2023.09.02
アルテミスの翼 インタビュー
2月には、タイで催された「JAPAN EXPO」に。7月には、フランスで開催になった「JAPAN EXPO PARIS」へ出演。国内はもちろん、今、海外へも積極的に進出しているアルテミスの翼。彼女たちが、9月5日に1st mini Album『Road to Greece』を発売する。同作品の魅力をメンバーらに伺った。
ギリシャで『星ノ唄』と『恋ショ!!!!!!』のMVを撮影。その後、フランスに向かって「JAPAN EXPO」へ4日間出演。帰国後すぐにイベントへ出演と、強行スケジュールで移動していました。
――現在、MVを公開中、『星ノ唄』の映像は海外で撮影をしています?
アクエリアス・イオリ ギリシャで撮影をしました。ギリシャ、良かったですよ。
――もしや、7月にフランスで行われた「JAPAN EXPO」へ出演した流れでギリシャへも足を運んだ?
アクエリアス・イオリ そうです。詳しく言うと、先にギリシャへ行って『星ノ唄』と『恋ショ!!!!!!』のMVを撮影。その後、フランスに向かって「JAPAN EXPO」へ4日間出演。帰国後すぐにイベントへ出演と、強行スケジュールで移動していました。
カシオペア・キアラ 海外へ出発する前日もライブをやっていたけどね(笑)。
――本当にハードスケジュールですよね。
アクエリアス・イオリ 『星ノ唄』の撮影のときは、ギリシャの空港に着いて、そのまま1時間ほど車に乗り、MVを撮影したアルゴス城跡へ移動。私たちが、一番最初にギリシャの地として足を運んだのが、そこでした(笑)。アルゴス城跡にはほとんど足を運ぶ人たちがいないらしく、私たちが撮影をしていたときも、2-3組の観光客を見た程度。そのぶん、撮影には集中できました。
――ゴツゴツとした岩肌も多い場所だけど、撮影中に"ギリシャ感"を覚えることはありました?
アクエリアス・イオリ ありましたよ。すごく高い場所だから、そこから見える町並みを見下ろしては「あっ、ここが憧れていたギリシャなんだ」と感じていました。余談ですが、ホテルに着いて、汗を流すためにお風呂に入ったんですけど。髪の毛を乾かそうとヘアドライヤーを使ったときにも電圧の違いを感じ、「ここはギリシャだ」と感じていました(笑)。
――空港から直行でMV撮影って、すでにハードじゃないですか。しかも飛行機の移動だってだいぶ時間を要しますよね。
アクエリアス・イオリ 12時間くらい飛行機に乗っていたのかな?!しかも着いた頃には時差の変化もあるから、そこに身体を鳴らすのも大変。それ以前に飛行時間が長すぎて、寝て起きても移動中、また寝て起きても移動中(笑)。ずっと椅子に座ったままだからお尻も痛くなるし、大変(笑)。メンバーによっては快適に過ごすグッズを持ち込むなど、異動中もそれぞれでした。ツカサちゃんは快適に過ごしてたよね。
ペルセウス・ツカサ 荷物になるからやめておこうかなと直前まで思案していたけど、首に巻く枕を持っていったのは正解でした。他にも、移動中にメディキュットをしていたり。本当なら、飛行機の中で睡眠を取っておきたかったけど、修学旅行気分のようにテンションが上がってて、なかなか快眠まではいきませんでした。
アクエリアス・イオリ メンバー、みんなそう。でも、キアラちゃんはずっと寝てたよね。
カシオペア・キアラ 出発のための集合時間がとにかく早かったのと、長時間移動になるのをわかっていたから、前日はあえて寝ずにオールで過ごし、集合場所に「眠い、眠い」と言いながら到着。おかげで移動中の飛行機の中では爆睡していました。
みんなの前には、(落下防止用の??)岩があったんですけど。なぜか、わたしの前だけ岩が砕けていてめっちゃ怖い環境でした。
――『星ノ唄』のMVにまつわる撮影中のエピソード話なども、一人一人聞かせてください。
カシオペア・キアラ 前回MVを撮影した『PROUD of』はスタジオ撮影だったから、環境面での大変さはありませんでした。今回は、ゴツゴツした大きな石壁や岩場の多い世界遺産となった場所を舞台にしていたことで、足場が悪く、ダンスシーンの撮影は大変でした。しかも、陽が落ちる前までに撮影を終えなきゃいけないから、撮影のための移動を繰り返すことも多く、どこへ異動しても日陰がほとんどない。そこは、かなりの過酷さがありました。
アクエリアス・イオリ わたし、MVの撮影をギリシャですると聞き、いい感じで色落ちをする時期を撮影日にあわせ、事前に髪の毛を青色に染めました。だから、わたしの髪色もポイントとして見てほしいなと思っています。ただ、日本からの移動中もそうですし、ギリシャに着いても同じような髪色の人がいなく、目立つ人になっていたから、そこはちょっと恥ずかしかったんですけど(笑)。キアラちゃんも言ってたように、ギリシャの陽射しは想像していた以上に強かったです。ただ、ジメジメとした日本とは違い、カラッとしていたところは逆に良かったなと思いました。
アテナ・シオリ わたしはアルテミスの翼の初期メンバー。このグループはギリシャ神話を元に結成したグループという理由もあって、当時から「いつかはギリシャの地に足を運びたい」と話をしていました。その夢が今回叶ったから、ギリシャの地に降り立ったときは、それだけで感動したのを覚えています。正直、移動中のフライトは身体的につらかったけど、その疲れさえ一気に吹き飛びました。しかも、『星ノ唄』と『恋ショ!!!!!!』、2本もMVをギリシャで撮影できる。その嬉しさもずっとあれば、ギリシャは空気も景色も最高でした。
ペルセウス・ツカサ みんなも言ってたように、『星ノ唄』の撮影時は陽射しが強く、しっかりと目を開けているのが難しい環境。だからわたし、眩しそうな表情で映っているから、そこがちょっと恥ずかしいなという点。アルゴス城跡は岩場ということもあって、足場が不安定。そこで踊っていたから、靴が壊れてしまいました。わたしのダンスは靴が壊れた状態で踊っているので、それもわかったうえで観てもらえたら、また見え方が異なるのかなと思います。
カナコ・ケンタウロス わたしもアルテミスの翼の初期メンバーだから、「いつかギリシャの地へ」という夢が叶ったので嬉しかったです。わたし、映像の中、一人で旗を掲げて映っているシーンがあります。あの場面はドローンで空撮しました。あの撮影中、みんなや映像チームから離れた一人での撮影だったから、ちょっと恥ずかしさもありましたけど。でも、撮影中は眼下に広がる町並みをずっと眺めていました。あのシーンは、空撮だからこそいろんな角度から撮影してもらったので、そこも見どころです。
オリオン・ハヅキ これまでのMV撮影は屋内だったから、風を気にすることありませんでした。だけど今回は、屋外での撮影。時折吹く風の勢いが強いんですね。みんなで撮影をする場面や、他のメンバーの個人ショットのときは風の直撃を受けることはなかったのに、なぜかわたしのソロショットになると風が吹き出すんですね。その大変さがありながらも、風を浴びた環境だからこそのショットを撮れたなと思っています。中では、みんなで崖の上に立って眼下を見下ろすシーンを撮影しています。あのときは岩場のギリギリの場に立ち、その姿をドローンで空撮しています。あの場面、みんなの前には、(落下防止用の??)岩があったんですけど。なぜか、わたしの前だけ岩が砕けていて、めっちゃ怖い環境。その場所で「ずっと遠くを眺めてて」と指示を受けつつ、以外と長時間撮影をしていたから、わたし、内心びびってました。正直、景色は良かったですけど、めちゃめちゃ怖さを感じていました。
撮影の合間に、町中にいる猫ちゃんとじゃれあっていたのも楽しい想い出です。
――翌日は、『恋ショ!!!!!!』の撮影を町中で行いました。
オリオン・ハヅキ ギリシャの町並みって綺麗なんです。『恋ショ!!!!!!』では、みんなで衣装姿での撮影もありましたけど。一人一人のショットは、それぞれ異なる場所で、しかも私服姿で撮影をしました。
アクエリアス・イオリ それぞれが『恋ショ!!!!!!』の撮影を意識して持ってきた私服姿で撮影をしています。『恋ショ!!!!!!』用の衣装は、この日が初めて身につけての撮影にもなりました。
――衣装姿での撮影。みなさん、どんな目で見ていました?
アクエリアス・イオリ 「えっ、何をやってるの?」という表情で、みなさん遠くから写真を撮っていましたね。わたしたちは、ギリシャ生活も2日目ということで慣れてきたのか、とくに恥ずかしさを覚えることなく撮影をしていました。
――『恋ショ!!!!!!』の撮影エピソードも、聞かせてください。
オリオン・ハヅキ 個人ショットでの衣装は、撮影する場のイメージの想像を膨らませながら、それぞれが選びました。わたし、ギリシャの町並にカラフルなイメージを持っていたから、けっこう弾けた、「夏、イエーイ!!」という気分が似合う服を用意したところ、意外とシンプルな町並。でも、服に似合う場所で撮影をしていただけたのですごく良かったです。ただ、撮影場所にすっごいラブラブなカップルがいて。私たちは、自撮りでの撮影を終えたら移動するかなと思って少し待機していたんですけど。撮影を終えても動くどころか、ますますラブラブになっていくから、その姿を横目に撮影をしました。海外らしいオープンな姿を見れたのは、良い刺激になりました(笑)。
カナコ・ケンタウロス わたしの個人ショットは、白い壁にオレンジの屋根というギリシャらしい家の前で撮影をしています。わたしの用意した衣装が、それに寄せた感じだったから、とても満足のいく撮影になりました。余談話になりますが、ギリシャって猫があちこちにいるんですね。しかも、かわいいんです。撮影の合間に、町中にいる猫ちゃんとじゃれあうっていたのも楽しい想い出です。
ペルセウス・ツカサ 私服で撮影した場面にはそれぞれの個性が出ているから、『恋ショ!!!!!!』の中では嬉しい見どころになっています。わたし、ピンク系の服が好きという理由もあって、個人ショットは担当カラーを意識せず、大好きなピンクのワンピース姿で撮影をしました。わたしの撮影場所には、偶然にも濃いピンクのお花が咲いていたことから、ピンク好きとしてはすごく嬉しかったです。わたしも、待ち時間の間はずっと猫ちゃんと遊んでいたように、ギリシャの町にいた猫ちゃんたちにはだいぶ癒されました。
アテナ・シオリ じつはわたしも、ギリシャの町並ってカラフルなのかなと想像していたから、わたしはあえて逆にシンプルな服にしようと、真っ白いワンピースを用意しました。わたしが撮影したのが、真っ白い壁や家並みが続く坂道の場所。しかも撮影中は、いい感じで西日も射していました。その景色の中へ同化するような姿で撮影をしたことで、逆にきらびやかさが出て良かったなと思います。
『恋ショ!!!!!!』のMVは、『星ノ唄』のMVとは真逆の、みんなでわちゃわちゃしているシーンや、個々のカットでもはっちゃけた感じを見せるなど、今までのアルテミスの翼にはなかった雰囲気のMVになったから、いつもの凛々しいアルテミスの翼ではなく、ときどき見せるかわいいアルテミスの翼のことが好きな人には、とても喜んでもらえるMVに仕上がったなと思います。
アクエリアス・イオリ 『星ノ唄』の撮影を終えた私たちは、ホテルへ移動。3人ずつ、2つの部屋に分かれて宿泊をしました。わたし、海外のホテルにはドライヤーが常設されてないと聞いていたので、日本からドライヤーを持ってきました。
わたしは、髪の毛が短いから乾かす時間もけっこう短めでしたけど。同室のツカサちゃんは髪の毛が長いから、乾かすのに時間がかかるんですね。彼女はドライヤーを持ってこなかったから、わたしのを貸したんですけど。ハヅキちゃんが髪の毛を乾かしていたら、突然悲鳴が聴こえました。「えっ、どうしたの??」と思って見たら、変圧器を使っているにも関わらす、ドライヤーの中が真っ赤になっていて。髪の毛が焦げそうな状態。同じ経験を、別室のメンバーもしていたらしく、『恋ショ!!!!!!』のMVは、みんな自然光の中で髪の毛を乾かしながら撮影をしていました。そんな裏話も意識したうえで映像を見てもらえたら、より楽しめると思います。
ペルセウス・ツカサ あのときは、ドライヤーの中に火山が見えました(笑)。
アクエリアス・イオリ 『恋ショ!!!!!!』では、全体とソロでのカットを撮影。わたし、意外と根暗な性格。お仕事以外では、人前に出たくないんですね。『恋ショ!!!!!!』の撮影のときも、6人で横一列に並んでのときは、すっごい楽しんで撮影をしていましたけど。ソロシーンの撮影になったとたん、急にオドオドし始めていました。その様も含めて撮られているどころか、そういう表情も使われていたから、それもまた見どころになっているのかなと受け止めています。
カシオペア・キアラ わたしの個人ショットは、"おしゃカフェ通り"というか、テラス席があるお店のような場所で撮影をしています。その撮影中、現地の方々に「アイドル??」と聞かれるから、「そうでーす」と答えていました。現地の方との会話のシーンは使われていませんが(笑)。よく声をかけられていたのもいい想い出になりました。
――現地の方々は、みなさんのことをすぐにアイドルと気づいていたんですね。
カシオペア・キアラ ギリシャで暮らすアジア人が少ない理由や、たとえ私服での撮影でも、日本人で、かわいい私服姿で、しかも映像用のカメラが回っているとなれば、みなさんアイドルだとわかるらしく、よく話しかけられたのも印象的でした。
行く前はホームシックにならないかめっちゃ不安だったし、現地で寂しさのあまりパニックになったらどうしようと心配していたけど、ずっと楽しんでいました(笑)。
――ギリシャで『星ノ唄』と『恋ショ!!!!!!』のMVを撮影。翌日には、フランスへの移動となったわけですね。
カナコ・ケンタウロス 『恋ショ!!!!!!』の撮影を終えて、すぐに空港へ向かい、その日中にフランスへ移動しました。
カシオペア・キアラ 夜には、パリにいたもんね。
カナコ・ケンタウロス 夕方前には撮影を終え、急いで移動。4時間くらい飛行機に乗って、パリへ着いたのが夜。その日は、そのままホテルへ直行したんですけど。
アテナ・シオリ ギリシャでも朝早かったですけど。パリでも、連日、朝7時にはロビーへ集合と朝早くから動いていました。
カシオペア・キアラ フランスでも、ホテルと、JAPAN EXPOを開催している会場との往復の日々を過ごしていました。
アクエリアス・イオリ おかげで、朝晩ともにホテルのビュッフェでの食事。フランスでは、イオリ・シオリ・ツカサの3人が同室でしたけど。2人(シオリ・ツカサ)がフランスのパンの美味しさに感動し、かならず朝はパンと牛乳かオレンジジュースという日々を過ごしていました。
アテナ・シオリ パンは、本当に美味しかったです。
――ライブは、4日間毎日やったそうですね。
アクエリアス・イオリ 4日連続の中、1日1本だけの日があれば、2本やることもありました。ステージの規模も、比較的小さめなところから、1万人規模のステージ、あのYOSHIKIさんも上がっていたのと同じ場所にも立たせてもらうなど、いろんな規模の舞台に立ちました。
――当時の模様を撮影した映像を少し見ましたけど、お客さんめっちゃ沸いていましたね。
アクエリアス・イオリ 私たち、今年2月にもタイで海外ライブを行い、日本とは異なる熱狂ぶりを味わいましたけど。タイとはまた違う熱狂度がありました。ステージに上がった瞬間、場内から「オーッ!!」と沸き上がる声を全身に浴びたときは、もう衝撃的。フランスでのライブの熱狂度は凄かったです。
嬉しかったのが、連日JAPAN EXPOに来ている方も多いらしく、ライブの本数を重ねるごとに熱狂度が増していったこと。初日公演を行った後には、ファンとのミート&グリードもやりました。あのときもたくさんの方々が来てくれたし、ミート&グリードのときも、毎回のライブでも、みんなアルテミスの翼のポーズを真似てやってくれていたから、それも感慨深かったです。
アテナ・シオリ タイに続き、フランスでもいい手応えをつかめたので、今後も海外でのライブの機会を増やせたら嬉しいです。
アクエリアス・イオリ 海外でのライブも楽しいからね。だって、東京を離れるとすぐにホームシックになるツカサちゃんなのに、海外ではぜんぜんホームシックになっていなかったよね。
ペルセウス・ツカサ わたし実家暮らしで、すぐに家が恋しくなるんですけど。タイのときもそうだったし、今回のギリシャとフランスのときも、ずーっと楽しかったからぜんぜん大丈夫でした。
アクエリアス・イオリ 旅行ハイになっていたからね。
ペルセウス・ツカサ 自分でもビックリです(笑)。行く前は、ホームシックにならないかめっちゃ不安だったし、現地で寂しさのあまりパニックになったらどうしようと心配していたけど、ずっと楽しんでました(笑)。
アクエリアス・イオリ ライブ面で嬉しかったのが、海外の方々の間で『ジャンヌ・ダルク』という楽曲の支持が高かったことでした。日本だと、『ライラック宣言』のようなかわいい曲の支持も高いんですけど。フランスの方々は、アルテミスの翼らしいパワフルな楽曲を好む傾向が強く、初日の公演で『ジャンヌ・ダルク』を歌ったときも、イントロが流れた時点でワーッと盛り上がり、熱狂していたんですね。2日目のセットリストに『ジャンヌ・ダルク』は入れていなかったけど、その反応を見て、内容を変えて『ジャンヌ・ダルク』を歌ったら、やっぱし「うぉっ~~!!」と沸いていたから、そう変えて良かったなという想い出もありました。
アルテミスの翼の中で『恋ショ!!!!!!』のようなかわいい曲を見せられたのも、すごく嬉しいことでした。
――ここからは、最新アルバム『Road to Greece』に収録した全6曲の魅力を、一人1曲ずつ答えてもらおうと思います。それぞれ、自由に1曲選んで語ってください。
カシオペア・キアラ じゃあ、わたしからいきますね。わたしは『恋ショ!!!!!!』をお勧めします。この曲は、夏曲であり、タオル曲。アルテミスの翼の中、夏曲やタオル曲を歌うのが夢だったから、『恋ショ!!!!!!』が出来たときは本当に嬉しかったです。しかも『恋ショ!!!!!!』は、ともかわいい曲。アルテミスの翼は格好いい楽曲が中心ですけど、個人的にはかわいい曲も好きだから、『恋ショ!!!!!!』のようなかわいい曲を見せられたのも、すごく嬉しいことでした。
アテナ・シオリ 『A Beautiful World』も比較的かわいい寄りの、とてもエモい曲。歌詞もわかりやすければ、初見で聴いてもパッと入ってきやすいメロディーを持った楽曲です。ワンマン公演の最後にこの曲を歌ったら、みんな泣けてきちゃうんじゃないかというくらいすごくいい曲。とくに、歌詞に注目してほしいです。この曲では、キラキラかわいいアイドルしているアルテミスの翼を見れるから、ライブの中では、いつもとは異なる発見もあると思います。
――『恋ショ!!!!!!』や『A Beautiful World』のようなかわいい曲が増えていることについて、どのように感じています?
アテナ・シオリ わたしとしては嬉しいです。それに、ファンの方々もかわいい曲が好きらしく、ファン投票で人気曲のアンケートを撮ったときも『ライラック宣言』が大人気だったから、かわいい曲を歌うアルテミスの翼が好きな人たちには、『恋ショ!!!!!!』や『A Beautiful World』もかなり刺さると思います。
アクエリアス・イオリ わたしが推薦するのは、ミニアルバム用の新曲として収録をした『♣️♦️メタモ♥︎♠️』になります。デモ音源を聴いたときから、「これ、絶対に歌いたい」と思っていました。それくらい、すごくワクワクするロックナンバーです。わたし自身、洋ロックや邦ロック好き。バンドサウンド系の楽曲がとくに好きだからという理由もあります。(取材時点では)まだライブでのお披露目前だから、どんな反響が返ってくるのかが楽しみです。
ペルセウス・ツカサ わたしは、『SURVIVaL DaNCE』をあげます。この曲は、歌詞と振り付けがすごくリンクしている楽曲。敬礼ポーズのような振り付けもたくさん入っていれば、銃でバンッと撃つ仕種の振り付けもあるなど、その様も印象的です。みんな格好いい姿を見せているし、歌っていますけど。その中からも各自の個性が見えてくるから、それぞれの格好よさを感じてもらえる楽曲ですし、それぞれの個性を歌の中で味わえるのも聞きどころです。せひ、印象的な振りをみんなにも真似をしてもらい、ライブで一緒に同じ振りをしながら盛り上がりたいです。
カナコ・ケンタウロス わたしは、『CRY』について語ります。この曲も振りコピしやすいから、ライブでもすぐに真似してもらえれば、一緒に振りをしながら楽しみたいです。曲調も、『A Beautiful World』とはまた違ったエモさを持っています。歌詞も、そのときの心境次第で聴こえ方が変わるのも特徴的。力強く前向きな歌として響くこともあれば、ちょっとしんみりとした思いとして聴こえるなど、そのときの自分の気持ちに重ねながら聴いてもらえると嬉しいです。ライブでも、一体感を持った盛り上がりを作れる大事な曲になっています。
オリオン・ハヅキ 『星ノ唄』はミニアルバムの表題曲。今の6人のアルテミスの翼を一番象徴する楽曲が、『星ノ唄』になります。つい口ずさんでしまうメロディーも印象深く、サビ歌はとくに聴いてすぐ心に残りました。ファンの方々からも「『星ノ唄』が好き」という声を多く聞くように、とても人気の高い曲です。
アクエリアス・イオリ アルテミスの翼の人気曲のランキングを取ったとき、1位が『星ノ唄』で、2位が『ライラック宣言』だったからね。
オリオン・ハヅキ それくらい、ファンの方の支持の高い楽曲です。ダンスの面では細かい振りも多く、踊るときは大変ですけど。とても見せ場の多いダンスだから、そこにも注目してください。
今回は、初の円形ステージになります。これまでのワンマン公演とは異なるいろんな演出をしていけそうだから、そこを楽しみにしていてください。
――アルテミスの翼は、10月8日にClub eX で3周年公演を行うことが決定しました。
カナコ・ケンタウロス 今回は、初の円形ステージになります。演出面はこれから詰めていくんですけど。これまでのワンマン公演とは異なるいろんな演出を施していけそうだから、そこを楽しみにしていてください。周年公演で、こういう大きな場所でライブができるのも嬉しいですよね。
――円形ステージだから、メンバーは360度見られることになりますよね。
カナコ・ケンタウロス むしろ、そこを楽しみたいです。
――アルテミスの翼も、結成からもう丸3年経つんですね。
アテナ・シオリ あっと言う間という感覚もありますけど、とても濃い日々を送ってきたから「まだ3年なのか」という気持ちもあるなど、いろんな受け止め方をしています。今、この6人体制のアルテミスの翼になって、ようやくメンバーの意志をしっかりと固められている意識があるからこそ、3周年公演を一つの区切りに、今、持っているアルテミスの翼の魅力をすべて出し切るライブにしたうえで、さらにステップアップをしながら4年目へ踏み出したいです。ファンの方々もこの日は、周年公演ということでいつもとは異なる感情も持って観に来てくださると思います。その期待に答えられるように、私たちも念入りに準備をしていくから、当日を楽しみに待っていてください。
TEXT:長澤智典
■サブスク
・Road to Greece(New Type)」
・Road to Greece(Complete ver)
■アルテミスの翼1st mini Album「Road to Greece」
2023年9月5日(火) 発売
価格/品番:
Type-A [QARF-60196] ¥1,200- (税込)
Type-B [QARF-60197] ¥1,200- (税込)
Type-C [QARF-60198] ¥1,200- (税込)
収録曲:
1.星ノ唄
2.恋ショ!!!!!!
3.A Beautiful World
4.♣️♦️メタモ♥︎♠️
5.SURVIVaL DaNCE
6.CRY
■リリースイベント情報
9/2(土) 19:00ヴィレッジヴァンガード渋谷本店
9/4(月) 19:00エンタバアキバ
9/5(火) 19:00エンタバアキバ
9/8(金) 19:00エンタバアキバ
9/16(土)15:00ヨドバシ梅田
■生誕LIVE情報
「Kanako Birthday LIVE」
2023年9月3日(日)
新宿ALTA Key studio
12:30start
チケット
S¥5,000
カメラ¥5,000
A¥15,00
「稀亜羅姫生誕祭」
2023年9月9日(土)
神田明神文化交流会館 EDOCCO STUDIO
12:30start
チケット
S¥5,000
A¥15,00
■LIVE情報
2023年9月17日(日)
OPEN11:30 / START12:00
「アルテミスの翼 大阪単独公演 in 246 LIVEHOUSE GABU」
246 LIVEHOUSE GABU
チケット
最優先入場チケット ¥9,000
撮影可能チケット ¥5,000
一般 ¥1,000
※入場時別途1ドリンク代必須
チケット販売9/2(土)
22:00 最優先入場チケット※クレジットカード決済
22:15 最優先入場チケット※コンビニ決済
22:30 撮影可能チケット
23:00 Aチケット
2023年10月8日(日)
OPEN16:00 / START16:45
「アルテミスの翼 3rd Anniversary 360°」
Club eX
チケット
最優先入場チケット ¥20,000
撮影可能チケット ¥6,000
一般 ¥2,000
※入場時別途1ドリンク代必須
チケット販売9/8(金)
22:00 最優先入場チケット※クレジットカード決済
22:15 最優先入場チケット※コンビニ決済
22:30 撮影可能チケット
23:00 Aチケット
■イベント情報
9/2(土)15:00「DIVER」SHIBUYA DIVE
9/10(日)19:15「rock field ULTRA LIVE SEPTEMBER GIRLS」
9/12(火)16:50「TOKYO GIRLS GIRLS circuit!!」WOMB LIVE
■メディア情報
8/7(月)-9/4(月)毎週月曜22:30-23:00
「rock field monthly edition」
9/4(月)-9/25(月)毎週月曜24:00-24:30
「アルツバ放送局」
9/8(金)日本テレビ系列24:59
「バズリズム02」
■アルテミスの翼
【MV】アルテミスの翼 「星ノ唄」/ Wings of Artemis 「Song of StarS」
【MV】アルテミスの翼「恋ショ!!!!!!」/ Wings of Artemis「KoiSyo!!!!!!」
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