燃えこれ学園　NEWS

2024.05.12

燃えこれ学園　NEWS

　燃えこれ学園が毎月、有観客とライブ配信で行っている「定期公演」。4月23日(火)に新宿アルタKeyStudioで行ったのが、「1月度つうしんぼユニットSP！」公演。この日より5月末頃まで、メンバーの高未悠加は怪我の治療のためにライブ活動を休止する。今回の「つうしんぼユニット公演」でも、本当なら２月度の「つうしんぼランキング」公演も合わせて行う予定だったが、高未悠加自身が2月度の「つうしんぼランキング」の第1位に輝き、他の部門でもランキング入りしていたことから、2月度の「つうしんぼランキング」公演は、改めて行うことになったこと。さらに、この日の公演に高未悠加がリモートでた参加していたことを、先に報告しておきたい。

お馴染みのテーマ曲に乗せて、メンバーが登場。成田麻穂の「1曲目からみんなへ大好きを伝えていくよ」の声を合図に、ライブは『すき！すき！好き！！』からスタート。歌いだしを担った稲森のあの歌声が、とても弾んでいる。その楽しさを引き継ぐように、青山明日香と山田みつきが歌いだす。燃えこれ学園らしい恋にときめく乙女心が、メンバーたちの明るい歌声に乗せて場内中へ広がりだす。彼女たちが伝えてきたドキドキとした気持ちを感じた瞬間、メンバーらと一緒に心が嬉しく騒ぎだした。

次に届けたのが、過ぎ行く桜の季節に似合う『夢幻華』。とても力強い歌声だ。まるで和歌を読むように、彼女たちは、情緒ある言葉へ命を吹き込むように歌っていた。凛々しい歌声とは裏腹に、艶やかな振りを見せる姿にも視線が惹かれる。振り上げた手を舞い散る桜吹雪に見立て、ひらひらと舞い踊らせるように歌い踊るその姿を、二つの眼(まなこ)がずっと追いかけていた。

　メンバーの自己紹介パートでは、リモート参加していた高未悠加が、背景のスクリーンに大きく映しだされたうえで自己紹介していたことを伝えておきたい。

続いて、「1月度つうしんぼユニット」のコーナーへ。ここでは、「1月度つうしんぼ選抜・フォトガチャ選抜(1月&2月選抜・トークポート選抜・山田みつきソロ曲」を披露。「つうしんぼ選抜」メンバー(山田みつき・成田麻穂・稲森のあ・熊野はる・(高未悠加のサポートとして)仲川つむぎ)が歌ったのが、『Re-START』。いつもメンバー全員で思いを一つに披露してきた楽曲を、選抜メンバーで歌ったのが新鮮だ。歌いだしを、1月度ランキング1位に輝いた山田みつきが担当。明るい性格の彼女らしく、とても爽やかな始まりなのが嬉しい。後半、5人と観客たちが円陣を組むように、一緒に手を振り上げていた姿も印象深く見えた場面。ここから新しい物語を描きだすのに相応しいライブを、5人は『Re-START』を通して見せていった。

「もっともっとミラルク起こしていくよー」(成田麻穂)の声を合図に、トークポート先発」メンバー(成田麻穂・仲川つむぎ・山田みつき・三浦千鶴・蒼音舞)が元気いっぱいに『ミラクる☆妄想がーる』を歌唱。この曲でも5人は、煌めく太陽のように明るい歌声に乗せて、ときめく気持ちを会場中へ振りまくように歌っていた。歌詞の一節ではないが、「ときめき止まらない」気持ちを、元気いっぱいの彼女たちと分かちあえたのが嬉しかった。途中には、お馴染み虎虎MIXも登場。メンバーらと一緒に声を張り上げてこそ、この場に相応しい『ミラクる☆妄想がーる』の歌になる。

　「ファトガチャ選抜(1月&2月)」メンバー（成田麻穂・稲森のあ・仲川つむぎ・熊野はる・三浦千鶴) が歌ったのが、『夏恋♡Love』。5人は曲か始まるのに合わせ、拳を振り上げてはしゃぎだせば、その姿に刺激を受けた広報委員(ファン)たちも、一緒に拳を振り上げて騒ぎだす。このブロック、気持ちをわちゃわちゃと騒がせるアゲアゲな楽曲ばかりが並んでいる。舞台の上で笑顔を振りまきながら歌うメンバーたちの姿にハートをノックされたせいか、気持ちがときめき続ければ、心がズーッとドキドキ高鳴り続けていた。

　「トークポート選抜」メンバー（成田麻穂・山田みつき・仲川つむぎ・熊野はる・佐々木千咲子）が歌ったのが、『オルゴール』。これまでの華やかな歌唱&パフォーマンス姿とは異なり、この曲ではメンバー一人一人が、胸の内に抱いた思いを愛しい人へ向けて告白するように、切々とした心模様で歌っていた。曲が進むにつれ、メンバーらの歌声に熱が漲りだしていたのは、言葉のひと言ひと言へ思いを強く込めて歌っていたからだ。

「 1月度つうしんぼランキング」1位を手にした山田みつきは、ソロ曲の『Vampire distress』を披露。いつもほわほわっとした姿を見せる彼女だが、『Vampire distress』では、もどかしい気持ちぶつけるように歌っていた。この曲へ触れるたびに、山田みつきの中にある、もう一つの素顔を覗き見た気分になれる。

『星の記憶が降る夜に。』から始まった次のブロックでは、心の内側に広がる世界を巡るような曲たちが続いてゆく。果てぬ夢の続きを追いかける思いを、優しい声に乗せて歌った『星の記憶が降る夜に。』。同じく『Lost in Time』でもメンバーたちは、不安な気持ちもしっかりと受け止めながら、それでも尽きることのない未来に馳せる思いを、光る明日という描いた夢の姿へ向けて歌っていた。

深夜0時を告げる時計の音が鳴り響く。妖艶な紳士と淑女に心を染め上げたメンバーたちが、『シンデレラ・クレイム』に乗せ、この場に妖しい宴を描き出す。一人一人が物語を彩るキャストになり、幻想ファンタジックな舞台劇を目の前で繰り広げていた。

　最後のブロックは、今の燃えこれ学園が強烈にプッシュしている楽曲を立て続けに披露。いつも燃えこれ学園のことを応援してくれる広報委員たちを筆頭に、共に夢を追い求めてくれる仲間たちをかならず約束した場所(武道館)へ連れていくからと誓うように、力強く歌い踊った『procyon』。この曲へ触れるたび、気持ちが嬉しく奮い立つ。熱を帯びた会場へさらに熱を加えるように、メンバーらは凛々しい歌声で『戦々恐々El Dorado』を熱唱。相手を射るような気迫漲る姿で、彼女たちは歌い踊る。その気迫を感じるたびに気持ちが熱くなり、メンバーらと一緒に高く掲げた腕を振り回したくなる。

最後は、この場を愛に満ちた華やかな空間へ染め上げるように『恋の魔法』を届けてくれた。彼女たちの歌声の魔法へかかるたびに、ときめいた心が芽吹き、咲き誇るように華やぎだす。この気持ち、ぜひライブに触れて感じてほしい。