「Galpo! Live Show Vol.28」EVENT REPORT。純真アムレット編

2024.05.22

何時だって、真っ直ぐな思いをぶつてけてゆくメンバーたち。だから、その言葉を信じてみたくなる。

　 4月18日(木)、GOTANDA G4を舞台に「Galpo! Live Show Vol.28」が行われた。司会を、Mellowsの増井みおが担当。出演したのが、純真アムレット/Blancanie/Re:INCARNATION/藍色アステリズムの計4組。

この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見られる内容になっている。同イベントの中から、僕だけの天使のライブの模様をお届けしたい。　

純真アムレット

　愛らしいメロディーに乗せ、メンバーたちが心を弾ませるように軽やかにステップを踏み出した。純真アムレットのライブは、この場に眩しく輝いた世界を描きだすように『すっぽんガール』からスタート。5人の胸をキュンキュンときめかす歌声と舞台の上で無邪気にはしゃぐ姿が、とてもチャーミング。フロアのあちこちから、彼女たちへ向けて熱い声が飛び交うのも当然だ。5人と一緒に心をときめきの色に染めあげ、ともに眩しい光の中でずっとずっと戯れていたい。そんな気分だ。

「夢見てきらめく日常」と、5人がかわいい声を一つに重ねあわせ『虹色ストレートフラッシュ』を歌いだした。彼女たちは希望を抱いた思いを歌声に乗せ、遥か先に見える素敵な未来へ向けて届けていた。不安な気持ちも、彼女たちにとっては希望の裏返し。たとえ胸に不安を覚えていようとも、5人は振り上げた手を翼に変え、その先の景色に向かって元気いっぱい羽ばたいてゆく。彼女たちはキラキラの笑顔とピュアな歌声で、目の前にいる"きみ"と一緒に輝こうと呼びかけてきた。何時だって、真っ直ぐな思いをぶつけてゆくメンバーたち。だから、その言葉を信じてみたくなる。

　『はぴげば！』が流れたとたん、気持ちがわちゃわちゃと騒ぎだした。彼女たちと一緒に、思いきりHAPPYな色で心の中を満たしたい。軽やかに、カラフルに弾む楽曲の上で、5人は弾む気持ちをメンバーどうしで会話を繰り広げるように交わしあう。サビ歌で、メンバーが心を一つにステップを踏みながら歌い躍る姿が、とってもチャーミング。かわいいを二乗も三乗もしたくなるくらい、ハートをドキドキ騒がせる。どの曲も、しっかり未来や希望を指し示している。だから、はしゃぐ気持ちが止まらない!!

ここで、鈴元ゆらのと三ツ葉ひよりによるユニット曲の『チャペってこーぜ！』が登場。まさか、こんなスペシャルなライブが飛びだすとは。互いに歌声をかけあいながら、彼女たちはこの場を煌めいた世界へ染めあげる。舞台の上ではしゃぐ2人に向けて、フロアからチャペったMIXも登場。彼女たち、フロアにいる人たちもグイグイと自分たちの楽しいフィールドへ巻き込み、この場を笑顔あふれる空間に染めあげていった。

「いつかこっち振り向いて」の言葉を合図に歌ったのが、『シルエットハニー』。この曲でも、メンバーらの愛らしい誘いを受け、フロアから熱いコールが飛び交い続ける。少し甘えた素振りも見せながら、舞台の上で元気いっぱいに弾ける5人。そのかわいらしさにハートを撃たれ、声を張り上げずにいれない。途中には、ガチ恋口上も登場。胸の奥から沸き立つ熱い思いをぶつけずにいれなくなる気持ちも、すごくわかる。だって、舞台の上の彼女たちに、すっかり恋していたのだから。告白変わりに、声を上げてゆくのも当然だ。

「愛してたのにアイしてたのに　哀してたのに愛されてなかったよね～好きだったよね」と純真アムレットが最後に歌ったのが、『哀してたのに』。切ない乙女の心模様を歌った楽曲だが、彼女たち自身が哀しみを吹き飛ばすように力強く歌えば、楽曲も元気いっぱいに弾けているからこそ、5人が不安を吹き飛ばすように歌う姿へ向け、エール変わりに熱い声を張り上げずにいれなかった。中にはツーステップを踏みながら熱情した思いをぶつける人も。みんなで哀しみを蹴散らす勢いで、思いきりはしゃいでいた。でも、熱情一体化したその様こそ、元気印がトレードマークの純真アムレットらしいライブ。だから5人と一緒に高く腕を振り上げ、共に「愛してたのに哀してたのに」とずっとずっと歌っていたかった。