CITY POP AVENU　NEWS

2023.05.22

CITY POP AVENU　NEWS　

“シティポップ”に大いなるリスペクトを込めて、実力派女性シンガー８名を擁し、2023年ならではのグルーヴでカバーした一味違うシティポップのNEWアルバム「CITY POP AVENUE」が6月21日に発売されることが決定した。

今や世界的なブームとなっている日本発のシティポップ。数年前、松原みき「真夜中のドア~Stay With Me」や竹内まりや「Plastic Love」など、当時の洋楽のエッセンスを取り入れた名曲がサブスクリプション等で人気となり、世界中の音楽ファンの耳に届き注目された。すると、それらの音楽は”CITY POP”と名づけられ、感性の鋭い若者たちを中心に瞬く間に広がっていった。更に同様の空気感を持つ名曲たちが次々と掘り起こされ、そのブームは一過性に終わらず、現在もファン層を拡大中。我々日本人としては大変誇らしい現象となっている。

そんな最中に発売が決まった「CITY POP AVENUE」。アーティスト表記となっている“ペーパームーン・プロジェクト”は、参加女性シンガー8名はもちろん、サウンド・プロデューサー、ミュージシャン、スーパーバイザー全てを含んだ、このアルバムのために尽力した人々の総称とのこと。根底のマインドは“2023年ならではのグルーヴによって演出されたシティポップへの回答”　正にそれが表現できている作品だ。

本アルバムに収録されるのは全１０曲。当然全て新録である。

そのサウンドは、あの頃を感じさせながらも新しい、まさに2023年のAORと言える。

当時のシティポップが洋楽AORのエッセンスを取り入れていたことを熟知した上で、若手の神谷樹、ベテランの林有三という新旧のサウンド・プロデューサーが鮮やかな職人芸を披露している。この極めて心地良い空気感と高揚感は必聴だ。

また、楽曲とヴォーカリストの組み合わせも絶妙で、楽曲や時代背景、ヴォーカリストそれぞれのストーリーまで追求すると、様々な面白い画も見えてくる。これはひとえにスーパーバイザーとして参加している金澤寿和氏の監修があったからこそ。作品にリアルな息吹と新しいエッセンス、そして全世代を納得させる信憑性を植え付けている。

なお、アルバムのジャケット（先行配信のジャケットも）には、シティポップが街に溢れていたあの頃の渋谷公園通り（1983年）の写真が使われている。

アルバム発売に先駆け、5月10日には「フライディ・チャイナタウン feat. 脇田もなり」が配信シングルとしてリリースされた。原曲の美味しいフレーズをベースラインで踏襲しながらもファンク色を加えたイケイケのアレンジが絶品な仕上がり。アイドル出身の脇田もなりの歌唱は華やかなチャームを感じさせる。4月に配信され既に好評を博している「シンプル・ラブ feat. 佐々木詩織」と共に、大きな話題となること必至だ。

「CITY POP AVENUE」PAPER MOON PROJECT

2023年6月21日発売

TECL-1005 ¥3,300

PAPER MOON PROJECT（ペーパームーン・プロジェクト）

参加ヴォーカリスト

今井優子、児島未散、佐々木詩織、cherry（SPARKLING☆CHERRY）ナツ・サマー、比屋定篤子、ミズノマリ（from paris match）、脇田もなり

＜監修・スーパーバイザー＞　金澤寿和

＜収録楽曲＞

1.シンプル・ラブ feat. 佐々木詩織　

※オリジナル：大橋純子&美乃家セントラル・ステイション

2.フライディ・チャイナタウン feat. 脇田もなり ※オリジナル：泰葉

3.Candy feat. 児島未散　 ※オリジナル：具島直子