燃えこれ学園　NEWS

2023.09.02

燃えこれ学園　NEWS

燃えこれ学園が毎月、有観客で行なっている「ライブ配信」。8月は、15日(火)に新宿KeyStudioで行った「新体制&新曲発表」公演に絞って開催。7月末を持って當銘菜々が卒業。さらに候補生として青山明日香の加入があり、8月の公演では新曲の披露と同時に、新体制(クラス分け)の発表が行われた。

たとえメンバー編成が変わろうと、燃えこれ学園のスタイルは変わらないことを示すように、ライブはお馴染みの曲たちを並べる形でスタート。冒頭から彼女たちは、『BRAVE』『夢幻華』『again』と攻めた楽曲を並べ、けっして挑戦する意欲を無くさないと強い意志を示してきた。メンバーたちの歌声が力強さにあふれていれば、パフォーマンス面でも躍動したパワフルな姿を見せていた。中でも、『BRAVE』で見せたヘドバン姿は、とても迫力があった。そのうえで、「ここからふたたび燃えこれ学園は新たなスタートを切る」と宣言する意味も込め、新たな始まりへの思いを綴った『Re-START』を歌唱。この日から新体制が始まったことを、楽曲を通しても伝えてきた。

これまで歌の中心を担っていた當銘菜々が卒業したこともあり、今まで彼女が歌っていたパートを他のメンバーたちが担当。曲によっての歌割の変化も、広報委員(ファン)たちには新鮮な見どころになっていた。

最初のMCでは、新たな「クラス分け」を発表。それが、以下になる。

生徒会=熊野はる(先生)、佐々木千咲子(書記)、仲川つむぎ(放送局長)、三浦千鶴(生徒会長)

Class White= 山田みつき(委員長)、稲森のあ、青山あすか

Class Yellow=蒼音舞(委員長)、成田麻穂、高未悠加

次のブロックも、ライブでお馴染みの楽曲をラインナップ。先に曲名を伝えると、『Shiny Dream』『恋の魔法』『お誕生日おめでとう』『ミラクる☆妄想がーる』と、キラキラと輝きを放つ歌たちを立て続けに届けてくれた。新たなクラス分けを受けての披露という理由もあり、みんな、いつも以上に眩しい笑顔を見せて歌っていた。曲間の繋ぎでも、稲森のあが元気に曲振りをするなど、これまで以上にメンバー一人一人にスポットを当てた歌割や曲振りを見せていたところも、広報委員たちには新鮮な驚きを持って迎えられていた。『お誕生日おめでとう』で、成田麻穂と(當銘菜々ではなく)稲森のあが手を繫いでじゃれあう姿、高未悠加が声を上げて広報委員を煽る姿や、『ミラクる☆妄想がーる』で「走り出したら」と重要なパートを担当する様。山田みつきの歌の比重が増しているところなども、新鮮に映っていた。

　MCで候補生の青山明日香が登場。「毎日がドキドキしています」と、加入した今の気持ちを伝えていた。次は、新曲の披露へ。「今までの私たちと、これからの私たちの思いを込めた曲です」と語った熊野はるの言葉を受けて歌ったのが、『procyon』。メンバーらの歌から始まる、彼女たちの温かい声を味わえる楽曲だ。歌詞に強い意志を込めていることもあり、メンバーたちの声にも、歌うたびに強さが漲りだす。「君と描いてくこのストーリー」と歌う、歌詞の内容がとても気になる。そこに込めた思いを、彼女たち自身が自分の気持ちと重ね合わせているからだろう、温かい歌声なのに、そこへ強い意志を覚える。星を題材にした楽曲なのも、燃えこれ学園らしい。これからのライブでも多く披露していくだろうから、少しずつこの曲の魅力を紐解いていきたい。歌い終わり、「私たちは、今までの燃えこれ学園を力に変えて、これからの燃えこれ学園は、この曲と一緒に進んでいきたいと思います」と熊野はるが述べていた。

　どんな状況下へ置かれようと、変わることなく応援してくれる広報委員たちへ向けた感謝の思いを込めながら、最後に『すき！すき！好き！！』を歌唱。しかもこの曲には、候補生の青山明日香も参加。候補生として加入して間もないのに、早くもライブに出演。それだけ彼女が、未来の燃えこれ学園を支えてゆく力や可能性を秘めた逸材ということだ。今後も、曲を覚えるたびに参加する楽曲が増えてゆくのか…。そこは、これからの楽しみにしていたい。

　MCで、「本当なら、この日は『校歌』だけの参加で、9月から明日香はステージに上がってもらう予定でいたけど、『すき！すき！好き！！』をしっかり練習をしてきて、そのダンスを見たら一緒にやりたいと思ったし、みんなに見せたくて、急遽参加になった」と、熊野はるが語っていた。

最後は、お馴染み『校歌』を斉唱。次の定期公演は、9月5日(初台DROOS)。新体制として新たなスタートを切った燃えこれ学園のこれからに期待したい。