2018.05.28
己龍 NEWS

 この夏、己龍が所属するB.P.RECORDSとDOG in the PWOなどを擁するResister Recordsが、「シバきあい!!」と題した合同ツアーを7月20日より8月いっぱいかけて行う。そのツアーを終えた勢いを持って、己龍は、9月7日に新木場STUDIO COASTを舞台に行う千秋楽公演に突入する。そのために、あえて単独巡業を絞った形を取ったというわけだ。
今年の春にも、「均整を乱す抗うは四拍子」ツアーへ参加したように、今年の己龍はイベントライブへ積極的に参加している。あえて武者修行の場へとみずからを駆り立て、自身へ新たな刺激を注入し続けている。そこで得た刺激が、どんな風に単独公演の場に反映されるかにも期待したい。

他にも、7月7日に子龍(ファンクラブ会員)限定公演を、あえて小箱となる新宿RUIDO K4で実施。8月3日には、毎年恒例となった世界でも五指に入るヴィジュアル系愛を持った男こと、九条武政の生誕祭が開催になる。今年は、通年のように川崎クラブチッタではなく名古屋BOTTOM LINEで行うことも発表した。

この日のライブでは、和太鼓を中心に和楽器を鳴らす東京打撃団とのコラボステージも登場。ドラムの准司とのセッションを皮切りに、『見世物鬼譚』『阿吽』『桜花爛漫』で迫力満載な和楽器の演奏を交えた激しくも雅な演奏を披露。
アンコールでは、ヴォーカルの眞弥が抱えている目の病気が進行しており、何時どうなるか、先のことは自分でもわからないと告白。強い光を浴びるライブなど、音楽活動面は眞弥の目の病魔の進行を悪くすることはあれど、良くすることはない。それでも彼は己龍に心救われている人たちがいる限り、力尽きるまで己龍として活動を続けると。歌い続けることを宣言。「黙って俺について来い!」と叫んでいたように、その言葉を信じ、これからも己龍や眞弥の応援をお願いしたい。
最後に東京打撃団とコラボ演奏した『暁歌水月』で歌った「此の命が尽き果てるまで夢を…さぁ、唄いましょう」の歌詞通り、己龍は命続く限り、「生きろ!」とメッセージし続けていく。その言葉を信じ、これからも己龍と一緒に明日へ向かって歩んでいただきたい。

PHOTO: KEIKO TANABE
TEXT:長澤智典

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