りあくしょんバイト　NEWS

2024.07.21

りあくしょんバイト　NEWS

りあくしょんバイトが活動を宣言したのが、2023年7月15日(海の日)。あれからちょうど1年後の2024年7月15日(海の日)に、りあくしょんバイトは赤羽ReNY alphaで単独公演「釣れるまで帰りませんっ」を行った。ゲストに、釣りガールの、みっちゃまこと星月みづき、バッキーこと魚住つばきも登場。MCを、団長(NoGoD)が担当。釣りガール×アイドルとして活動をしている彼女たちらしいゲストと異色のMCも、枠にとらわれない活動をしているりあくしょんバイトらしさ。

　りあくしょんバイトは1曲1曲を大切に育みながら歩み続けている。この日のライブでも、持ち歌を2つの異なる流れとして持った構成にし、前後編と分けて届けていたことを先に伝えておきたい。

「夢を見ちゃダメですか?」と、自分たちが胸に秘めた言葉を文字にしてオープニングの映像に投影。昨年5月にメンバーが集まり、アイドルとしての活動を夢み、厳しいレッスンに耐えながらも、初めてステージに上がるまでの日々。そこから始まったアイドルとしての物語が、「初めて本気で叶えたい夢を見つけた」「何度だって立ち上がるんだ」など、その時々の4人の心情を表した言葉を挟みながら次々と映し出される。綴られた、「あの頃なりたかった私が今ここにいる」の言葉。流れだしたSEに乗せて登場した新衣装姿の4人は、この会場に詰めかけた大勢のお師匠様(ファン)たちへ向け、「ここから、また新しい物語を一緒に作り出そう」「一つになろう」と誘いかけてきた。メンバー紹介に乗せて、一人一人がみずからをアピール。場内に高まる期待。上がりだす熱。そして…。

ライブは、りあくしょんバイトの1st配信シングルナンバーの『HelloHelloMyDream』から始まった。彩恵みくの爽やかな歌声へ導かれるように楽曲が弾けたとたん、フロア中から熱い声が飛び交いだす。その声もパワーに、「信じる気持ちを失いそうなときキッカケの熱い思いどうか思い出して」とみずからの心へ言い聞かせるように4人が力強く歌いだした。この曲が、何もできないと自信を失いかけていた彼女たちの気持ちを奮い立て、夢見る勇気をずっと膨らませてきた。それを知ったうえで応援している人たちも多いからこそ、4人が、そして、ここに集まったたくさんのお師匠様たちが『HelloHelloMyDream』を一緒に口ずさみながら、これから作り出す新しい物語に笑顔で期待を寄せていた。終盤には、彼女たちとたくさんの人たちが共に高く手を上げ、一緒に夢や未来をつかもうと約束を交わしていた。

次に届けた2nd配信シングル曲の『渚のKiss バイト』では、4人とも恋に恋する乙女に気持ちを染め上げ、愛しい人へ胸の内に秘めた思いを届けるように優しく歌っていた。ほのかな甘さを覚えるフレンチキスのような4人の歌声が、ずっと胸をときめかせる。

MCでは、予想以上に大勢の人たちが集まった景色を見て、4人とも素直に嬉しい驚きを覚えていた。この日は、彼女たちにとって1年間の歩みの集大成となる姿を見せる場。「今の自分たちの姿を全力で見せる」と伝えてきた気持ちも嬉しい。

次に披露したのが、ライブ当日に4th配信シングルとしてリリースした『逃した獲物はでっかいぞ』。釣りガール×アイドルをキャッチコピーにしている彼女たちらしく、どの楽曲にも釣りにまつわる言葉がタイトルや歌詞へ記されている。『逃した獲物はでっかいぞ』は、4人の動きに合わせて一緒に踊りたくなるポップに弾けたケルティックなダンスチューン。軽快に跳ねるビートに乗せ、4人ともウキウキとした気持ちに染め上げ、気になる人へ好きの思いを早口で届けていた。でも、逃がしたキミは…。気になる方は楽曲をチェックしてほしい。

その勢いをさらに膨らませるように、メンバーとお師匠様たちが熱いコール＆レスポンスを作り出す『オマツリDa!卍』を熱唱。メンバーらが「うりゃ!」「おい!」と叫ぶたびに、場内中の人たちも「うりゃ!」「おい!」と声をかけあう。4人が横を向き、「卍(まんじ)」と歌いながら身体で卍のポーズを作る場面も見どころだ。フロアでも、4人と一緒に卍のポーズや、「うりゃ!」「おい!」と声を上げてはしゃぐお師匠様たちが大勢誕生。まさに、みんなで一緒に声を張り上げ祭り上がれる楽曲だ。

前半部の最後を彩ったのが、爽やかな夏景色が似合う、ビートロック×エレクトロなポップチューンの『恋はバーブレス』。この曲の途中で、みっちゃまこと星月みづきとバッキーこと魚住つばき、2人の釣りガールがりあくしょんバイトの新衣装姿で参加。突然の展開に、お師匠様たちも大興奮。6人のりあくしょんバイトという姿も、とても華やかだ。ゲストの2人が加わることでハーモニーも華やかさを増せば、一体感を持った6人のパワーあふれる歌声が、嬉しく気持ちを騒がせた。

ここからは団長(NoGoD)の司会のもと、みっちゃまとバッキーを加えた6人でのトークコーナーへ。ゲストの2人とも、アイドルに混じって歌うのは初体験。りあくしょんバイトの公式YouTube番組の中、4人がそれぞれに釣りの指南を受けたことが出会いのきっかけ。そこで確かな当たりを感じたメンバーたちが2人をゲストに誘ったことが、今回のコラボレートへ繋がっている。

4人とも、りあくしょんバイトの活動を始めてから本格的に釣りに夢中になったことを語りだす。「ファンの方も、魚もいっぱい釣りました」と語ったのが、桜衣音羽。ここからは、4人がどれだけ釣りガールとして成長したかを「釣りガールへの道」と題し、釣り上げた魚たちとの記念写真を背景に映しながら、思い出に残る魚(メモリアルフィッシュ)たちについて語りだす。

みずからを「なま女（なまじょ）」と語る水世桃愛は、霞ヶ浦で釣ったなまずを。彩恵みくは、海上釣り堀で釣ったカンパチを自慢。矢那瀬カヲルは、海で釣ったカワハギを。桜衣音羽は、長野県は野尻湖で釣った45cmのスモールマウスバス(ブラックバス)の釣果をアピールしていた。さらに、水世桃愛が海で123cmのドラゴン(タチウオ)を釣ったことを。彩恵みくは、群馬県の大崎養魚場で釣ったニジマスを。矢那瀬カヲルも、大嵐の海で釣ったドラゴン(タチウオ)を自慢。桜衣音羽は、チヌ(黒鯛)の釣果をアピール。みっちゃまとバッキーは、4人の釣った魚についての説明をしながら、彼女たちのアングラーとしての成長ぶりを伝えていた。

「私たちと、もっとドキドキワクワクしたいよね」の声を合図に、後半のライブは、会場を華やかなパーティー空間へ染め上げる『逃した獲物はでっかいぞ』からスタート。軽快に弾むビートに乗せて、4人は軽やかにダンスパフォーマンスを提示。狙った恋を逃した悔しさや切なさをあえてカラフルなポップチューンに乗せて届けるところも、この楽曲の魅力。フロア中からも、熱情した声がずっと張り上がっていた。

　熱した場内へ、爽やかな夏の海風が吹いてきた。４人は、胸の内へ抱いた思いを告白するように『渚のKissバイト』を歌唱。少し甘えた素振りで歌う彼女たちの姿が、とてもチャーミング。甘い歌声の風も、心をスーッと吹き抜けた。

　MCでは，「まだまだ頼りないけど、私たちがお師匠様たちへ「ついてきてー！」と言えるアイドルになれるように頑張る」と宣言。ここから、さらに会場を熱くしようと、彼女たちは3rd配信シングルの『恋はバーブレス』を爽やかな歌声を魅力に歌唱。サビては、4人が振り上げる手の動きに合わせ、フロアでも同じ動きがあちこちに誕生。間奏では熱いMIXも飛び交えば、一人一人が歌うたびにメンバーコールも飛び交い続けていた。途中に飛び出すメンバーらの愛らしいラップも、この曲を華やかに彩る要素。終盤で見せる、釣って釣られてのパフォーマンスも、りあくしょんバイトらしい振りだ。

「うりゃ!」「おい!」の熱いやりとりや三三七拍子など、『オマツリ前夜』と題したメンバーと観客たちによるコール%レスポンスのコーナーが登場。そのうえで本編最後の曲として歌ったのが、『オマツリDa!卍』。この曲でも、メンバーとお師匠様たちが「わっしょい!」や「うりゃ!」「おい!」の熱いやりとりを交わし、この場に熱情一体化した様を生み出してゆく。後半には、巨大なバルーンをフロアへ数多く投入。さらに、みっちゃまとバッキーもふたたび参加し、一緒に祭り上がっていった。

アンコールで歌ったのが、りあくしょんバイトの始まりを告げた『HelloHelloMyDream』。1周年という大切な日だからこそ、彼女たちは、自分たちの原点へと立ち返り、「信じる気持ち」を大切に、これからも君と一緒に夢を思い描いては、素敵な未来を作り続けようと、お師匠様たちと約束を交わしていった。大漁旗がはためくようなこの日の景色を、次はどんな大きな会場で見せてくれるのか。彼女たちが投げた夢見る思いで作られたルアーに、これからどれだけ多くの人たちが食いつくのか。彼女たちの未来が楽しみになるライブだった。

　最後に嬉しいニュースを。りあくしょんバイトに、2人の新メンバー「大熊さくら」「空蝉うたう」の加入が決定。8月7日(水)に秋葉原アイドルステージで、「りあくしょんバイト新体制お披露目ライブ」を行うことも発表した。新体制になるりあくしょんバイトの姿も、本当に楽しみだ。彼女たち、ナイスフィッシュ!!!!!!