2025.01.02
囁揺的音楽集団AsMR インタビュー!!!!
1月5日(日)にKIWA TENNOZを舞台に、3rd ONEMAN GATE「THE GATE OF IMPULSE」と題したワンマン公演の扉(GATE)を開ける囁揺的音楽集団AsMR。彼女たちが、この日に向けての思いを語ってくれた。
2025年1月5日に行う3rd ONEMAN GATE「THE GATE OF IMPULSE」の日に、その全貌を、みなさまの前でお披露目します。
──2024年の囁揺的音楽集団AsMRは、イベント「異彩」を中心にしたライブへ活動の軸を置いていませんでした?
GINA 2024年は、あえてONEMAN GATE(ワンマン公演)という形を取らず、渋谷REXで毎月行われているイベント「異彩」への出演を軸に、そのうえで、懇意にしているバンドさんのイベントへの出演など、自分たちが刺激を得れる環境を中心にライブ活動を重ねてきました。
Milli 2023年12月にアルバム『MUSIC RECEPTOR』を手にして行ったのが、現状では最後のONEMAN GATEになります。そこから、アルバムに収録した曲たちをライブという場を通してしっかり育てあげようという思いから、2024年はライブ活動を精力的に続けてきました。
Ayaka ライブ活動と平行しながら、小説✕音楽✕ボドゲ「魔女のお茶会」に登場するリリー=フローレスイメージソング『艶麗戦歌』の提供を始め、水面下では新たな楽曲の制作を幾つも進めてきました。それらをライブで発表するのを控えていたのも、すべては2025年の動きに向けてのことなんです。
emyu: そう。2025年1月5日に行う3rd ONEMAN GATE「THE GATE OF IMPULSE」の日に、その全貌を、みなさまの前でお披露目します。
──ワンマン公演の話へ入る前に、それぞれ2024年の囁揺的音楽集団AsMRの活動を振り返っての思いから聞かせてください。
emyu: 一番の収穫が、"バンド感が増した"こと。結成してから3年。ライブ活動はコンスタントに行い続けてきたとはいえ、2024年ほど、ライブの中におけるお互いの結束力の高まりを感じあえた年はなかったと思います。それこそ、ライブ中のアイコンタクト一つを取っても、互いを信頼しているからこそのアイコンタクトをこれまで以上に取れていたから、それが演奏面での厚みというか、表現面でのパワー感に繋がっていったのは間違いないと思います。それを求めたかった2024年であり、それを自分たちでも実感出来ているのが、何よりも大きな収穫になりました。
GINA ほんと、そうだね。2024年は、囁揺的音楽集団AsMRとして表現してゆく世界観を、より広げた年になったとも感じています。先にお話の出た小説✕音楽✕ボドゲ「魔女のお茶会」リリー=フローレスイメージソング『艶麗戦歌』や、ドラマ『~if~警視庁捜査一課 剣木善治』の挿入歌として流れた、アルバムにも収録している『PARADOX』など、タイアップという形を通したことで、囁揺的音楽集団AsMRの楽曲の持つ魅力が、さらに何次元もの広がりや深みを持って耳にした人たちの胸に響けば、心を動かす力を持っていることも実感してきました。その経験を踏まえたうえで2024年は、水面下でNew impulse(新曲)をいくつも制作。その曲たちが、これまで以上に振り幅を持つ形として生まれ続けています。その中から1月5日のONEMAN GATEでは、一気に3曲お披露目します。結果的に2024年は、囁揺的音楽集団AsMRの持つ楽曲表現面での可能性を広げた年にもなりました。
Ayaka じつは、前回行ったONEMAN GATEでも、New impulseを3曲披露しました。それが壮大な世界観のある『ドラゴニア』、めちゃめちゃ明るいドラマの挿入歌にも起用になった『PARADOX』、とても深い海をイメージした『Abyssphere』でした。とくにこの3曲は、この1年間のライブ活動を通してじっくり育てあげれば、囁揺的音楽集団AsMRというバンド自体にも新たな印象を描き加えました。2025年1月5日のONEMAN GATEでも、新たに3つの新曲を披露しますけど。それらの曲たちも、同じようにライブを通してしっかりと育み、囁揺的音楽集団AsMRの表現の振り幅をより広げ、深めてゆく曲たちにしていきたい気持ちも私たちの中にはあります。
Milli 囁揺的音楽集団AsMRの持つ表現の幅が毎年広がっているよね。活動当初は、ダークファンタジアな世界観の中で表現枠を広げていく中、GATE(LIVE)になると「この曲では手拍子していいのかな?」「この曲はじっくり浸ったほうが良いのかな?」と、ノリ方に戸惑いを覚えるRECEPTOR(ファン)の方々もいらっしゃいました。そこへ色の明瞭な曲たちを加えたことから、2024年のGATEからは、RECEPTORたちのノリ方も明瞭になり、そういう輪郭のはっきりとした曲たちが増えたことで、わたしたちのパフォーマンスの幅も広がりました。そういう互いの相乗効果もあって、この1年間囁揺的音楽集団AsMRのGATEの楽しみ方もぐっと進化し、深化していったなと思います。先にも話が出ていましたけど、タイアップ曲を通して今の囁揺的音楽集団AsMRの振り幅を広げるだけではなく、曲の持つ輪郭を明確化した形にも繋がったなと感じています。
KIWA TENNOZは、グランドピアノが設置してある会場。しかも大きな窓があって、外の景観もライブを彩る一つの演出として使える場所になります。時間の経過と共に、囁揺的音楽集団AsMRの持つ世界観もいろいろ見せていきたいと思っています。
──2024年で培った成果を発揮していくのが、1月5日(日)にKIWA TENNOZで行う3rd ONEMAN GATE「THE GATE OF IMPULSE」になります。KIWA TENNOZは、ライブを通して囁揺的音楽集団AsMRの音楽を伝えてゆくのに相応しい場所だとも聞きました。
emyu: KIWA TENNOZは、グランドピアノが設置してある会場。囁揺的音楽集団AsMRは、ピアノとヴァイオリンというクラシック楽器と、ロックなサウンドを司るギターとベースとの融合によって生まれています。その強みを存分に生かせる会場が、KIWA TENNOZなんです。今回は、いつものスタンディングの形ではなく、着席スタイルにしています。もちろん、いつものように熱狂したい方は立ち上がって騒いでいただいても構いません。むしろ私たちは、どれだけRECEPTORのみんなを立ち上がらせるかを意識したパフォーマンスをしていくつもりです。もちろん、会場の雰囲気を生かした、耳に優しく響く曲たちも演奏をするから、じっくり座って聴いていただく楽しさも提供します。耳心地好い音楽と激しいロックな表情、相反する2つの面が共存しているのが囁揺的音楽集団AsMRのように、この日はRECEPTORの方々も、囁揺的音楽集団AsMRの持つ世界観をいろんな風に楽しんでください。
Milli この日のONEMAN GATEは、2024年に培った囁揺的音楽集団AsMRの力を集大成したライブになります。同時に、3つのNew impulseを一気に披露することで、囁揺的音楽集団AsMRとしての新しい挑戦や表現の振り幅も見せてゆく。つまり、2025年の囁揺的音楽集団AsMRの道筋を示唆する内容にもしていきます。
──この日に演奏になる新曲たちも気になります。
Ayaka すでにタイトルは公開になっていますけど、1月5日のONEMAN GATEでは『whisper』『カルデラの虎』『Maleficium』と、3つの新たな表情をお見せします。『whisper』は、囁揺的音楽集団AsMRの公式Xを通し、デモ音源から完成に至るまでの過程を、みなさんにもお伝えしてきた楽曲。その完成した姿を、ついにONEMAN GATEでお披露目します。『カルデラの虎』と『Maleficium』は、小説✕音楽✕ボドゲ「魔女のお茶会」に登場するキャラクターたちのイメージソング。2曲とも物語の世界観に沿った楽曲ですが、表情はまったく異なれば、この日披露する3曲ともすべて違う振り幅を持った曲たちになります。
GINA 今の囁揺的音楽集団AsMRは、本当に豊かな表情を持っています。だからこそ、この日のONEMAN GATEでは、全体を4つのブロックに分けて構成。それぞれのセクションごとに掲げたテーマに似合う曲たちを集めてお届けします。KIWA TENNOZは自然光が差し込む、通常のライブハウスとは異なる環境を備えた会場です。この日のGATEが16時から開く(開演する)のも、まだ日射しのある外の光も演出に取り入れた世界観の似合うセクションがあれば、夜の輝きも見える環境の中で生きる曲たちを集めたセクションもあるなど、時間の経過と共に、囁揺的音楽集団AsMRの持つ世界観もいろいろと見せていきたいと思ってのことなんです。
Milli グランドピアノを置いた場内の環境のみならず、自然の変化を生かした場外の環境の中、どう囁揺的音楽集団AsMR曲たちがそこへ溶け合うのかも、ぜひ楽しみにしていてください。そこは自然に左右されることなので、私たちも、どうなるのかを楽しみにしています。
emyu: しかもこの日は、3つの新曲を含め、今の囁揺的音楽集団AsMRの持ち曲をすべて披露しますから、かなり見応えのあるGATEになるのは間違いないです。
Ayaka Xを通して見せてきた新曲がどんな姿として完成したのかもそうだけど。それを聴いたRECEPTORたちの反応や反響も楽しみにしています。
囁揺的音楽集団AsMRは、「音楽に対して嘘はつきたくないバンド」。口では何とでも言えますけど、人が出す音にはけっして嘘はない。むしろ、すべてが露になりますからね。
──最後に、改めて3rd ONEMAN GATE「THE GATE OF IMPULSE」と、2025年へ向けての思いを聞かせてください。
Milli グランドピアノで囁揺的音楽集団AsMRの楽曲を披露するのは、今回が初めて。そこも、わたしにとっては大きな挑戦なります。ただ、間違いなくいつもとは異なる音の聴こえ方がするGATEになるからこそ、そこを楽しみにしていただきたいです。新しいカラーを詰め込んだ3つの楽曲を初披露することも新たな挑戦のGATEになりそうです。2025年は、その3曲のNew impulseを手に、さらに変化と深化の日々を重ねながら、RECEPTORのみなさんと共に楽しんでいけたらなと思っています。
Ayaka 今回披露する3つのNew impulseの作詞を、すべてわたしが手がけました。それぞれに明確なテーマを持って書いてあるからこそ、それぞれの物語に浸っていただきたいし、ライブを通して何度も曲たちに触れながら、一つ一つの物語の世界へ深く入り込んでほしいなと思っています。2025年も、新たに世に放たれる3つのNew impulseをライブという場を通して育てあげる年にしていきたいです。
GINA 囁揺的音楽集団AsMRの魅力は、活動時から示してきたダークファンタジーな世界観を含め、どの楽曲も、聴いてくださるRECEPTORさんの感情に…それこそ痛みや悲しさなど、そういう面に寄り添えてゆくところにあります。わたしは、そこが好きなんですね。2024年の活動を通して囁揺的音楽集団AsMRは、痛みや悲しさだけではなく、楽しいや夢のある世界など、いろんな感情に寄り添える曲たちを増やせば、それを1年かけて浸透させてきました。2025年もその張り幅を広げるのはもちろん、2025年のLIVE GATEの始まりが1月5日のONEMAN GATEになるからこそ、最初からエンジンを最大限に奮わせて楽しめるライブにしていこうと思います。
emyu: どのアーティストやバンドの方々も、そう。ワンマン公演というのは、前回のワンマン公演から、その日に至るまでの日々の中で一体何をしてきたのか、その姿がすべて示される場だとわたしは思っています。楽曲や演奏の完成度はもちろん、集客面も含め、その答え合わせのために、表現者の方々はワンマン公演を行っている面もあります。もちろん、長く続く音楽人生や活動の中、一つ一つのONEMAN GATEが、私たちにとっても一つのマイルストーンになれば、それを重ねることで、善し悪しを含め、その都度いろんな現実を否応なく示されます。そのたびに表現者は、その結果を受け止め成長を重ね続けていく。
囁揺的音楽集団AsMRは、「音楽に対して嘘はつきたくないバンド」なんですよ。口では何とでも言えますけど、人が出す音にはけっして嘘はない。むしろ、すべてが露にされる。1月5日のONEMAN GATEは、2023年12月から重ねてきた私たちの姿がすべて露になる日。その姿を、ぜひご覧になってください。同時にこの日は、囁揺的音楽集団AsMRのライブを見続けてきたRECEPTORたちにとっても、一緒に歩み続けてきた日々の答え合わせの場になります。RECEPTORのみなさんが、この1年間の中、囁揺的音楽集団AsMRをどんな風に見てきたのか、それがGATEの反応にも現れてくると思うからこそ、私たちはそこも楽しみにしています。もちろん、この日が囁揺的音楽集団AsMRのGATEに初めて触れるという方も大歓迎です。何しろこの日のGATEに触れれば、囁揺的音楽集団AsMRの歩みをすべて味わうことが出来ますから。ONEMAN GATEを通して味わうのこそ,とても濃くて最適の楽しみ方だからお勧めしておきます。ぜひ、その衝撃を味わいに来てください。
TEXT:長澤智典
1月5日(日) 3rd ONEMAN GATE「THE GATE OF IMPULSE」
開場15:30 / 開演16:00
※開場時間に整理番号順にご入場頂き会場内は自由席となります
[会場]
[出演]
囁揺的音楽集団AsMR
[チケット]
整理番号順入場 自由席 ¥5,000(税込)
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