Dacco　インタビュー

2024.10.07

Dacco　インタビュー

　Daccoが誕生したのが、2005年7月。Psycho le Cémuが一時的に活動を止めた中、その期間を有効活用しようと、LidaとYURAサマが始めたのがDaccoだった。最初は、アコースティックデュオというスタイル。そこから、エアロビクスを取り入れたダンスユニットへ進化。20年という歳月を経た今、Daccoはサイパーパンチ(最強にパンチの効いたパーティー)ユニットに更なる進化を遂げた。

2024年より2025年にかけ、Daccoは47都道府県を巡る20周年記念ツアー「そうだ47都道府県、行こう」を行うと発表した。ゴールは、2025年7月5日(土)にニッショーホールで行う「20周年記念スーパー・ウルトラ・グレート・デリシャス・ワンダフル・ミラクル・ワンマンコンサート Daccoは続くよどこまでも…」と題したワンマン公演。今回のツアーでは、全国を9ブロック (四国・中国・九州・関東➀・関東②・中部・東北・近畿・北海道/沖縄) に分割。毎月4日にブロックごとにチケットを発売。毎月7日にブロックごとにクラウドファンディングを行う。そんなDaccoが目論む今回の企みをLidaとYURAサマに伺った。

「長いミュージシャン人生の中、一度くらいは47都道府県を制覇するツアーをやるべきじゃない?!」となり、今回の企画へ繋がりました。

──2025年7月で、Daccoが誕生から丸20年を迎えます。もはや立ち上げのきっかけを知らない方々もいると思いますので、改めてDacco誕生の経緯から聞かせてください。

Lida 2005年、Psycho le Cémuが一時的に活動を休止しました。復活までの間「メンバーそれぞれ、何か活動をしよう」という話になったとき、YURAサマと目が合ったことがDacco誕生のきっかけでしたね。互いに目が合った一瞬のときめきからDaccoは始まったように、最初は具体的なプランも何もない状態。「今の自分たちに出来ることって何?」とお互いの心へ問いかけたところ、「アコースティックデュオなら出来る」と互いの心がハモったことで、Daccoはスタートしています。

YURAサマ今や、アコースティックデュオの面影はまったくないですけどね(笑)。

Lida 最初こそアコースティックデュオとして活動をしていましたが、Psycho le Cémuの活動の再開はもちろん、何時しか互いにいろんなバンド活動も同時進行していく中、Daccoも自然に変化を求めだしたと言えば格好いいですけど。アコースティックな表現スタイルに限界を感じ始めていた中、YURAサマが何を思ったのかエアロビクスのインストラクターのライセンスを獲得。歌って踊れてドラムも叩けるミュージシャンにアップグレードしたことから、次第にDaccoもダンスユニットへバージョンアップ。いつの間にかダンスも燃焼系に変わり、「Daccoのコンサートに行くと健康になる」噂が広まり、今度は、サイパー(最高にパーティーな)エアロビクスユニットとして支持を集めだしたわけです。

YURAサマ時代の流れへ飲み込まれずに独自の進化をしていく中、気づいたらここまで走ってきました。

──MCのみでイベントへ出演もしていましたよね。

Lida 決して上手ではないですが、トークだけでも1ステージ乗り切る根拠のない自信がDaccoに芽生えて。それを認められ、MCとして誘われるようにもなりましたからね。

YURAサマ今でも、何かハプニングやトラブルがあっても、なんだかんでだ乗り切れます笑

──10周年を迎えたときも、いろんなことをやっていました。

YURAサマあのときは、アルバム『FRIENDS』を手に全国ツアーやドラマコンサートも行うなど、10年間の歩みの中で実践してきたことを、1年間の活動の中へまとめあげました。

──そこからさらに10年の歳月を経過。20周年を前に打ち出したのが、47都道府県を巡る20周年記念ツアー「そうだ47都道府県、行こう」になります。

YURAサマ DaccoやPsycho le Cémuでの活動も含め、2人とコンサートを中心としながらもいろんな形で各地を回ってきましたけど、ツアー自体はやっていても、まだ足を運んだことのない地域がいっぱいあるのに気づいたんですね。そこから「長いミュージシャン人生の中、一度くらいは47都道府県を制覇するツアーをやるべきじゃないか?!!」となり、今回の企画へ繋がりました。

Lida 「30周年で同じことをやろうとしたら、体力的な面できつくなるんじゃないか?!やるなら20周年のこのタイミングでしょ」ということで、今回の47都道府県を巡るツアーを計画したわけです。

YURAサマ軽い裏話をするなら、リーダー(Lida)は、「これまでDaccoとして行ってない地域を回るツアーにしよう！」と言ってました。でも、どうせやるなら全国すべてを回ったほうがいいじゃないですか。それで、47都道府県を走り抜けるツアーにしました。

ちゃんと誰がしっかりブッ飛んでるのかを示したかった笑

──どんな思いを持って20周年記念ツアー「そうだ47都道府県、行こう」をプランニングしたのかも教えてください。

YURAサマ Daccoの強みが、オケを使ってパフォーマンスを行うヴォーカルユニットというスタイル。鞄一つで何処にでも気軽に電車移動できるから、まずは各地を回るブロックを９つ制定。ほぼ毎月ブロックごとに回るスケジュールを組みました。場所も、ファンの人たちと身近に触れ合える会場を中心に選んでいます。

次に決めたのが、チケットの発売日とクラウドファンディングの実施日。発売日をわかりやすくしようと、ブロックごとに毎月4日をチケットの発売日に。同じく7日を、ブロックごとに行うクラウドファンディングの実施日に決めました。チケット代金も、20周年を祝うツアーなので一律(前売)2000円にしています。

Lida 今や、その倍以上のチケット代が当たり前の中、いろんな方々に「2000円で大丈夫なの??」と心配されます。むしろ今の時代、Daccoとしてはこれくらいの行動をしたほうが格好いいのかなと。

YURAサマそうなんです。チケット代金が上がっている昨今、「Daccoはこんなにもブッ飛びつつもイカしたことをやってるぜ!!」と世の中へ示したかったんですよ。その上でこの時代でどうすれば実現が可能かを模索した感じです。

──クラウドファンディングでは、どんな支援を用意しているのでしょうか?

YURAサマライブ後に会場内で行う打ち上げへ参加できるリターンがあるプランがお勧めですかね。他にも、僕らが会場ごとに1.2.3.4～と実施した数を顔に刻んで撮影をした画像を手に出来ます。こちらは会場に足を運べない方々にも気分を味わっていただく為に実施。47個の画像をコレクション出来る楽しさをと企画しています。

──会場ごと打ち上げに参加出来る、ファンにはめちゃめちゃ嬉しいことじゃないですか!!

Lida 僕らがバンド活動を始めた30年くらい前には、ライブ後にファンを交えて打ち上げをやる文化がありました。それを令和の今、このタイミングで復活させようと。

YURAサマその時代のことを知っている人たちには懐かしんでもらいながら。打ち上げ文化に初めて触れる方々も含め、それぞれの地域で、その土地で暮らす方々や遠征してくださる人たちと、「その場だからこその想い出」を47回作ろうと思っています。なんか、それって良くないですか?!

──素敵だと思います。

YURAサマ僕ら、ファンの方々のご支援と笑顔があってこそツアーをより楽しめると思っているから、分かりやすく毎月7日に各地域の工程表もクラウドファンディングの募集を開始する事にしています。あとは僕達の「ツアー行程を教えます」というリターンのものもあります。

Lida つまり、何時に会場の最寄り駅について、何時に会場入りをして、何時からライブや打ち上げが始まるのか、1日の行程表を公表しちゃおうということです。

YURAサマだから、「何時に来るのかな?」と無意味に長く待たずとも、その行程表に合わせてみんなも動けばいい。僕ら、余裕があるときは各地域を観光もしようと思っていて…。

Lida というのも、せっかく全国各地を回るから、いろんな旅の記憶をYouTube用に記録として残そうと思い、各地で小まめにやっていくつもりです。

YURAサマ僕らは、旅の記録としてライブ以外の行動も出来そうなときは、迅速に動けるようその都度の動きを行程表に記載します。それを知ってる方といろんなところで偶然会っちゃうかも知れないですけど。あくまでも、それは偶然ですから。

Lida なんて姑息な発言だ…(笑)。

Daccoが無事に21年目へ突入出来るかは、みなさんにかかっています!!

──今回のツアーは、ワンマン公演ではなく、イベントと捉えて良いのでしょうか。

Lida そうです。対バン相手は、各会場の方に「地元の方と共演したいです」とお願いをしているので、僕らもどういう方々と共演するのかは行ってみないとわかりません。中には、「対バンが集まらない場所はワンマン公演でも良いですか?」と言われていますから、もしかしたら、初めて行く土地で、いきなりワンマン公演になってしまうかも知れません。

YURAサマ僕らからは、「共演する方はバンドに限らず、弾き語りやオケで歌うシンガーの方、アイドルさんやダンサーさん、コピー演奏をする地元の学生さんでも大歓迎です」とお願いをしています。むしろ、「俺の、私の地元に来るのなら、自分が共演したい」という方は、Dacco宛に出たいライブハウスを指定して申し込んでいただけたら、今なら共演の可能性が高いと思います。こちらも気軽に応募してください。

──47都道府県を踏破したうえで最後の地として立つのが、2025年7月5日(土)にニッショーホールで行う「20周年記念スーパー・ウルトラ・グレート・デリシャス・ワンダフル・ミラクル・ワンマンコンサート Daccoは続くよどこまでも…」公演になります。

YURAサマせっかくの20周年なんで、最後はホールコンサートをやりたい願望があって。正直、こういうタイミングでないとホールコンサートは出来ないと思ってますので。

Lida ぶっちゃけ、みんなをホールに連れていく…ではなく、みんなが来てくれないと成功できないです。

YURAサマ　僕ら、曲がりなりにも25年間バンド活動をしてきましたし、違う形とはいえ大きなホールでワンマン公演もやってきました。でも、Daccoは僕たちの力だけではなく、みんなの力がないと形にするのが難しいのも事実ですし。

Lida Daccoが無事に21年目へ突入出来るかは、みなさんにかかっています!!

あえて初見の方も多くなる場所で、これから全国各地を突き進む楽しみ方の空気を、一緒に新鮮な気持ちで作りたいんですよ。

──10月4日より、20周年記念ツアー「そうだ4７都道府県、行こう」の「四国地方」「中国地方」のチケットが発売になります。まずは、このブロックの方々へメッセージをお願いします。

Lida Daccoとして松山で行われたイベントへお邪魔したことはありましたけど、四国全県を回るのは初めてになります。今回は、4県を4日間で横断。しかも、47都道府県ツアーの最初のブロックになるから、まずは気を引き締めて、ライブをしっかりとキメていきます。

YURAサマ長いツアーの場合、初日を東京公演にし、そこで盛り上がった勢いを持ってというのが良いかも知れないけど。僕らは、安心感を持ったスタートよりも、高いハードルを掲げた中で始めたかった。四国のファンの方々とは、もちろん最初から楽しむつもりだけど。あえて初見の方も多くなる場所で、これから全国各地を突き進むうえでの楽しみ方の空気を、新鮮な気持ちで一緒に作りたいんですよ。

Lida 四国の人たちと作り上げたライブの空気を、中国地方の人たちの元へ持っていき、育てたい。さらにそこで培ったものをその先へ繋げていきたいです。そして私事ではありますが島根県は、僕の母方の故郷。だからと言って知り合いがいるわけではないけど、話のネタにはします(笑)。いろんな地域に足を運び、そこで体験したことをMCのネタにもしながら各地をまわるのもいいよね。

──最後に、全国各地でDaccoが来るのを待っている人たちへメッセージをお願いします。

Lida 最近のDaccoは「COOL」をコンセプトに活動をしています。

YURAサマただ、そのテーマを伝えても、誰もピンときてないんですよ。

Lida その言葉が意味するものは何なのかも、今回のツアーを通してしっかり伝えようと思います。

YURAサマ僕らは、すでにワクワクしています。むしろ、みんな以上に期待が膨らみ過ぎて早くも気持ちが別世界へ行ってるから、各地で、そのワクワクした世界へみなさんを連れていきます。それが…。

2人 Daccoです!!

TEXT:長澤智典

Dacco20周年コンサートトレーラー動画

https://youtu.be/v1flwGV0ylc

20周年記念ツアー「そうだ4７都道府県、行こう」

毎月４日はチケット発売日！¥2,000

毎月７日はクラファン開始！¥1,000~

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四国地方（チケット発売10/4~10/31）

11/01(金)愛媛/Live music Barカラフル

https://tiget.net/events/342808

11/02(土)高知/ri:ver

https://tiget.net/events/342819

11/03(日)香川/高松RUFFHOUSE

https://tiget.net/events/342828

11/04(月祝)徳島/ライブハウスCrowbar

https://tiget.net/events/342830

四国地方ツアー応援クラファンはこちら(期間10/7~10/28)

https://camp-fire.jp/projects/791852/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

中国方面（チケット発売10/4~10/31）

11/16(土)岡山/DOG VUILT

https://tiget.net/events/343017

11/17(日)鳥取/LOVE FLASH FEVER

https://tiget.net/events/343040

11/22(金)島根/ALIVE

https://tiget.net/events/343058

11/23(土)山口/SecondLine

https://tiget.net/events/343143

11/24(日)広島/尾道BxB

https://tiget.net/events/343144

中国地方ツアー応援クラファンはこちら(期間10/7~11/10)

https://camp-fire.jp/projects/793108/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

九州地方(チケット発売11/04~1/17)

01/18(土)福岡/UTERO

01/19(日)佐賀/LiveHouse RIDE

01/21(火)長崎/STUDIO DO!

01/22(水)熊本/B.9V2

01/24(金)大分/サツキスタジオ

01/25(土)宮崎/floor R (小ホール)

01/26(日)鹿児島/Speed king

九州地方ツアー応援クラファン詳細後日!(期間11/07~12/28※予定)

関東方面①(チケット発売12/04~2/27)

02/28(金)千葉/FIRE BIRD

03/01(土)茨城/PARKDINER

03/02(日)栃木/宇都宮HELLO DOLLY

03/08(土)山梨/naked music

03/09(日)静岡/藤枝KOKOPELLI

関東方面ツアー①応援クラファン詳細後日！

関東方面②(チケット発売12/04~3/14)

03/15(土)群馬/TRUST55

03/16(日)埼玉/川越ROTOM

03/22(土)神奈川/Music Lab.濱書房

03/23(日)東京/下北沢LIVE HAUS

関東方面ツアー②応援クラファン詳細後日！(期間12/07~2/27※予定)

中部方面(チケット発売01/04~4/3)

04/04(金)新潟/GOLDENPIGSBLACK

04/05(土)富山/good fellows

04/06(日)長野/INDIA live the SKY

04/12(土)愛知/UNLIMITS

04/13(日)岐阜/中津川Breath

04/15(火)福井/CHOP

04/16(水)石川/金沢AZスタジオG

中部方面ツアー応援クラファン詳細後日！(期間01/07~3/31※予定)

東北地方(チケット発売1/04~/5/9)

05/10(土)福島/PEAK AKTION

05/11(日)山形/Billy'sｰBar

05/17(土)岩手/the five morioka

05/18(日)宮城/BAR TAKE

05/24(土)秋田/クラブスウィンドル

05/25(日)青森/SUBLIME

東北地方ツアー応援クラファン詳細後日！（期間01/07~4/30※予定)

近畿地方(チケット発売02/04~5/30)

05/31(土)滋賀/BARI-HARI

06/01(日)三重/CLUB CHAOS

06/03(火)奈良/ネバーランド

06/05(木)和歌山/モーメンツ

06/07(土)大阪/LIVEHOUSERUMIO

06/08(日)京都/mojo

06/10(火)兵庫/姫路Beta

近畿地方ツアー応援クラファン詳細後日！(期間02/07~5/30※予定)

北海道,沖縄(チケット発売3/04~6/13)

06/14(土)北海道/ SOUND CRUE

06/21(土)沖縄/7th Heven koza

北海道沖縄応援クラファン詳細後日！(期間03/07~5/30※予定)

YURAサマ僕らは今、各会場の方へ「共演する方はバンドに限らず、弾き語りやオケで歌うシンガーの方、アイドルさんやダンサーさん、コピー演奏をする地元の学生さんでも大歓迎です」とお願いをしています。むしろ、「俺の、私の地元に来るのなら、自分が共演したい」という方は、Dacco宛に出たいライブハウスを指定して申し込んでいただけたら、今なら共演の可能性が高いと思います。 出演依頼はこちらまで　at.info@at-works-project.com

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20周年記念スーパー・ウルトラ・グレート・デリシャス・ワンダフル・ワンマンコンサート

「Daccoは続くよどこまでも…」

2025年

7/5(土)ニッショーホール

4/4(金)一般チケット発売開始!(チケット代¥2,000)

※47都道府県コンサートにて手売りチケット有り

※優先入場チケット付リターンのクラファン有り

詳細近日発表！！

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Dacco20周年企画「DaccoラTV YouTube」スタート!!

YouTubeにてこれまで関わりのある方々を招いて対談をする番組です。