つ目の発表が、新たな全国ワンマンツアー「Royz SUMMER ONEMAN TOUR 『Dolly's Lucid Dreaming-人形は儚い夢を見る-』」の開催だ。今回は、同じレーベルに所属している己龍やコドモドラゴンも一緒に参加するイベントツアー「BPR VS レジレコTOUR 『シバきあい!!』」を間に挟んで行うため、ワンマンの本数自体は全部で10本と少なめだが、イベントも含めれば全部で19本。しかも、ほぼ2ヶ月の中へ集約しているように、Royzにとっては濃い刺激を得続けてゆくツアーになりそうだ。
ツアー中には、公大と杙凪の生誕祭も組み込めば、福岡では、ワンマン通算400回記念の公演も行う。それぞれの日に、普段とは異なるどんなライブを見せてゆくのかも楽しみだ。
今回のファイナル公演は、9月11日(火)にEX THEATER ROPPONGIで行われる。彼らにとって初めて踏み入れる地となるように、EX THEATER ROPPONGIの中へどんな風景を描いてゆくのか楽しみだ。