イベントアイドルライブ
2023.06.03
ぱわそ NEWS 
ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.6 EVENT REPORT

 5月11日(木)に渋谷DESEOを舞台に行われたイベント「ぱわそ(THE POWER SOURCE)vol.6」。出演したのが、My placious/東京セラフィム/PrinceCHU/yoshimi/COCoLo♡RIPPLe/小粒/早坂七星/ななつぶ。当日の模様を、ここにお伝えしよう。 


My placious

My placiousのライブには、たくさんの夢と希望と未来と輝きが詰まっている。だから、その眩しい音楽の結晶を一緒に手にしながら、共に未来へ歩みたくなる。

 
                                      

 「ライブの空間が私とあなたの大切な場所に、心に響くパフォーマンスを届けるm(me)y(you)precious(大切な)place(場所)My placious」をコンセプトに活動中の、My placious。

 「君とだったら何があってもつかみたい夢がある」の歌詞に触れた瞬間、一気にMy placiousの世界へ引き込まれた。2人は、『君と叶えたい夢がある』を歌いながら、目の前で熱い思いを届けてくれるファンたちへ。そして、ここで初めて出会う人たちに向けて、「もう一度だけ叶えたい夢がある」と、今の自分たちの気持ちを高らかに歌っていた。シンクロし続ける2人の動きを、目がずーっと追いかけていた。心が歌に感動を覚えれば、視線は2人のパフォーマンスに終始引き寄せられていた。

  『ANATAIRO』でも2人は、軽やかに踊りながら、歌詞に綴った女性の切ない恋心へみずからの気持ちも染めるように歌っていた。哀切な心模様を、ときにセクシーな仕種も見せながら彼女たちは伝えてきた。一人が歌っているときにパートナーが見せる華やかなダンスも、目を離したくない。2人のシンクロした姿と思いを一つにした歌声が、心に恋する乙女の恋物語を映し出してゆく。

 ノンストップで流れるライブ。内に秘めた熱情した思いを、2人は叶うと願うように『鼓動』を歌っていた。彼女たちの熱く揺れ動く感情とシンクロするよう、楽曲も情熱を増していく。いや、楽曲の表情や歌詞の心模様に合わせ、2人が歌声に色をつけてゆくと言ったほうが正解か。物語を演じるようなその歌声とパフォーマンスに、すっと視線が惹かれていた。

  これまでに描いてきた物語から心の色を塗りかえるように、2人は、グループ名を冠した『My placious』を歌唱。とても晴れた明るい楽曲だ。2人が、どんな思いを胸にMy placiousとして活動をしているのか、その強い意思や抱えた夢を、彼女たちは、その先に見える輝く結晶(夢)を手につかもうとするように歌っていた。その姿に触れ、フロアからも熱い声が飛びかう。一緒に晴れた気持ちに染めあげ、共に夢を追いかけよう。『My placious』には、たくさんの夢と希望と未来と輝きが詰まっている。その眩しい音楽の結晶を手にしたとたん、共に、未来へ歩みたくなる。


https://myplacious.com/
https://twitter.com/myplacious


東京セラフィム

舞台の上の3人の天使たちは、無邪気に恋の告白を続けていた。その姿が、とてもかわいらしい。


 

 さぁ、天使たちによるシンデレラタイムのスタートだ。ライブは、ハードエッジなサウンドも印象的な『キミトボクノ…』からスタート。華やかさの中に激しい色をミックスした楽曲の上で、彼女たちは、希望にあふれた愛らしい声で「君の世界 救いたい」と歌っていた。メンバーたちが思いを一つに重ね合わせ、一緒に未来を作ろうよと歌いかけるたび、その思いを胸の内にギュッと抱きしめたくなる。この歌の一節のように、「一緒に終わることのない夢描く物語を見てみたい」と心の中で思っていた人たちも、いたのでは?!

 「天上天下ラブソング」と歌う声が、胸をキュンと揺さぶるほど可愛らしい。気持ちを嬉しく騒がせる華やかなダンスビートに乗せ、3人は「夢からさめないで、2人で綴るファンタジー」と、君という目の前にいる王子様たちに向け『天上天下ラブソング』を歌っていた。この歌、メンバーたちからの愛の告白のよう。むしろ、歌を通して恋心を届けてくれるからこそ、曲を重ねるたびにドキドキが増してゆく。「わたしのハートはいつも君だけのものだよ」など、君への思いを届けるたび、フロアから熱いコールや口上が飛びかう。舞台の上の3人の天使たちは、無邪気に恋の告白を続けていた。その姿が、とてもかわいらしい。

  続く『東縛ribbon』でも3人は、一途な気持ちを、フロアにいる人たちにぶつけてきた。東京セラフィムのライ ブは、彼女たちに愛の告白を受けている気持ちにずっと染まれるから、そこか好きなところ。もし、あなたが恋心が乾いているのなら、メンバーたちの勇気を振り絞って告白する様や、恋にときめく気持ちを無邪気に謳歌する乙女の心模様を、目の前で感じながら楽しんでみないか。「このリボンは君と繫いで」と歌う声を聴き、3人と、もっともっと強く心のリボンを結びたくなっていた。

  楽曲は、一気にスペイシーな華やかさを増す。東京セラフィムは『君恋エフェメラル』を通しても、恋するあまり自分が自分でなくなってしまう、超ときめく恋心を届けてきた。彼女たちは「好きなんて言えない 君を困らせるから」と歌いながら、今、こうやってファンたちの側へ寄り添っていられることに喜びを覚えていた。でも、一番嬉しかったのは、3人に恋心を伝えられてドキドキしていたファンたちだったのでは?!腰をキュンとフリフリしながら歌う姿も、めっちゃかわいい!!!

  最後に彼女たちは、『トキメキ創世記』をブースト。強烈なダンスビートと華やかでトランシーな音の上で、3人は、少し妖しい香りを振りまくように歌っていた。この日も東京セラフィムは、最後までズーッと心のドキドキを消すことのない、ときめく世界を作り続けていた。3人は、「トキメキは君のせいです」と歌っていた。その言葉、そっくりそのままお返ししたい。むしろこの心を、ワクワクやドキドキするトキメキの色にもっともっと染めてほしい。そんな出会い、また楽しみにしているよ。


http://tokyoseraphim.com/
https://twitter.com/tokyo_seraphim


PrinceCHU

「君のことか好きなの」と何度も連呼するたびに、こちらまで、心が「好き」色に染まってゆく。

 


 「お姫様のようなアイドルをコンセプトに結成されたRing-O発アイドル"PrinceCHU!"」。ライブは、5人にいきなりギュッと抱きしめられ、甘いKISSの一撃を食らったように、甘々な衝撃を届けた『PrinceCHU』からスタート。5人から、いきなり熱い熱い恋のアプローチを受けた気分に心が染まりだす。メンバーたちも、胸をキュンと騒がせるハッピーでカラフルな楽曲に乗せ、おちゃめな乙女に気持ちを染め上げ、恋のアプローチをするようにせまってきた。カラフルでハッピーなオーラを放つ5人に、舞台の上で甘い誘いをかけられ、一緒に心がときめきだす。

 サブスク配信もスタート。次に歌った『ちゅか中華』は、チャイナ/オリエンタルなサウンドも嬉しいインパクトを与える病み付きソング。メンバーたちのパフォーマンスも、中国四千年の歴史を醸しだす。「ちゅか中華 ちゅか中華」の歌詞も嬉しいインパクトだ。この曲からは、マジに美味しい匂いしか漂ってこない。彼女たちも、濃いめのスープの海の中に溺れるように、たっぷりと甘いスパイスの効いた歌で誘いかけていた。思いきり病み付きになるのは、彼女たちが歌声の中へスパイシーな隠し味も仕込んでいたから?!この曲に触れている間、なぜか頭の中にずっと中華街で、彼女たちとデートをする景色が浮かび上がっていた。今夜の夕食は、中華に決まりかな?!

  「甘すぎるくらい好きなの」「俺もー」「足りないなら多すぎるくらいか好きなのー」「俺もー」と熱いやりとりを交わしたのが、『おやすみ恋愛モード』。この曲、「○○○が好きなのー」「俺もー」と何度も歌声を交わしあう、ライブで一体化した様を描ける楽曲だ。フロアでも、メンバーと一緒に声を出す人たちから、心の中で声を上げながら、彼女たちの動きに合わせ手にしたペンライトを振る人たちもあちこちにいた。「君のことが好きなの」と何度も連呼するたびに、こちらまで、心が「好き」色に染まってゆく。

  「Oi!Oi!」と熱い声をあげながら歌ったのが、『BABY LIPS』。眩しい歌声の光が舞台の上から降り注ぐ楽曲だ。5人が胸をときめかせ、好きな人に恋のアプローチをしかけてゆく様が、胸をキュンと騒がせる。ステージの上で、ガールズトークを交わすようにわちゃわちゃとはしゃぐ5人の姿もかわいらしい。途中、恋が始まる瞬間の気持ちを、一人一人が歌いかけてきた。そのアプローチ、ファンにはたまらなく嬉しい衝撃だったに違いない。彼女たちが伝える「告白」という名のメッセージを舞台の上から受け取るたびに、心が淡く色づいてゆく。そんな風に、互いに片思いの「好き」という気持ちを交わしあえるのが嬉しいじゃない。


https://twitter.com/princechu_staff


yoshimi

「ありだがとう」の声に触れていたい。そして、温かい気持ちで、優しい笑みを浮かべながらまた笑顔で明日を迎えたい。

 


 d-girlsのメンバーとしても活動中、この日は、ソロシンガーのyoshimiとして登場。バラードを軸に据えて活動をしている彼女らしく、冒頭を飾った『音も立てずに恋をした』から、yoshimiは優しい声を響かせ、見ている人たちを、その美しい歌声で温かく包み込みだした。フワフワの毛布で包まれるような、そんな感覚をyoshimiの歌声は与えてくれる。けっして情熱的な告白ではない。むしろ、胸に秘めた。でも、大人の女性だからこその、どこか奥ゆかしい気持ちを、彼女は歌声を通して伝えてゆく。だから安心して耳を傾け、その歌声に酔いしれながらも、気づいたら、彼女の告白を受け入れている自分に心が染まっていた。

 次に披露したのが、i Wishのカバー曲『明日への扉』。原曲の良さや持ち味を生かすのは、もちろん。そこへyoshimiらしい少しウィスパーな声の色や、大人の女性だからこその落ち着いた心模様を加えながら、彼女は淡い恋心を歌っていた。若いが故の真っ直ぐな気持ちを、少し俯瞰した視線で捉え、そこへ奥深い恋の色を加えて表現してゆくところが、yoshimiらしいスタイル。淡そうに見えて奥深い濃さを持つ歌声に、気持ちがスーッと惹かれてゆく。

 最後に歌ったのが、『ありがとう』。彼女の活動を支え続けてくれる人たちに向け。そして、ここで歌声に耳を傾けてくれる人たちの気持ちにも寄り添うように、yoshimiは、今まで以上に甘く暖かな歌声で。優しい笑みを浮かべながら、「ありがとう」の思いを届けていた。yoshimiが「ありがとう ありがとう」と何度も繰り返すたびに、感謝の気持ちか心の中で膨らんでゆく。真心を届けるシンガーyoshimiらしいライブだ。この会場にyoshimi目当てで来た人たちは、きっと彼女の温かい歌声を通した思いに、その身を抱きしめてもらいたくて足を運んでいたのでは?!そんな気持ちに心を染めてくれくれるのも、yoshimiの魅力だ。何度だって、「ありがとう」の声に触れていたい。そして、温かい気持ちで、優しい笑みを浮かべながら、また笑顔で明日を迎えたい。


https://twitter.com/yoshimi_1106
https://d-girls.info/
https://twitter.com/d_girls_FD


CoCoLo♡RiPPLe

ステージの上で眩しく輝くその姿は、間違いなくアイトルだった。その姿に、心に元気をチャージしてもらえた気分だ。


 

 「CoCoLo♡RiPPLe(ココリプ)は、アイドルの情報発信力を活かして、より多くの方々に「SDGs」を波及させて、持続可能な社会を目指す」アイドルグループ。

 胸をときめかせる甘い歌声に触れ、胸がキュンと高鳴った。少し奥ゆかしさを見せながらも、曲が進むごとに心の明るさを増してゆく。冒頭を飾った『誰だってスーパースター』を通してCOCoLo♡RIPPLeは、フロア中の人たちのハートへトキメキのエナジーを注いでゆく。最初の頃に見せていた奥ゆかしさも生かしつつ、気がついたら無邪気で大胆な乙女になって、3人は舞台の上でわちゃわちゃとはしゃいでいた。

 学校のチャイムの音が鳴り響く。続いてCOCoLo♡RIPPLeが歌ったのが、『Break Through』。力強いアコギの音に乗せ、心に隠し持っていた痛みを3人は告白するように歌いだす。楽曲が躍動し激しくなるのに合わせ、3人は、それまで必死に制御していた、今にも壊れそうな感情を吐き出すように歌っていた。10代の学生時代特有の、言われなき痛い言葉の嵐。その痛みに耐えていた頃の姿を思い返すように。何より、自分を守っていた心の壁を壊しながら、3人は、言われなき声に苦しみ、傷つく人たちの心の声を代弁するように、みずからその壁を壊し、自分らしさを手にするように歌う。慟哭した青春の心の代弁者。そんな姿が似合うグループだ。

 とても爽やかな風を覚える楽曲だ。彼女たちは晴れ渡る空の下で、素直な心に戻した自分の感情を解き放つように『未来に彩りを』を歌っていた。とても期待と希望に満ちた歌だ。彼女たちの歌に触れていたら、心の中に大きな公園の景色が広がり、そこで3人と一緒に無邪気に戯れる姿が思い浮かんでいた。ただ爽やかなだけじゃない、どの曲にも心を揺さぶる思いやメッセージが詰め込まれいる。その本質に触れつつも、やっぱし彼女たちの歌声に心の背中を押されたいし、一緒に未来へ向けた一歩を踏みだしたくなる。 彼女たちの眩しい歌声の輝きが、心に希望や未来という彩りを与えていた。だからこそ、一歩踏みだして未来に彩りを与えたい。

  最後にCOCoLo♡RIPPLeは、この場で思いきり弾け飛ぼうと『バラバラ・アンバランス』を元気いっぱいに、胸に秘めたパワーを全部解き放つように「バラバラ・アンバランス」と歌っていた。無邪気な笑顔を浮かべ、観客たちをグイグイと巻き込みながら舞台の上で歌う姿がとても愛らしい。ステージの上で眩しく輝くその姿は、間違いなくアイトルだった。その姿に、心に元気をチャージしてもらえた気分だ。


https://sdgs-idol.com/
https://twitter.com/CoCoLo_RiPPLe
  

小粒

小粒は身体をしならせ海老反りダンスをしながら、ピッチピチとステージというまな板の上で弾けていた。

 


 「ぱわそ」ではお馴染み、小粒の登場だ。ライブは、渋谷を舞台にしたイベントに相応しく、お洒落に都会の夜を彩るように、小粒流シティポップナンバーの『しゃけなベイべー』を優しく甘く歌いだして、スタート。塩鮭のような甘じょっぱさと、イクラの粒粒がプチッと弾けたときの甘々な感動にも似た衝撃を、小粒は、イクラでも味わってと言わんばかり届けていた。お洒落スタイリッシュな楽曲とは裏腹にパワフルなパフォーマンスを見せるところも、元気があふれすぎている小粒らしさ。

 MCにおける、観客たちとの熱いやりとりも、小粒のライブの嬉しい見どころだ。

  次の『進め!マグロちゃん』は、小粒が、フロアにいる人たちのハートを次々と一本釣りしてゆく楽曲。この曲では、観客たちが頭の上に掲げた両手でマグロの頭の姿を作り、ハード&アグレッシブな楽曲に合わせ、フロアという荒波の中を自由に踊り…泳ぎだす。小粒も、激しい楽曲に合わせ、躍動した動きを見せ、一緒に熱狂の虜になってしまえと煽っていた。間奏では、手にした釣り竿をフロアという大海に投げ込み、次々と観客たちを釣り上げてゆく。フロアで釣られた人たちが、釣られまいと抵抗するように左右に泳ぐ(動く)姿も嬉しいインパクトだ。

  止まることなく、『びっくり経典!神サマヨコーン』へ。まるでエクササイズのようなパフォーマンスも示しながら、サビでは大きく手を振り、小粒はフロア中の人たちと一緒に楽しんでいた。途中には、お馴染みラップパートも登場。テンションの超高い小粒の姿へ煽られるように、フロアにいた人たちも身体を揺らしながら、迷える小海老になることなく、はしゃいでいた。

 小粒といえば、やはり『エビ海老Everyday』は欠かせない。この日は最後に『エビ海老Everyday』をぶち噛まし、フロアにいる人たちと一緒に、楽しく、より一層身体をしならせ海老反りダンスをしながら、ピッチピチとステージというまな板の上で弾けていた。弾けすぎるあまり、いつものようにしっかりと茹であがっていた。気がついたら、フロアのあちこちにも、熱狂のあまり茹で上がっていた人たちの姿が…。今宵も、しっかり一丁アガっていた!


https://twitter.com/chaossu_07


早坂七星

落ちサビでは、彼女を囲むように囲んだ人たちがケチャしてゆく景色も誕生。早坂七星、もしや最強のライブマスター?!

 

 イベントのトリを飾ったのが、声優見習い中の早坂七星。歌のお姉さんに扮した早坂七星は、最初に可愛い声で、フロアにいる人たちにしゃべりかけながら、瞬時に観客たちを"ななチェンジ"の魔法にかけて、キラキラの視線を舞台の上に集めだす。                                             
  最初に歌ったのが、 AKINO from bless4の『創世のアクエリオン』。この歌では、早坂七星の歌う「一万年と二千年前から愛してる」の声に、フロアから「俺もー」の掛け声が飛びだすなど、カバー曲ながら、すっかり早坂七星ワールドに染めあげていた。それにしても歌の上手い子だ。『創世のアクエリオン』をほぼ完璧に歌いあげるだけではなく、そこへみずからのキュートな色を加え、オリジナリティあふれる楽曲に染めあげていった。フロアにいる人たちも、「~愛してる」「俺もー」と何度も飛び交うやりとりを、思いきり楽しんでいた。

 次に歌ったのが、オリジナル曲の『おうちデート』。スリリングな雰囲気でスタートした楽曲へ、早坂七星が甘い歌声の香りを振りかける。その歌声へ誘われるように楽曲もカラフルに華やげば、フロアにいる人たちも、心をワクワクとした色に染め上げていた。この曲では、早坂七星が「大好き」と何度も連呼。キュートなその声に「大好き」と呼ばれるたびに、気持ちがキュンと弾み出す。まるで、早坂七星とデートをしながら、ズーッと「だーいすき」と愛の告白を受け続けている気分だ。そんな風に心の色を染めあげてくれるのが嬉しいじゃない。

  花澤香菜のカバー曲『恋愛サーキュレーション』でも、早坂七星は超甘々な歌声を魅力に、フロアにいる人たちのハートを、フワフワリンととろけさせるように歌っていた。甘えた素振りと歌声で早坂七星は、この世界を胸キュンの恋愛ワンダ ーランドに染めあげる。フロアにいる人たちも、彼女の歌に合わせてクラップをしながら、早坂七星の作りあげたフワフワとろ~んとしたな甘い世界に心を寄り添え、彼女と淡い恋の思いを交わしあっていた。

 最後は、もっともっとキュンとキュートに弾けようと超ビートポップチューンでオリジナル曲の『息切れシューティグスター』(超名曲です)を歌唱。この曲では、早坂七星みずからフロアへ飛び下り,観客たちの間を駆け抜けながら熱唱。いつしかフロアの真ん中に大きなサークルが誕生。早坂七星を真ん中に、まわりではしゃぐ人たちや、ペンライトを振る人たちと一緒に、フロア中をステージに変え、その場にいる人たちと戯れながら、めちゃくちゃ楽しいパーティーを描きだしていった。どんな人たちも自分のフィールドにグイグイと巻き込み、自分のファンに染めあげる、そのパワーには脱帽だ。落ちサビでは、彼女を囲んだ人たちがケチャしてゆく景色も誕生。早坂七星、もしや最強のライブマスター?!ぜひ、この熱狂の続きを、ここで、「ぱわそ」のイベントの場を通して聴かせてほしい。


https://twitter.com/chaossu_07


ななつぶ

ノリ良い楽曲に合わせた、小粒先生と生徒の早坂七星との掛け合いも最高だ。


 舞台へ、ふたたび小粒と早坂七星が登場。前回の「ぱわそ」のときに誕生した"ななつぶ"が、ふたたび登場。2人のファンにとっては、とても嬉しいライブだ。お互いの波長がバッチリのようで、ときどきズレるところが、このチームならでは。2人の、コミカルなトークも、ななつぶの魅力だ。

  この日は、小粒が 先生に、早坂七星が生徒役に。さらに、フロアにいる人たち全員を生徒に見立て、舞台に向かって数列に並べだした。その様を見て、「前ならえ」「休め」「右向け右」など、2人が観客たちを使って遊びだすところも、ななつぶらしいスタイル?!
  歌ったのが、太郎の『男女』。ノリ良い楽曲に合わせた、小粒先生と生徒の早坂七星との掛け合いも最高だ。サビでは「男女 男男女 男女」と歌えば、フロア中の人たちと「Fu Fu~」と声をあげ、一緒に、無邪気にはしゃぎながら、イベントの幕を閉じていった。


次の「ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.7」」は…。

  次の「ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.7」」は、6月8日に渋谷DESEOで開催。
出演者は、東京セラフィム / アイアイタイガー / #111111SICK / 病ンドル / 来瞳舞夢 / 小粒 / 早坂七星です。
こちらも楽しみにしていてほしい。



TEXT:長澤智典
PHOTO:つぶたろ


「ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.7」情報 

【日程】2023年6月8日
【会場】SHIBUYA DESEO 
【時間】OPEN 17:50 START 18:10
【料金】事前予約 ¥2,500 当日 ¥3,000-(1D別)
【出演】東京セラフィム / アイアイタイガー / #111111SICK / 病ンドル / 来瞳舞夢 / 小粒 / 早坂七星
【予約】https://tiget.net/events/247471

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