2023.05.21
燃えこれ学園 NEWS
燃えこれ学園が月2回、有観客で行なっている「ライブ配信」。5月16日(火)に初台DOORSで行ったのが、「三浦千鶴生誕祭」公演。この日は、當銘菜々が食物アレルギー反応により顔が腫れてしまったためにマスク姿で出演していたことも、先に伝えておきたい。
5月・6月・7月と続くメンバー5人の「生誕祭」。同公演は、その日の主役がセットリストを決めるのが習わし。それぞれが公演にどんな思いを込め、どういう構成で楽しませようとしているのかを味わえるのが見どころになっている。冒頭の映像で、その日の主役が最初に映し出されることもポイントだ。
ノンストップでライブを届けるスタイルを好むのが、今回の主役の三浦千鶴。この日も、次々と表情を変えてゆく展開を見せていた。先に裏話として伝えるなら、間にMCを挟む形で序盤3曲連続、中盤6曲連続という構成で届けたが、当初は9曲連続だった。
「三浦千鶴生誕祭」の1-2曲目を飾ったのが、熱情した声を張り上げてパワフルに歌う『again』と『BRAVE』。新衣装姿のメンバーらは序盤から感情のスロットルを全開にしながら、熱い声と想いをぶつけていた。『BRAVE』では、ヘドバンをする様も披露。嬉しい意外性だったのが、『BRAVE』と『Lost in Time』をメドレースタイルにして届けたこと。ノンストップで曲が流れたことで、勢いづいたまま、疾走する楽曲に心地よく気持ちを乗せて楽しめたのが嬉しかった。とはいえメンバーは、表現する感情の色が異なることから、瞬時に気持ちの切り換えを求められたように、そこは大変だったのでは??と想像する。
真夜中に始まる不思議な物語を描き出すように、場内中に時計の音が鳴り響く。スウィングするジャジーな演奏に乗せて妖艶な歌声を響かせ、メンバーどうしが妖しく絡み合うパフォーマンスを見せた『シンデレラ・クレイム』。一転、優しい歌声で、今は会えない愛しい人への想いを、メンバーたちは『星の記憶が降る夜に。』を歌いながら届けていた。『夢幻華』では、ふたたび力強くパワフルな声を響かせ、募る想いをぶつけるように歌っていた。心の中に居る大切な人への想いを、燃えこれ学園は表情の異なる3曲を通してドラマチックに表現。3曲の流れを通して揺れ動く乙女の心模様を映し出したところに、三浦千鶴のセンスを感じた。
サビ歌で始まるMVの映像を冒頭に投影。その姿を受け継ぐように、メンバーたちは晴れた笑顔で『Re-START』を歌っていた。青春という言葉か似合う、夢に向かって力いっぱい突き進む気持ち。この時点で、三浦千鶴はすでに生誕衣装に着替えていた。パフォーマンス中にさらりと着替えを終えていたのも、独自のペースやタイム感を持つ三浦千鶴らしいところ。成田麻穂と三浦千鶴の「あー、よっしゃいくぞー!!」の声を合図に歌ったのが『風と君と虹と僕』。『Re-START』『風と君と虹と僕』と続く流れを通して、彼女たちは夢に想いを馳せるキラキラとした眩しい青春の景色を映し出していった。サビで、メンバーと広報委員(ファン)たちが手にしたタオルを振り回して一体化した景色を作りあげるのも、今やお馴染みだ。
このブロックの最後を飾ったのが、この日の主役を、メンバーと広報委員みんなで祝福する『お誕生日おめでとう』。この曲を通して主役はもちろん、メンバーみんなも笑顔の花を咲かせて共に幸せを分かち合う。その姿を見るたびに、観ている側の気持ちのドキドキも止まらなくなる。
三浦千鶴の生誕コーナーは、手紙の朗読から。その内容を要約した形で、以下に記そう。
「小さい頃からアイドルが大好きで、機会があればやってみたいなぁと思っていたときに燃えこれ学園に出会いました。(熊野)はるさんから「アイドルをやってみない?」とお話があったとき、たぶん、これを逃すと、アイドルをやるチャンスはないだろうなと思って、燃えこれ学園に入学しました。
そこから数年が経ち、今年で「生誕祭」も7回目を迎えることができました。正直、ここまで続けてるとは思っていませんでした。活動していく中では、膝の手術を受けたり、コロナ禍になって思うように活動が出来なかったなど、心が折れてしまったことも何度かあって、卒業を考えるタイミングは何度もありました。
わたしはアイドルをやっている自分が大好きで、少しでも長く、大好きな自分でいたいと思っています。それは、わたし一人では出来なくて、応援してくれるみんながいて、大好きな自分になることが出来ています。ありきたりな言葉になるけど、(お辞儀をしながら)いつも本当にありがとうございます。
燃えこれ学園は、今年いろんなことが変化していくと思います。変化していくことは正直怖いし、不安になることもあるけど。この先の燃えこれ学園も楽しみだなっていろんな人に思ってもらえるようになりたいし、自分も、そういう風に思えるようになりたいです。後ろからみんなについていくだけじゃなくて、少しでもグループを引っ張っていけるようになりたいです。自分に自信を持てるくらいの結果をいっぱい出して、もっと強くなりたいです。そのためには、動員や順位など向き合わなきゃいけないことが多くて、しんどくなるときもあるけど。大好きな自分でいるために、進んでいきます。
わたしは、人前に出る活動は燃えこれ学園が最後と決めました。そう決めたからには、自分がやりきったと思える日が来るまで、今まで以上に全力で、燃えこれ学園のメンバーとして活動をしていきます」
手紙の朗読を終えて歌ったのが、三浦千鶴がアイドルとして活動する想いをすべて歌詞に詰め込んだ、ソロ曲の『Yell』。この曲を歌っている間中,フロア中が黄色いペンライトの光に包まれていた。その景色が、とても綺麗で鮮やかだった。三浦千鶴自身も,観ている一人一人の心に、自分の想いをしっかり届けようと「明日を照らす光になるから」と歌っていた。フロアから起きた三浦千鶴へ向けた広報委員たちの口上を聞きながら、嬉しい笑顔を浮かべていた姿も印象的だった。
希望や、輝く未来に向けたドキドキする思いを記した歌が好きな三浦千鶴らしく、後半のライブは『Peeeace!!!』からスタート。続く『ぱすてるサマータイム』も含め、"夏を舞台"にした、甘い恋心が香るキラキラの楽曲を2つ並べてきたところが嬉しい。メンバーたちも、みんな夏服姿だ。そのうえで、お馴染み三浦千鶴の「(クラップ)いくよ」のかわいい声から始まった『明日へ』と続く流れ。眩しい青春という言葉が似合う曲たちを通して、三浦千鶴は、自分がもっともっと前に出て、燃えこれ学園の中に変革の波を生み出しながら、新しい景色をみんなに見せていくからと伝えていた。
最後は、みんなで『校歌』を斉唱。次は5月23日(火)、新宿Key Studioを舞台にした「佐々木千咲子生誕祭」。こちらも楽しみだ。
ここで、「佐々木千咲子生誕祭」についての思いが佐々木千咲子から届いたのでお伝えしたい。
佐々木千咲子生誕祭についての想い
5月は毎年、様々な出来事が重なる月です。
特にコロナ禍の3年は大きく変わりました。
昨年は出来なかった、生誕祭でのコール声出し、スタンディングOKなことは些細なことかもしれないけど、
私にとっては昨年の生誕祭とは違ったとっても嬉しい変化です‼
生誕祭で見せる燃えこれ学園の佐々木だからの魅せ方で色んな楽しみ方と最幸を目一杯お届けします‼
出逢ってくれた皆さんに
ありがとうの気持ちとこれからの想いを伝えられたらなと思います。
佐々木千咲子
PHOTO:平島理
TEXT:長澤智典
【定期公演(配信ライブあり)スケジュール】
5月23日(火)「佐々木千咲子生誕祭」(新宿Key Studio)
6月6日(火)「蒼音舞生誕祭」(初台DROOS)
6月20日(火)「稲森のあ生誕祭」(初台DROOS)
7月18日(火)「當銘菜々生誕&卒業公演」(新宿Key Studio)
7月31日(月)「なぁな最後のわがまま公演」(初台DROOS)
その他のライブについてはこちらをご覧下さい
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CD情報
New single「Peeeace!!!」1000円
*限定全員サイン入り、限定個人ジャケットあり!
『オルゴール』 1000円
「オルゴール」MV
『Re-START』 1000円
*2000人の方へ「Re-START」CDお届け企画達成!
「Re-START」MV
New!ソロSingle 1000円
「Happy♡Merry-go-round」(成田麻穂)
「虹色☆Dreamer」 (當銘菜々)
「Starry Sign」(佐々木千咲子)
「みらくる☆まじかる☆わんだーらんど」(高未悠加)
各種CDは、購買部よりお買い求め下さい。
TV/RADIO情報
・毎週月曜日 24:30〜放送中!
『クイーン オブ アイドル's』
テレビ局:テレビ埼玉
熊野はるがスペシャルゲストとして出演中!
公式チャンネルでもご覧いただけます!
・毎週火曜日 25:00〜放送中!
『燃えこれ学園なぁなり〜ラジオ』
放送局:FM那覇(78.0Mhz)
パーソナリティ:成田、當銘
※ラジオはアプリListenRadio等で、全国でもお聴きいただけます!
・毎月第3日曜日 20:00〜放送中!
『きらすま☆plus』
放送局:敦賀FM(77.9Mhz)
*はるトーク
パーソナリティ:熊野
*ちっさ、つむつむの懐メロ思い出がいっぱい
パーソナリティ:佐々木、仲川
※ラジオはアプリListenRadio等で、全国でもお聴きいただけます!!
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セットリスト
『again』
『BRAVE』
『Lost in Time』
MC
『シンデレラ・クレイム』
『星の記憶が降る夜に。』
『夢幻華』
『Re-START』
『風と君と虹と僕』
『お誕生日おめでとう』
MC
三浦千鶴 手紙朗読
『Yell』
『Peeeace!!!』
『ぱすてるサマータイム』
『明日へ』
MC
『校歌』
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